PW30周年

2022年で30周年になるPROVEN WINNERS(略してPW)。PWは、寄せ植えや花壇に欠かせない誰にも育てやすい、育てる喜びを味わえるたくさんの品種を世に送り出してきました。ここでは、PWの歴史を感じられる名品種を、その歩みとともにご紹介します。

PWとは

PWは、1992年に日本のハクサンを含む世界の園芸種苗会社7社で発足した植物の国際ブランドです。現在では、アメリカ・カナダ・日本・ドイツ・イギリス・スペイン・イタリア・デンマーク・ポーランド・オーストラリア・南アフリカ・韓国から20社の企業が参加し、世界中の才能あふれる育種家と共に感動的な植物を開発しています。

そんなPWも2022年で発足30周年。その間、厳選に厳選を重ねたさまざまな品種を世に送り出してきました。

現在取り扱っている品種は、花苗やシュラブ(低木)、ペレニアル(宿根草・多年草)、多肉植物を合わせて250種以上。世界的にも有名なRHSチェルシーフラワーショーをはじめ、さまざまな品評会で受賞している品種も多く、驚きのパフォーマンスを誇る植物が揃っています。最も大切にしていることは、「育つよろこび」を一人でも多くの方に届けることです。PWは、今後も品質高い植物たちを通じて、笑顔あふれる豊かなガーデニングライフを提供していきます。

PWのお花の魅力

PWのお花たちはどれも、誰にでも簡単に育てられ、可愛い花がすくすく育つ姿を楽しめ、植栽のプロも感動するほどたくさんの花が長く咲くのが特徴です。すぐに枯れてしまったり花が終わってしまったりという失敗も少ないため、ガーデニング初心者の方でも「育つよろこび」を実感しやすいことがPWの厳選された品種たちの最大の魅力です。

PW30周年記念動画

PW30周年記念動画では、PW設立から30年の歴史や、PWを代表するシリーズをユーザーの皆様からご提供いただいた画像と共にご紹介します。

歴代のPWのお花たち

1992年~1999年

PWは1992年、アメリカやヨーロッパ、日本など世界の園芸種苗会社7社(アメリカ4社、ドイツ1社、オーストラリア1社、日本1社(株式会社ハクサン))で設立しました。

PWのコンセプトは「世界中の育種家が生み出す植物を様々な環境でテストし、優れた品種を世の中にお届けすること」です。設立当時PWはとても小さなグループで、たった4品種(1993年春)からのスタートでした。しかし、1992年に掲げたこのPWのコンセプトは、これまでの種苗業界の常識を覆すインパクトを持つもので、今も変わらず引き継がれています。

アメリカで成功したPW

その後、1999年まではアメリカのみで販売をしていました。その間に革新的な品種とマーケティング戦略を打ち出し、PWは植栽のプロだけでなく一般的なガーデナーにとっても価値のある植物ブランドとして確立しました。

日本においても、1990年に開催された大阪「国際花と緑の博覧会」以降ガーデニングに注目が集まり始め、1997年には「ガーデニング」という言葉が、流行語大賞のトップ10にノミネートされるようになりました。

2000年

PW初代カタログ
2001年発行のカタログ

日本やヨーロッパでもPW品種の販売が開始します。初めて日本で登場したシリーズは、スーパーチュニアです。暑さや雨にとりわけ強いペチュニアとして今も進化を続ける定番シリーズです。

2002年

1990年代にイングリッシュガーデンなどのブームが起こり欧州から多くの品種が紹介されましたが、必ずしも日本の気候に合うとは限らない品種も多くありました。この年をピークとして1990年から上昇傾向にあった花苗業界の出荷量は、すこしずつ減少を始めます。

一方、PWは日本の気候でもよく育つ品種の開発を続々と進めてきました。この年、現在もトップクラスの人気を誇るスーパーベルや、完全八重の花が咲くことで話題となったベゴニア ダブレットの販売を開始しました。

ベゴニア ダブレット

開花期:春~晩秋
分類:シュウカイドウ科シュウカイドウ属
学名:Begonia semperflorens

夏の花壇を彩るベゴニア。ベゴニアには多くの品種がありますが、四季咲き性のものをベゴニア・センパフローレンスと呼びます。大変丈夫な植物で、葉は肉厚で艶があり、ハートの花弁が可愛らしく世界中で愛されています。ベゴニア ダブレットは、バラのような八重の花でつやのある銅葉と花色のコントラストが美しいベゴニア・センパフローレンスです。夏の暑さはもちろん、雨や病気にも強く、春から晩秋まで長くお花を楽しめます。

2003年

今ではPWを代表するお花の1つとなったスーパーベナが誕生したのが、2003年です。

スーパーベナ

開花期:春~晩秋
分類:クマツヅラ科クマツヅラ属
学名:Verbena hybrid

一般のバーベナは雨や暑さに弱いのですが、スーパーベナは梅雨や夏の暑さにも負けずに花を咲かせる品種です。長く伸びた枝の先に花が咲くバーベナが多い中で、トップにもボリュームある花姿を楽しめ、晩秋まで花が楽しめます。

2004年

PWからメカルドニアを発売し、それまでになかった新ジャンルの園芸種として注目を集めました。

メカルドニア

開花期:春~秋
分類:オオバコ科メカルドニア属
学名:Mecardonia hybrid

繊細な印象の黄色い小花が咲き続けるメカルドニア ゴールドダスト。見た目の可愛らしい印象とは異なり、耐暑性に大変優れているので夏も休まずに花が咲き続けます。地面を這うように広がるのでグランドカバーに最適。丈夫なため半日陰でも花が咲きますが、日当たりの良い場所で育てると花つきがいいです。

2005年

今や世界中で愛される夏の寄せ植えの定番となったユーフォルビアですが、当時は「雑草なんか売れない!」と辛口の意見も多くありました。新しいコンセプトの植物が受け入れられるようになるまでには、多くの時間を有しました。「お客様をハッピーにする品種」を追求し品種力を信じた結果、時間をかけて徐々に支持を得られるようになってきました。

ユーフォルビア

開花期:春~晩秋
分類:トウダイグサ科ニシキソウ属
学名:Chamaesyce hybrid

小さな白い花が株いっぱいにふわふわと咲く姿が清楚な印象のユーフォルビアは、ナチュラルガーデンやホワイトガーデン、寄せ植え、グランドカバーなど、さまざまな使い方ができる名脇役です。カスミソウのような繊細な見た目ですが性質は非常に強健。暑さや乾燥にも強く、春から晩秋まで花が咲きあふれます。

2006年

2006年にPW JAPANを運営する株式会社ハクサンの社員が、新しいパターンの交配で開発したのが、強健なトレニア スーパートレニア カタリーナです。

スーパートレニア カタリーナ

開花期:春~晩秋
分類:アゼトウガラシ科ツルウリクサ属
学名:Torenia hybrid

トレニアの大敵であるうどんこ病や立ち枯れ病に強く、強健な性質を持つPWのスーパートレニア カタリーナ ブルーリバー。澄んだ青い花が印象的なブルーリバーは3色あるスーパートレニアの中でも一番人気のお花です。
暑さや雨に強いハイブリッドトレニアで春から晩秋まで途切れることなく花が咲き、さらにお手入れの手間がかからないのも嬉しいポイント。花が少なくなる真夏にも次々と花が咲いて夏の庭を鮮やかに彩ってくれます。ハンギングや鉢植え、グランドカバーなどさまざまな場面で楽しむことができ、ガーデニング初心者さんにもおすすめです。

2007年

2007年、夏の暑さの目安となる「夏日」「真夏日」に続いて「猛暑日」という言葉が生まれました。日本においても、1日の最高温度が35℃を超える日が目立つようになり、夏の花にはより耐暑性を求められるようになってきました。

スーパーチュニア ビスタ

開花期:春~秋
分類:ナス科ペチュニア属
学名:Petunia hybrid

今やペチュニアの世界ブランドともいえる、耐暑性と強健さを兼ね備えた最強ペチュニアがPWのスーパーチュニア。スーパーチュニアは、雨に弱いというペチュニアの弱点を克服した花弁が厚いペチュニアで、日本の梅雨や真夏の暑さにも耐えられるように品種改良されています。強健な性質で生育が早いため、たとえ雨で傷んでもすぐに回復してお手入れも簡単。切り戻しにも強く、早春から晩秋まで何度でも満開の姿を楽しめる、まさに夢のようなペチュニアです。
スーパーチュニアビスタは、そんなスーパーチュニアの中でも、さらに強健な性質を持ち、地面を覆いつくすように大きく広がる品種。ガーデニング初心者さんでも簡単に育てられます。

2009年

「母の日」のプレゼントと言えばカーネーションというのが今でも定番ではありますが、この頃から徐々にアジサイの鉢植えなど、母の日以降も長くお花が楽しめる植物が贈られるようになり始めました。

チョコレートコスモス チョカモカ

開花期:晩春~初冬
分類:キク科コスモス属
学名:Cosmos atrosanguines

チョコレートのような甘い香りがするチョコレートコスモス チョコモカ。スタイリッシュなダークカラーの花で大人っぽい雰囲気が魅力です。ただ、一般的なチョコレートコスモスは夏越しが難しいため、育てにくいという印象を持たれる方も多い植物です。
その点、PWのチョコレートコスモス チョコモカは、一般的なチョコレートコスモスに比べるとうどんこ病などの病気に強く、日本の夏にも耐えられる丈夫な四季咲き性の品種。分枝性にも優れ、春から秋までたくさんの花を楽しめます。夏越しにはちょっとしたコツが必要なので、PWの植物の中ではガーデニング上級者さん向けの品種になります。

2010年

今やガーデンには欠かすことのできないスーパーアリッサム。スイートアリッサムが大きく改良され、真夏と真冬を除いて通年花を楽しめる強健な品種として誕生しました。

スーパーアリッサム

開花期:晩春~初冬
分類:アブラナ科ニワナズナ属
学名:Lobularia hybrid

とにかく生育旺盛で一度植えればどんどん広がる!驚きのパフォーマンスを見せてくれるのがPWのスーパーアリッサム。一般的なスイートアリッサムとは異なり耐暑性があるので、ほぼ一年中花を楽しむことができ、翌年にはさらに大きく広がります。
ハンギングやグランドカバー、寄せ植えなどさまざまな使い方が可能。花壇の縁取りにすると白い小花がこんもりとあふれるように広がります。

2011年

2011年に、東日本大震災と原発事故が発生しました。各地で原発停止が相次ぎ、日本中が電力不足に悩まされた年でした。

サンブリテニア スカーレット

開花期:春~秋
分類:ゴマノハグサ科ジャメスブリテニア属
学名:Jamesbrittenia hybrid

サンブリテニアは、目にもまぶしい煌めく花色で、真夏に強く花のサイズが大きいことが特長です。花径は2.5~3.0cm程で中心の黄色とのコントラストが目を引きます。従来のジャメスブリタニアよりも耐暑性に優れ、太陽の光をたくさん吸収して煌めく色で庭を彩ってくれます。但し、枝折れしやすく水やりには特に注意が必要な上級者向け植物です。

2012年

2012年は、ロンドン五輪が開催された年です。

レウカンセマム デイジーメイ

開花期:晩春~初秋
分類:キク科レウカンセマム属
学名:Leucanthemum superbum

レウカンセマムは、別名:シャスターデイジーとも呼ばれているコンパクトな株に大輪の花が咲く北アメリカ原産のキク科の宿根草です。花はマーガレットに似ているのですが、マーガレットの開花が終わった頃に咲き始めます。耐寒性が非常に強く、常緑なので冬でもリーフも楽しむことができるありがたい多年草です。

2013年

スーパーベル レモンスライス

開花期:春~秋
分類:ナス科カリブラコア属
学名:Calibrachoa hybrid

PWのスーパーベルは、世界20ヶ国以上で販売されている大人気のカリブラコア。爽やかな黄色い花があふれるように咲くスーパーベル レモンスライスは、2013年に世界初のストライプ模様のカリブラコアとして注目を集め、2012年のフラワートライアルジャパン大賞も受賞している品種です。
現在では花色ももっと豊富になり、スーパーベルスライスのほかに、高密度に花が咲くスーパーベルポケット、薔薇のような八重の花弁を持つスーパーベルダブル、グラデーションの美しい花が咲くスーパーベルスター/パンチ、独特の模様が特徴的なスーパーベルホーリーの5品種を販売しています。
いずれも暑さに強く日本の猛暑でも負けずに咲き続け、生育旺盛で大きな株に育ちます。分枝性に優れていて株の中央にも花がつきやすく、こんもりとした美しい花姿は感動的。
世界最先端の次世代カリブラコア、ハンギングや鉢植え、寄せ植えなどでぜひ育ててみてください。

2014年

アンゲロニア エンジェルフェイス

開花期:春~晩秋
分類:オオバコ科アンゲロニア属
学名:Angelonia hybrid

流通しているアンゲロニアの中でも最も大輪の花が咲き、草丈40~60cmと高性。そのうえ強健で分枝力にも優れ、たくさんの花がつくアンゲロニア エンジェルフェイス。暑さに強いため真夏でも美しい草姿を保ちながらたくさんの花を楽しめます。
現在のアンゲロニア エンジェルフェイスは以前のものよりさらに花が大きく、たくさんの花が咲くように進化を続けています。花色はラベンダーブルーとワイトのバイカラーが美しいウエッジウッドブルーのほか、深い青色のブルー、天使のようなホワイト、優しいピンク色の4色。高さがあるので一鉢置くだけでも豪華な印象があり、寄せ植えや花壇のフォーカルポイントとしてもおすすめです。

2015年

2015年はラグビーW杯で日本が歴史的勝利を収めた年になります。

スーパーゼラニウム チャンピオン

開花期:早春~晩秋
分類:フウロソウ科テンジクアオイ属
学名:Pelargonium hybrid

ボリュームのあるフリルの花が長い期間咲くゼラニウム。雨や過湿が苦手だったゼラニウムの弱点を克服し、日本の気候に適するように改良されたのが、スーパーゼラニウム チャンピオンです。スーパーゼラニウム チャンピオンは、ゾナール系のゼラニウムと、アイビー系のペルタータムのゼラニウムを交雑により生まれたハイブリット ゼラニウムで、高温多湿な日本の真夏でも生育しながら花を咲かせます。

2016年

2016年は、リオ五輪が開催された年です。

スーパーチュニア ビスタミニ

開花期:春~秋
分類:ナス科ペチュニア属
学名:Petunia hybrid

現在も改良を続け進化を続けるスーパーチュニアからは、さまざまな品種が生み出されています。スーパーチュニアビスタミニは、スーパーチュニアよりもさらに強健で大きく広がるスーパーチュニアビスタをコンパクトにした品種。強健な性質はそのままですが、花も株も一回り小さく、長雨で傷んでも回復が速いのが特徴です。
スーパーチュニアビスタミニ ブルースターは白地に濃いブルーの模様が入る美しい花が魅力。2017年の日本フラワーオブザイヤーを受賞しています。

2017年

スーパージギタリス

開花期:晩春~秋
分類:オオバコ科キツネノテブクロ属
学名:Digitalis hybrid

PWのスーパージギタリスは分枝力がすごい宿根草のハイブリッドジギタリス。種がつかないのでその分花が充実し、豪華な花を長く楽しめるのが魅力です。また、一般的なジギタリスは春に花を咲かせて終わりになりますが、スーパージギタリスは耐暑性に優れているため晩春から秋まで長い間花を楽しめます。さらに、冬越しすれば翌年さらに充実した大株となってたくさんの花をつけてくれます。
バラと一緒に植えてイングリッシュガーデン風にしたり、ボーダーガーデンや豪華な鉢植えでフォーカルポイントにしたり。見応えのある姿を楽しんでください。

2018年

2022年現在、多くの方にご参加いただいているPWアンバサダープログラムは2018年に開始しました。

スーパーサルビア ロックンロール

開花期:晩春~初冬
分類:シソ科サルビア属
学名:Salvia hybrid

スーパーサルビア ロックンロールが誕生したのは、ロックアーティスト「プリンス」がなくなったばかりの時代。伝説のアーティストのインスピレーションをもとに生まれた記念すべき品種で、ロックンロールと名付けられました。
スーパーサルビア ロックンロールは、春から霜が降りる頃まで咲き続けるハイブリッドサルビアです。種がつかず、花がらが自然に落ちるセルフクリーニングでお手入れも簡単。日本の猛暑にも耐える強健な性質で、次々と自然に分枝して株幅1mもの大株に育ちボリューム満点!長い期間たくさんの花を咲かせます。
スーパーサルビア ロックンロール ディープパープルは大人っぽい深い紫色の花が魅力。ジャパンフラワーセレクション2018ベスト・フラワー優秀賞を受賞した品種で、庭をシックに彩ってくれます。

2019年

「どこの店舗でPWの植物が購入できますか」といった問い合わせの増加に伴い、PW販売店検索サービスを開始したのが2019年、PWブランドの植物を購入したいと思うお客様が増え始めた年です。

この年からPWフォトコンが毎年開催されるようになりました。また、2019年にシュラブ(低木)の販売が本格的に始動し、PWのシュラブ(低木)と花苗を組み合わせてお庭が作れるようになりました。

マーガレット ストロベリーホイップ

開花期:春~秋
分類:キク科アルギランセマム属
学名:Argyranthemum Frutescens

マーガレット ストロベリーホイップの魅力は、なんといっても一株で何種類ものマーガレットを寄せ植えしたかのように花色が変わるところ。従来のマーガレットよりも連続開花性もアップ。分枝性にも優れていてたくさんの花が咲き、春から梅雨頃まで華やかに空間を彩ります。
マーガレット ストロベリーホイップはジャパンフラワーセレクション2019-2020の受賞品種。上手に冬越しすれば、翌年には驚くほど大株になってさらにたくさんの花を咲かせてくれます。

2020年

コロナウィルス感染拡大の影響で、「おうち時間」が増え新たにガーデニングを始める方が急増したのが2020年です。PWでは、常識を覆すラグランジア ブライダルシャワーが日本で先行販売開始をしました。また、植物が耐えることができる耐寒性ゾーンを検索できるサービスを開始し、その植物が冬越し可能かどうか調べられるようになりました。

ヒューケラ ドルチェ シルバーガムドロップ

分類:ユキノシタ科ツボサンゴ属
学名:Heuchera hybrid

ヒューケラ ドルチェの大きな特徴は、一般的なヒューケラが苦手とする暑さや直射日光にも強い点。ヒューケラ ドルチェの誕生で、ヒューケラがシェードガーデンや寄せ植えに欠かせないカラーリーフとして広く親しまれるようになりました。
そのヒューケラ ドルチェは、なんと1株1株、研究室で人の手によって作られる培養苗。細胞が若く清潔で病気もないため、驚くほどの生育力を持っているのです。
季節による葉色の変化を含め、周年きれいな葉色を楽しむことができ、手間がかからない宿根草なので植えっぱなしでも大丈夫。お手入れも簡単です。
ヒューケラドルチェ シルバーガムドロップは金属的な光沢が珍しい品種。他にはないおしゃれな存在感が目を引きます。スタイリッシュな寄せ植えにもおすすめです。

ラグランジア ブライダルシャワー

開花期:晩春~夏
分類:アジサイ科アジサイ属
学名:Hydrangea hybrid

ラグランジア ブライダルシャワーは側芽からも花が咲く画期的なアジサイです。RHS(英国王立園芸協会)チェルシーフラワーショーでアジサイの新ジャンルを作ったと評価されプラント・オブ・ザ・イヤー ゴールドを受賞。日本でもフラワー・オブ・ザ・イヤー2019-2020も受賞しており、大きな注目を集めています。
そのパフォーマンスの良さはお墨付き。一般的なアジサイに比べて何倍もの花が咲くラグジュアリーなハイドランジアで、今までにないゴージャスで大きな白い花を楽しめます。剪定位置を気にしなくても花を楽しめるのでとても育てやすく、年々株が充実して豪華な見応えある姿に育ちます。

2021年

コロナ渦の中でガーデニングに初めてチャレンジする方が増え、PWサイトを全面リニューアルしました。各品種の育て方ページがこれまで以上に充実しました。

ゴンフレナ ラブラブラブ

開花期:春~晩秋
分類:ヒユ科ゴンフレナ属
学名:Gomphrena pulchella

一般的には千日紅として呼ばれている淡い桃色のゴンフレナがPWブランドに仲間入りしました。連続開花性に優れており、春から晩秋まで長くお花をお楽しみいただけます。50~70cmと草丈が高いので、花壇の背面におすすめです。風に揺れる姿はとっても風情があります。
ラブラブラブとは、大切な人に英語で手紙を書く際の締め言葉として利用されます。その意味は「心を込めて」。私たちも心を込めてラブラブラブを皆さまにお届けします。
love love love, Proven Winners.

エボルブルス ブルーラグーン

開花期:春~秋
分類:ヒルガオ科エボルブルス属
学名:Evolvulus hybrid

アメリカンブルーの名前で知られている発色がよい青色の花エボルブルスが登場します。名前は、エボルブルス ブルーラグーンです。
・分枝せずにひょろひょろ伸びる
・先端にしか花が咲かない
・春は生育が悪く寄せ植えるとほかの植物に侵食される
といった一般的なエボルブルスが抱える問題を解決しました!
また、もともと夏の花なので、暑さには抜群の耐暑性を誇ります。
地植えをすると、その名前の通りブルーラグーンのように咲き広がりますよ。

2022年

ラグランジアの2つ目の品種、ラグランジア クリスタルヴェールが販売開始し、入手困難になる程人気を博しました。そして、アジアでは日本に続き2カ国目となる韓国でもPWブランドの展開が始まりました。

ラグランジア クリスタルヴェール

開花期:晩春~夏
分類:アジサイ科アジサイ属
学名:Hydragea macrophylla

全ての側芽から花が咲くアジサイの常識を覆したラグランジア ブライダルシャワーが、手まり咲きになって新登場。全ての側芽から、ボリュームある手まり咲きの花が咲くようになりました。土壌のpHによって奏でる花色変化のグラデーションは、まさにクリスタルヴェールそのものです。

アメリカあじさい アナベルコンパクト

開花期:初夏~秋
分類:アジサイ科アジサイ属
学名:Hydrangea arborescens

人気のアメリカあじさいに、アナベルコンパクト、ライムのアナベル、ライムのアナベルコンパクトの3品種が仲間入りしました。日本の小さい庭にちょうどいいコンパクトサイズで、秋まで繰り返し咲く四季咲き性はそのまま!長くお花を楽しめるアナベルです。

2023年

PWは最初4品種を販売し始めてから30周年を迎えます。2023年にはガーデニングファン待望のペレニアル(多年草)もPWのラインアップに加わります。

ネペタ キャッツパジャマ

開花期:春~晩秋
分類:シソ科イヌハッカ属
学名:Nepeta hybrid

ネペタ キャッツパジャマは、耐暑性に優れ春の終わりから秋にかけてラベンダーのような雰囲気の花を咲かせます。乾燥にも強く、地植えであれば根が張れば植えっぱなしでも育つ大変お手入れが簡単なお花で、病害虫の心配もほとんどありません。

また、30周年を記念して、PW JAPANを運営する株式会社ハクサン本社(愛知県)のオフィス横にPWガーデンをオープンしました。PWガーデンは、自動潅水やドットプランターを採用し、ローメンテナンスなガーデンを実現する試験場になっています。

PWは、日本のファンの皆様へますます充実したガーデンライフをお届けできるようこれからも進化し続けます。

まとめ

ユーフォルビア ダイヤモンドフロストやヒューケラ ドルチェなど、もしかすると皆さんが無意識で育てている植物の中にも「え?PWだったの!」というお花もあるのではないでしょうか。現在もPWの品種は日々進化を続けています。もし気になるお花があったらPWサイトをチェックして、ぜひ手に取って育ててみてくださいね。