ジャメスブリテニアとは

ジャメスブリテニアとは、南アフリカ原産のゴマノハグサ科ジャメスブリテニア属の非耐寒性多年草です。多湿を苦手とするので日本での夏越しが難しいとされていたのですが、その点が改良されたジャメスブリテニアとして、サンブリテニアが有名です。ステラ(バコバ)に似た小さな花をたくさん咲かせ、鉢植えや寄せ植えに人気のお花です。

ジャメスブリテニア サファリとは

ジャミスブリテニアサファリ

枝折れしやすく水やりには特に注意が必要なガーデニング上級者向けの植物として有名なジャメスブリテニアですが、ジャメスブリテニア サファリは見た目の美しさを保ちつつもパフォーマンスも優れた革新的な植物です。水はけのよい土に植えることを気をつければ、一般的な花苗と同じ育て方で大丈夫です。ガーデニング初心者の方にも、気負いなく育てられるジャメスブリテニアです。

ここでは、そんなジャメスブリテニア サファリを上手に育てる育て方をご紹介します。

栽培カレンダー

サンブリテニア栽培カレンダー

※関東地方以西低地基準になります。地域やその年の気候、生育状態により、開花期やお手入れの適期などは変わります。栽培カレンダーは目安としてください。

ジャメスブリテニアの育て方

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準備するもの
ガーデニングあると便利な道具
ガーデニングあると便利な道具
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ジャメスブリテニアの管理方法

植えつけ

植えつけ時に元肥を十分に施し、害虫防除のために殺虫剤を撒いておきましょう。買ってきた花苗(9~10.5㎝ポット苗)は初めはふた回り大きな15㎝~20㎝位の鉢に植えつけ、根が張ってきたら30㎝前後の鉢に植え替えましょう。

根が張ってくると、地上部が大きくなり、鉢底穴から根が見えたり水が乾きやすくなる症状がみられます。

日当たり・置き場所

午前中に日光がよくあたり午後は木陰のような日陰になる場所でも育ちますが、花付きが悪くなったり花サイズが小さくなることがあるので、なるべく日光がよくあたる場所で育ててください。

また、蒸れに弱いため、梅雨時期には雨が当たらない場所に移動させてください。 べと病にかかりやすいので、風通しのよい場所で乾かし気味に育てるようにしてください。

水のあげ方

鉢の土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をあげてください。ジャメスブリテニアは、過湿を苦手とするので乾かし気味に育ててください。

肥料のやり方

植えつけ時に元肥を十分に施した後、開花期は、液肥(1,000~2,000倍)を1〜2週間に1~2回程度あげてください。
生育旺盛ではありますが、肥料は一般的な花苗と同じ程度の量で充分です。

病害虫の予防と対策

植えつけ時に害虫防除のために殺虫剤を撒き、発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。

病気

薄い黄色の斑点が下葉から出てきたら、べと病の可能性があります。症状が出た葉は、乾燥が続くとパリパリに乾くのですが雨が続くとベトベトになります。風通しのよい場所で乾かし気味に育てるようにしてください。

害虫

葉っぱが食われていたり、黒や緑色の粒状の糞が落ちていたら、アオムシがいる可能性があります。見つけたらすぐに捕殺するのが一番の対策ですが、小さな幼虫が残っている可能性もあるので、植物に園芸用殺虫剤をかけておきましょう。

切り戻し

たくさん分枝するので、梅雨入り前に切り戻してください。切り戻す際には、株の1/3程度の大きさに切り戻ししましょう。また、横に咲き拡がるので、株が乱れてきたら伸びた枝を切り取り形を整えてください。

切り戻した後は、1,000倍に希釈した液体肥料をたっぷりあげましょう。

夏越し

ジャメスブリテニア サファリの耐暑性レベルは、★★★★☆です。暑さには十分強いのですが、切り戻しをした方がきれいに夏越しできます。夏前に切り戻しをして、蒸れを防いで夏を迎えましょう。木陰や明るい日陰の風通しの良い場所に移動して、乾かし気味に育て夏越し対策をしましょう。

冬越し

最低温度は3℃と耐寒性はさほどなく、冬の寒さに負けてしまうこともあるので、冬越しに挑戦する場合は入念に冬支度をしてください

冬は、鉢の土が乾いてから2~3日経ってから水やりをする程度の頻度で大丈夫です。

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水はけのよい土で育ててください

管理情報

開花期:春~晩秋

耐性

耐性:非耐寒性多年草

最低温度:約3℃

置き場所:日なた、半日陰

水やり

水やり:すくなめ

肥料

肥料:ふつう

花壇

主な用途:プランター/鉢植え、花壇、ハンギング

草丈

草丈:15~30cm

株幅

草幅:30~60cm

耐暑性アイコン

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