初夏は一気に気温も上昇して、様々な草花が開花しながら、季節が夏へと向かっていきます。秋から長く楽しんだパンジーやビオラなどの一年草も開花を終え、植え替えのシーズンを迎える5月。その先には長く厳しい夏が待っています。夏のガーデンのお手入れというと、暑さの中でうまく育てられるか、お手入れができるか心配されることも多いですが、植物を選べば、秋まで長く花を楽しむことができます。

シーズンを長く花を楽しむには暑さに強い品種を選ぶこと。そして、夏の暑さでも花を休めずに、次々咲いてくれる品種であることが大切です。スペースやシーン別に、4回のシリーズでおすすめの植物をご紹介します。

花も葉も美しく長くたのしめる スーパートレニア カタリーナ ブルーリバー

地面を覆うように広がるスーパートレニア・カタリーナ・ブルーリバーは、花壇手前はもちろん、ゆるやかな傾斜地では土留めも兼ねて、立ち上がった花壇では、枝垂れる姿も楽しむことができます。よく枝分かれする上、花を節々に咲かせるので枝咲だけでなく株一面に花をきれいに咲かせてくれます。ほっそりとしてクリアなブルーは涼感を感じさせて夏の庭にもぴったりです。

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天野麻里絵
愛知県豊田市にある、ガーデニングミュージアム花遊庭のガーデナーの天野麻里絵です。季節に合わせておすすめの植物紹介をさせていただきます。

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