鉢植えや花壇で花を育てるなら、できるだけ長い間ずっと咲き続けるお花が嬉しいですよね。花が少なくなる夏にも休まず咲き続け、夏が終わってからもできるだけ長く咲く…そのうえボリュームたっぷりで手間がかからなければ言うことなし!そんな理想的なお花をお探しの方は必見です!

ここでは、特に夏の暑さに強い、春や夏に植えて晩秋まで長く咲く花・育てやすい花をご紹介します。長くボリュームたっぷりに咲く分、皆さんの笑顔も長く咲くこと間違いなし!ぜひガーデニングの花選びの参考にしてみてください。

春や夏に植えて晩秋まで長く楽しむためのポイントは、品種の選び方

もし園芸の知識がそれほど豊富でなくても、育てやすいように品種改良された品種を選べば、ガーデニング初心者の方でもベテランガーデナーのような鉢植えや花壇を楽しむことができるようになります。逆に言えば、素敵なガーデナーの方ほど、そのような育てやすく長く咲く品種を上手く選んで使っているんですよ。

ボリュームたっぷりに長く咲く花の魅力

長く咲き続ける花を選ぶと嬉しいのが、花壇がずっとお花で彩られていることです。開花期が短いお花だと、どうしても何度も植え替えが必要になったり、花がない時期があったりします。ずっと咲く花を選べば、「春~晩秋」と「秋~春」の年2回の植え替えで、ずっとお花が咲き続ける花壇を作ることができます。

ボリュームたっぷりに長く咲く花 おすすめ10選

ユーフォルビア

ユーフォルビア ダイアモンドフロスト
分類:トウダイグサ科ニシキソウ属 学名:Chamaesyce hybrid

ユーフォルビアの中でも小さな白い花がふわふわとカスミソウのように咲くユーフォルビア ダイアモンドフロストは、ナチュラルガーデンにぜひ使いたい品種。寄せ植えにも地植えにもおすすめで、どんな花にも良く馴染み、他の花を引き立たせてくれます。
繊細な雰囲気とはうらはらに、性質は強健。夏の暑さや乾燥にも強く、一度植えると春から晩秋、なんと霜が降りるまで花を楽しめる優秀品種なのです。夏の暑い時期は花が少なくなる植物が多い中でも途切れなく咲き、そのうえ摘芯や花がら摘みなどの手間もほとんどかかりません。
日光が大好きなので、日当たりの良い場所で、乾かし気味に育てるのがポイント。
大人っぽい色合いの銅葉と合わせてもよし、元気いっぱいのビタミンカラーと合わせてもよし。もちろん、パステルカラーとも相性抜群。さまざまな花と合わせてみてくださいね。

ペチュニア

スーパーチュニア ビスタ
分類:ナス科ペチュニア属 学名:Petunia hybrid

春から秋の花壇や寄せ植えに大活躍してくれるのがペチュニア。でも、夏の暑さや蒸れで傷んでしまい花数も増えない…という経験を持つ方も多いのでは?
ペチュニアには数多くの品種がありますが、おすすめなのがスーパーチュニア®ビスタ。暑さや蒸れにも強いため真夏の直射日光の下でもすくすくと育ち、春~秋まで開花します。(栽培環境によりますが、日本のほとんどの地域で晩秋まで開花します。)
そのうえ生育旺盛で、摘芯をしなくても勝手に次々と分枝するためボリュームたっぷりに育ってくれるというありがたい品種。とにかくよく育つので、肥料不足に注意します。500倍に薄めた液体肥料を週1回、置き肥として緩効性肥料を月1回施しましょう。花がこぼれるように咲くハンギングバスケットや鉢植え、花壇を楽しむことができます。

カリブラコア

分類:ナス科カリブラコア属 学名:Calibrachoa hybrid
スーパーベル

ペチュニアと並んで人気のあるカリブラコア。その中でもスーパーベルは、日本の高温多湿の夏にも負けず、病気にも強い品種。生育旺盛で大きな株に育つので、ハンギングバスケットやエントランスに飾る豪華な鉢植えとしておすすめです。
レモンイエローやラベンダーカラー、ピンク、深紅などの単色のほか、花びらにイエローや白が入ったバイカラー、大人っぽい雰囲気のパープルやカプチーノのような色合いなど花色も豊富。花色と鉢をコーディネートして楽しみましょう。

サルビア

スーパーサルビア ロックンロール
分類:シソ科サルビア属 学名:Salvia hybrid

夏の暑さにも負けず元気に育つサルビア。かつては夏の花壇を彩る赤い花が一般的でしたが、最近はブルーや紫など涼しげな花色の品種が多く出ています。
そんなサルビアの中でも、お手入れが簡単なのに次々と脇芽が育ってたくさんの花が咲き、ボリュームたっぷりの姿に育つのがスーパーサルビアです。ロックンロールという品種は、大人っぽい紫色が落ち着いた雰囲気。葉も美しく、花が咲くまではグリーンとしても活躍してくれます。霜が降りる初冬頃まで咲くので、一度植えると長い期間植え替えなしで楽しめるのも魅力です。
太陽の光が大好きなので、夏でも日当たりの良い場所で育てましょう。草丈が70~100cmほどに育つので、花壇では後方に植えつけ、手前に草丈の低い植物を組み合わせるとよいでしょう。

トレニア

スーパートレニア カタリーナ
分類:アゼトウガラシ科ツルウリクサ属 学名:Torenia hybrid

スーパートレニア カタリーナは、暑さや雨に強く、ガーデニング初心者にもたいへん育てやすい植物です。一般的なトレニアと比べ夏の直射日光にも強く、太陽の光を浴びてぐんぐん育ち、春から晩秋まで株を覆うように花が咲き続けます。
スーパートレニア カタリーナは、日本の暑い夏を爽やかに演出する澄んだ色で「ブルーリバー」「ピンクリバー」「アイスリバー」の3品種を展開しています。その名の通り、リバー(川)のようにしだれる草姿が美しくハンギングや寄せ植えにもおすすめです。

バーベナ

スーパーベナ
分類:クマツヅラ科クマツヅラ属 学名:Verbena hybrid

小さな花が集まって咲く手まりのような花姿のバーベナ。花の形が桜の花に似ていることから美女桜(びじょざくら)とも呼ばれます。もともと亜熱帯原産のバーベナは、丈夫で夏でも育てやすい植物です。
スーパーベナは、一つ一つの花や花房が大きくて、ナチュラルながら華やかな雰囲気が魅力。暑さや病気にも強く、春に植えて晩秋まで楽しめます。生育が旺盛で、葉がこんもり茂った中から花がこぼれるように咲く姿は、ハンギングや鉢植えにもぴったり。ラベンダーカラーやブルー、ホワイト、ピンク系などさまざまな色が揃っているので、寄せ植えや花壇にも使いやすいですね。

ゼラニウム

スーパーゼラニウム チャンピオン
分類:フウロソウ科テンジクアオイ属 学名:Pelargonium hybrid

ゼラニウムは欧米ではもっとも人気のある花壇苗の1つです。以前は日本では梅雨や夏の夜温が影響し鑑賞期間が限られるため、流通量が限定的でしたが、最近は品種交雑により日本の夏にも耐えれる品種が誕生し始めました。その中でも日本の気候に適するように改良されたのが、スーパーゼラニウム チャンピオンです。早春から晩秋まで、真夏も休むことなくフリルのボリュームある花が、ずっと咲き続けます。

ベゴニア

ベゴニア ダブレット
分類:シュウカイドウ科シュウカイドウ属 学名:Begonia semperflorens

夏の花壇を彩るベゴニア。多くの品種がありますが、ベゴニア ダブレットはバラのような八重の花が美しい品種です。もちろん夏の暑さにも強く、春~晩秋まで楽しめます。
小さめにこんもりと育ち、寄せ植えや小さな鉢に使いやすいのは銅葉のベゴニア ダブレット。光沢のある葉はカラーリーフとしてもおすすめです。
大鉢や地植えで楽しみたければ、光沢ある緑の葉と八重の花が美しいベゴニア ダブレット グランデを。生育旺盛で見ごたえ十分の株に育ちます。

タゲテス(レモンマリーゴールド)

タゲテス ゴールドメダル
分類:キク科タゲテス属 学名:Tagetes lemmonii

長い期間花を楽しめるのが魅力のタゲテス(レモンマリーゴールド)。一般の品種は秋~早春にかけて花が咲きますが、タゲテス ゴールドメダルは暑さにも寒さにも強く、繰り返し咲きながら、なんと一年中花が咲く嬉しい品種です。葉はさわやかなシトラスミントの香り。温かみのあるイエローカラーが庭を明るく彩ります。50~80cmほどの草丈にまとまるので、花壇に植えれば野原のような雰囲気を楽しめます。

カレンデュラ

カレンデュラ パワーデイジー
分類:キク科センダングサ属 学名:Calendula hybrid

一年中お花が咲けばいいのに…そんな夢を叶えるのがハイブリッドカレンデュラのカレンデュラ パワーデイジーです。耐寒性と耐暑性ともに優れており、春夏秋冬途切れることなく一年中咲き続けるお花です。カレンデュラの大敵でもあるうどんこ病に強く、1株になんと100輪以上の花を同時に咲かせます。
カレンデュラ パワーデイジーはその育てやすさに優れた性質で、2016年にRHSチェルシーフラワーショーでの専門家による審査で「将来に渡り大きな影響をあげる品種」として評価された世界に認められた多年草です。

ボリュームたっぷり長く咲く花を育てるコツ

肥料のやり方

肥料やり 花の咲かせ方のポイント

植物が育つのに必要なのは、水と光と空気、そして栄養分。ボリュームが出るということは、よく育つということ。成長期の子どもと同じで、栄養がたくさん必要ということになります。そのため、PWブランドの花のように、よく枝分かれして次々と花を咲かせる植物には、肥料を多めにあげるのがポイントです。液体肥料は水やりの代わりではなく、水やりのあとにあげてください。薄めて使うタイプは、決められた分量を量って使いましょう。濃いよりは少し薄めの方が安全です。開花する春から晩秋まで、週に1回は肥料切れしないように定期的にあげてください。

株が弱っている時は、肥料やりを控えてください

水枯れや暑さで植物が弱っている時、植えつけ直後など環境が大きく変化した際には肥料はあげずに、まずは回復するのを待ちましょう。

水のやり方

水やりで大切なのは、「鉢の土の表面が乾いたら」「株の根元の土に」「鉢底から水が流れ出るまでたっぷりとあげる」の3つになります。これを守れば、水やりの失敗はほとんどありません。できれば朝のうちに水やりをするようにしましょう。

鉢の土の表面が乾いたら水やりをしましょう

毎日定期的にたっぷり水をやっていた結果、過湿による根腐れで植物の成長が悪くなることもあります。お天気の悪い日や土の表面がまだ湿っている時は、水やりをしなくても大丈夫です。

株の根元の土に水やりをしましょう

水やりはお花にあげるのではなく、土にあげるようにしてください。鉢いっぱいにお花が咲いている場合は、お花を手で少し支えて鉢のウォータースペース(鉢の上から2~3cmの土が入っていない水をためるためのスペース)に水を溜めるようにしてください。

1回の水やりはたっぷりと

鉢の場合は、鉢の底から水が流れ出るまで水やりをしましょう。あげる水の量が少ないと、土の中に十分水が染み込まず、肝心の根全体まで水が届きません。また、たっぷり水をあげることで土の中の水分や空気が新鮮なものに入れ替わり、栄養分の吸収も良くなります。

日当たり・育てる場所

植物の好む環境に合った場所で育てましょう。日当たりが好きな植物は、よく日の当たる場所で育てることで花付きも良くなります。ここでご紹介したお花たちはみんな、太陽の光をエネルギーにしてぐんぐん育ちます。1日中日光があたる日なたで育ててください。

切り戻し

春から秋まで長く咲くお花は、梅雨入り前に切り戻しをしてください。元気な葉がたくさん残るようにして、株の1/2~1/3程度まで大きく切り戻します。梅雨入り前に切り戻しをすることで、高温多湿の夏に蒸れるのを防ぎ、風通しよく清潔な状態の株を保つことができるようになります。台風が近づいて来たら、暴風で株の形が乱れる前にコンパクトに切り戻すこともおすすめです。

また、秋まで長く咲くお花は、夏が終わった8月頃にもう一度切り戻しをすると、またぐんぐん成長して秋にたくさんの花を咲かせてくれます。

一年中花が咲く花壇を作ろう

長く咲くお花でなら、年に2回の植え替えだけで一年中花が途切れない花壇を作ることだって可能になります。長く咲く花を組み合わせて、素敵な花壇を作ってみてください。

まとめ

育てやすいように品種改良された品種は、数々のフラワー賞で育てやすさを立証されたかどうか、基準高いテストをクリアしたブランド苗かどうかで判断ができます。例えば、PROVEN WINNERS(PW)ブランドの花苗は、簡単に美しい植物を育てることができるように徹底的にこだわり、長い時間と手間をかけて品種改良されたものになります。病気や害虫に強く日本の気候に合うよう選び抜かれた品種ばかりなので、ガーデニング初心者の方でも育てやすく失敗少なくガーデニングを楽しむことができます。

花苗は植えつけに最適な時期に合わせて販売されます。そのため販売時期が限られる花苗が多いので、育てたい花があれば販売時期をチェックしておきましょう。PWブランドの花苗には、他にも育てやすい品種が多く揃っています。ぜひお気に入り花を見つけて、ガーデニングを楽しんでくださいね。