梅雨の時期を迎えると、楽しみになるのがアジサイ(紫陽花)です。日本中の山々やお庭が、青・ピンク・白と様々な色のアジサイ(紫陽花)に彩られ、ジメジメしたこの時期のイメージを明るく一掃してくれます。

近年では、開花期が近いことと長く花を楽しめることから、アジサイ(紫陽花)は「母の日」の定番プレゼントの1つにもなっています。

そんな日本人にとって馴染み深いアジサイ(紫陽花)ですが「今年はアジサイ(紫陽花)が咲かなかった!」という経験はありませんか。

剪定が難しいからと、アジサイ(紫陽花)を諦めている方は必見です。ここでは、アジサイ(紫陽花)をもっともキレイな状態で長くお楽しみいただくために、もう剪定で失敗しない!アジサイ(紫陽花)の剪定のポイントと育て方、剪定で悩む必要のないアジサイ(紫陽花)をご紹介します。

アジサイの花が咲かない理由

アジサイ(紫陽花)の花が咲かない理由の大半は、剪定の失敗であることが多いのですが、他の原因で花が咲かないことも考えられます。例えば、長雨による日照不足や、春の遅霜で花芽が傷んだりすること、病害虫の被害に合うことなどです。また、鉢植えの場合は水切れを起こしたことや肥料不足や肥料をあげ過ぎた原因も考えられます。

アジサイ(紫陽花)の花が咲かなかった場合に考えられる原因を、アジサイの種類別にまとめたので、どうしてアジサイ(紫陽花)の花が咲かないか参考にしてみてください。

アジサイの花どうして咲かない?
アジサイなぜ咲かない ハイドランジア

これらのアジサイ(紫陽花)の花が咲かない時に考えられる原因を踏まえて、ここからは葉っぱばかりのアジサイ(紫陽花)はもう卒業!アジサイ(紫陽花)を失敗しないで育てるための剪定方法と育て方をご紹介します。

アジサイ(紫陽花)の剪定

アジサイの剪定が必要な理由

アジサイ(紫陽花)は、剪定をしないと、翌年に上に伸びた枝の先の方にだけ花が咲き不格好な姿になってしまいます。株を密度高い美しい状態を保つためには、アジサイ(紫陽花)の剪定は、欠かすことができないお手入れの一つです。

ただ、何の知識もなく剪定してしまうと、翌年の花芽を切ってしまい、結果翌年花が咲かなくなってしまうことがあります。アジサイ(紫陽花)を剪定をする上で気をつけなければいけないことは、翌年の花のことを考えて剪定することです。

花芽とは、将来お花に生長するお花の赤ちゃんのことです。

アジサイの種類と花芽のつき方

アジサイ(紫陽花)は、その花芽のつき方から旧枝咲きのアジサイ新枝咲きのアジサイの大きく2種類に分けることができます。

旧枝咲きのアジサイ
夏の終わりから翌年の花芽を付けるアジサイ(紫陽花)で、アジサイ、ヤマアジサイ、ガクアジサイ、カシワバアジサイなどになります。

・新枝咲きのアジサイ
春に伸びた枝に花芽がつくアジサイ(紫陽花)で、アナベル(アメリカあじさい)やノリウツギなどになります。

アジサイ(紫陽花)の種類と花芽のつき方
アジサイの花芽の付き方

アジサイ(紫陽花)の剪定には、まずこの花芽のつき方を知ることが重要になります。

まずは育てているアジサイ(紫陽花)が旧枝咲きなのか新枝咲きなのかを調べましょう。もし分からない場合は、旧枝咲きのアジサイだと思って剪定をすると安全です。

アジサイ(紫陽花)の剪定

旧枝咲きのアジサイの剪定

旧枝咲きのアジサイの剪定時期

旧枝咲きのアジサイは、翌年の花芽が夏の終わりの時期に形成されるので、間違った時期に剪定をしてしまうと花芽を切ってしまい翌年花を楽しめなくなることがあります。基本的には花をお楽しみいただいた後、7月下旬ぐらいまでに剪定をしてください


旧枝咲きのアジサイの剪定位置
紫陽花の剪定

アジサイを剪定する位置の目安は、株の半分程度の高さ(花茎から2節目の下)です。脇芽の2cm程度上でカットします。旧枝咲きのアジサイは、花が咲いた枝のみ剪定してください。花がつかなかった枝は翌年は花が咲くのでそのまま残しましょう。

もし秋まで剪定するのを忘れてしまった場合は、花芽を切らないように剪定する必要があります。花から2節下に丸みがある花芽(写真の緑枠の部分)があることを確認し、花芽の2cm程度上で剪定してください。

旧枝咲きのアジサイは、秋には翌年の花芽ができています。万が一その花芽を切ってしまうと、翌年の花が咲かなくなるので、剪定の際に花芽を切らないようにご注意ください。

剪定が簡単な旧枝咲きアジサイ

最近では、旧枝咲きのアジサイでも今までのアジサイの常識を覆す剪定不要のアジサイも誕生しています。例えば、世界を代表するフラワー賞の1つRHSチェルシーフラワーショプラント・オブ・ザ・イヤーゴールドを受賞した「ラグランジア ブライダルシャワー」です。

ラグランジア ブライダルシャワーは、枝の先端だけでなくたくさんの枝芽から花が咲くのでどこで剪定しても芽を全部摘んでしまう心配がありません。また無剪定でもナチュラルな株姿を楽しむことができます。


また、旧枝咲きのアジサイでも新枝にも花芽をつける新しいタイプアジサイも誕生しています。例えばアジサイ レッツダンスアジサイ サマーメドレー シリーズです。

アジサイ レッツダンス ブルージャングルは、旧枝にも新枝にも両方に花芽がつくので、誤って旧枝の花芽を切り取ってしまっても来年は新枝についた花を楽しむことができます。旧枝にも新枝にも花芽をつけるので、株いっぱいに花を咲かせます。

優しい雰囲気で人気なヤマアジサイにも、新枝にも花芽をつけるものがあります。「ヤマアジサイ タフスタッフ」などのヤマアジサイです。

ただし、新枝にも花をつけますが、剪定しなくてもコンパクトな樹形にまとめるため、枯れた枝を切り取る以外は剪定しないことをおすすめします。

剪定の失敗が心配な方は、こういった剪定で悩む必要がないアジサイ(紫陽花)を育てることもおすすめします。

新枝咲きのアジサイの剪定

花が咲き終わった後の剪定

繰り返し花が咲くアジサイの場合は、花が咲き終わった後に剪定をすると、返り咲きがしやすくなります。アジサイを育てている場所や気候によりますが、晩秋まで楽しむことができるアメリカあじさい(ピンクのアナベル2)などは、一番花が咲き終わった7月と二番花が咲き終わった10月に剪定をすると、三番花を霜が降りる頃まで楽しむことができます。

アナベルの花後の剪定

花から2~3節下よりも株の半分ぐらいで剪定すると、比較的大きな花が返り咲きします。わき芽の2cmほど上で枝を切ってください。

新枝咲きのアジサイの剪定時期

アナベル(アメリカあじさい)やノリウツギなどの新枝咲きのアジサイは、春に新しく伸びた枝に花芽をつけるので、花を楽しんだ後から年を越えて早春までに剪定をすれば大丈夫です

花が終わった後~休眠期まで、剪定しても花芽を切り取る心配がない時期がとても長いので、剪定が心配な方には新枝咲きのアジサイを育てることをおすすめします。


新枝咲きのアジサイの剪定位置

新枝咲きのアジサイは、春に伸びた枝に花芽をつけるので、枝のどこで剪定しても問題ありません。強めに剪定すると、コンパクトな樹形になり、花数は減りますが1つ1つの花の大きさが大きくなります。弱めに剪定すると、よく分枝したくさんの花が咲きます。全体的に栄養が均等に行き渡るようにバランス良く剪定してください。

近年の日本はゲリラ豪雨のような大雨が降ることが多くなりました。そのため、大きな花をつけるアジサイは毎年強剪定をして、大雨に負けない丈夫な茎の生長を促すことをおすすめします。

強剪定の剪定位置
アナベル強剪定

強剪定とは、大きくなり過ぎた株をコンパクトな樹形にするために、株元で切る剪定です。強剪定をする場合は、地際から2~3節で剪定します。強剪定をすると、翌年花数は減りますが強い枝が出て大きな花が咲きます。枯れ枝(昨年枝が生えて来なかった枝)も枝元から切り落としましょう。

弱剪定の剪定位置
アナベル弱剪定

弱剪定とは、枯れ枝を切り取り、混み合った枝を間引く剪定です。混み合った枝を間引く際には、細すぎる枝を枝元で切り落とすようにしてください。

アナベル強剪定

昨年葉がでなかった枯れ枝は、枝元から切り落としましょう。

アジサイの剪定よくある質問

Q
アジサイ(紫陽花)の剪定時期はなぜ7月なのですか。
A

旧枝咲きのアジサイの翌年の花芽は夏の終わりの時期に形成されます。8月以降に剪定するとその花芽ごと切ってしまうことになり、翌年は花が咲きません。そのため、今年の開花を十分楽しみ、かつ翌年も咲かせるためには、7月の剪定が最適です。ただし、新枝咲きのアジサイの場合は、7月に限定することなく次の早春までが剪定時期になります。

Q
アジサイ(紫陽花)の剪定をしなかったらどうなりますか。
A

翌年の開花期までに一度も剪定しなかった場合は、翌年花は咲きますが枝も伸びます。剪定せずに放っておくと、枝が伸びて背が高くなり上の方にばかり花が咲くような姿になります。美しいコンパクトな草姿を保つためには、毎年剪定することをおすすめします。
ただし、自然に美しい樹形を保つ品種(アジサイ レッツダンスアジサイ サマーメドレーなど)を選べば、その点心配はありません。

Q
剪定後のアジサイ(紫陽花)でドライフラワーを作るコツを教えてください。
A

アジサイ(紫陽花)のドライフラワー作成に最適な時期は、高温が続く真夏か秋のはじめ頃です。花や茎の部分に水分が少なくなっているため、乾燥に手間と時間をかけることなくドライフラワーが完成します。花が終わり色が落ち着き始めたら、天気の良い乾燥した日に剪定しドライフラワーを作ってください。

アジサイ(紫陽花)の中でもアナベルは、水分の含有量が少なくドライフラワーを作るのに最適です。アナベルのドライフラワーの作り方は以下を参考にしてみてください。

アジサイ(紫陽花)の置き場所・日当たり

アジサイ(紫陽花)は一般的に日光が好きですが、乾燥は苦手です。しかしどのくらいの日差しに耐えられるかというのは品種によって異なります。

基本的に、花弁の厚みが薄く透けるような印象のアジサイ(紫陽花)は日光に敏感で、花弁を触った感じがしっかりと厚みがあるアジサイは日光に強い傾向があります。

もし夏の期間に直射日光の当たる場所で育てている場合、たとえ十分に水やりをしていたとしても、それ以上の早さで乾燥して萎れてしまう可能性があります。夏は日陰か直射日光は避けた場所で育てるのが望ましいです。他の時期は日光が十分に当たる場所を好みます。


地植えのアジサイ(紫陽花)

アジサイ(紫陽花)を地植えする場合は、半日以上日があたる場所が望ましい(日陰では花つきが悪く、株が徒長しやすくなります)のですが、夏の直射日光は、葉が日焼けするのでおすすめしません。植えつけてから1年目は特に直射日光に敏感になっているので気をつけてください。


鉢植えのアジサイ(紫陽花)

アジサイ(紫陽花)を鉢植えで育てる場合、室内で鑑賞を楽しむのは一週間程度を限度としましょう。ベランダに置くにせよお庭に置くにせよ、鉢は台の上に乗せて、風通しをよくしてください。また、真夏の直射日光を避けた日当たりのよい場所に置くようにしてください。

アジサイ(紫陽花)の土壌

アジサイ(紫陽花)は排水性がよく保水性に優れている土壌を好みます。相反することを言っているようですが、適度に小さな土の塊が混ざっていて、肥料分もある程度含まれているふかふかの土が、理想的です。

一般的な庭木・花木用培養土で問題ありませんが、花色を簡単にコントロールできるアジサイ専用培養土もおすすめです。


アジサイ(紫陽花)の花色と土壌

アジサイ(紫陽花)の花色は、土壌のpHとアルミニウムの含有量によって決まります(中には花色が土壌に影響されないアジサイもあります)。

アジサイ(紫陽花)の土壌と花色

アジサイ(紫陽花)は土壌のpHが低いほど(=酸性であるほど)アルミニウムを吸収しやすく、一般的に、酸性土壌であるほど花は青くなり、アルカリ性土壌であるほど花はピンク色になります。日本は雨が多いので、基本的に酸性土壌です。ピンク色の花を楽しみたい場合は、石灰をまいてアルカリ性土壌に調整します。

アジサイ(紫陽花)の水やり

アジサイ(紫陽花)の学名はハイドランジアです。「ハイドランジア」はギリシャ語の水を意味する「Hydor」と器を意味する「angeion」の2つの単語が語源となっています。この学名からも分かるようにアジサイ(紫陽花)は水が大好きな植物なのです。

梅雨の時期と言えば「アジサイ(紫陽花)」をイメージする方も多いと思います。それはアジサイ(紫陽花)が雨の多い時期にキレイな姿を見せるからです。アジサイ(紫陽花)は、水が不足することのないように乾燥に注意して育ててください。水が不足した状態を繰り返すと、花芽や葉先がちり、下葉が落ちてしまいます。

鉢植えで育てている時は水が枯れやすいので、大きめの鉢や深めの鉢、底面給水鉢を利用してアジサイ(紫陽花)を育てることをおすすめします。

アジサイ(紫陽花)の肥料

アジサイ(紫陽花)をキレイに楽しむためには、肥料は重要です。

地植えのアジサイ(紫陽花)

地植えのアジサイ(紫陽花)には、有機肥料を使うのがおすすめです。植えつけ時に元肥を施し、年2回1~2月と7~8月に緩効性の置き肥をあげてください。1~2月にあげる寒肥(かんごえ)は、翌年の花を立派に咲かせるためのものです。最初の花が咲き終わった後にあげる7~8月のお礼肥は、新芽を生長させるためのものです。

鉢植えのアジサイ(紫陽花)

鉢植えの培養土の量には限りがあるので、生育期(芽出しから葉の色が変わってくるまで)には肥料が切れないようにすることが大切です。目安として3~4月が生育期になります。生育期はN(窒素)主体の肥料をあげて、葉や茎を育ててください。その後開花期にはP(リン酸)K(カリ)を多く含んだ肥料をあげて、花をたくさん咲かせるように促進し根をしっかり育ててください。

葉の色が薄くなると肥料不足のサインです。時々葉の色を注意して見て、肥料が足りているかどうか判断してください。

アジサイ(紫陽花)の植え替え

母の日などにプレゼントされた鉢植えのアジサイ(紫陽花)は、小さな鉢に植えられています。一年目は花が終わったら二回り大きな鉢に植え替えます。4号鉢(12cm)であれば6号鉢(18cm)に、6号鉢(18cm)であれば8号鉢(24cm)に植え替えます。

植え替える際には、土を落としたり根鉢を崩したりせず、そのまま植え替えるようにしましょう。土を鉢の縁から2~3cm下の所まで入れて、ウォータースペースをしっかり確保してください。植え替え後はたっぷり水やりをします。

また、二年目以降は1月中旬~3月中旬の休眠期に一回り大きな鉢に植え替えます。

ただ、既に直径40cm程度の鉢で育てている場合これ以上大きな鉢サイズに植え替えできない場合も考えられます。その時には根かきをして同じサイズの鉢に植え替えるようにしてください。

アジサイ(紫陽花)の冬越し

アジサイ(紫陽花)を育てる上で気をつけなければならないのは遅霜です。春が近づき暖かくなると芽は生長に向けて動き始めます。その時に霜にあたってしまうと、花芽がやられ、その年は花がつかない葉っぱだけの株になってしまいます

ラグランジアブライダルシャワーの芽吹き

関東以北にお住まいの場合は特に、早春の遅霜には注意が必要です。芽が動き始めてからは、万が一霜が発生しそうになったら、ビニールなどのカバーをかぶせて霜対策をすることが大切です。写真はアジサイ(紫陽花)の芽が待ち望んだ春の気候によって、動き始めた時です。

まとめ

アジサイ(紫陽花)は、剪定時期と剪定位置を間違えなければ、非常に長く花を楽しむことができ、何年にも渡って育てることができます。アジサイ(紫陽花)は、花の咲き方以外にも色・形・サイズと多岐にわたって多くの種類があり、選び方によってはローメンテナンスで理想的なお庭やベランダを作ることも可能です。

剪定に自信がなくアジサイ(紫陽花)を諦めている方は、剪定の失敗が少ないアナベル(アメリカあじさい)やノリウツギなどの新枝咲きのアジサイを選んでみてはいかがでしょうか。またたくさんの枝芽から花を咲かせる「ラグランジア ブライダルシャワー」や新旧両咲きの「アジサイ レッツダンス」や「アジサイ サマーメドレー」など、剪定の失敗を心配する必要がないアジサイ(紫陽花)もおすすめです。

剪定が簡単なアジサイ

シュラブ(低木)

PW(ピーダブリュー)は、誰でも育てやすい植物にこだわり剪定の失敗が少ない、新枝咲きのアジサイ新旧両枝咲きのアジサイを種類多く取り揃えています。皆さまが理想とするアジサイ(紫陽花)に出会うお手伝いができたら幸いです。

庭木の剪定時期早見表
PWシュラブの剪定期早見表
新枝咲きのアジサイ ノリウツギ

ノリウツギは、大きな円錐形の花序が株いっぱいにつく、存在感抜群のアジサイ(紫陽花)です。その花房の形から開花は一般的なアジサイ(紫陽花)よりゆっくりで、花が少ない夏に開花し秋にアンティークカラーに変色するまで楽しみ尽くせることが魅力です。ノリウツギ リトル ライムやノリウツギ リトル ホイップ 、ノリウツギ リトル クイックファイヤーは、プランターでも楽しめるコンパクトなノリウツギで、小さなお庭やベランダガーデニングにも最適です。


新枝咲きのアジサイ アナベル

アナベルは、水分の含有量が少なくドライフラワーを作るのに最適なアジサイ(紫陽花)です。アメリカあじさいは、白・ライム・ピンク・ルビーと発色よく大きな花房も印象的で、茎がしっかりと太いため茎が折れる心配も少ないアナベルです。初夏から晩秋まで繰り返し咲き、「アジサイ(紫陽花)は梅雨の時期だけを楽しむもの」という常識を覆し、アンティークカラーの秋色あじさいに変色するまでアジサイ(紫陽花)を楽しみ尽くすことができます。


新旧両枝咲きのアジサイ

また新枝にも旧枝にも花を咲かせるのが、アジサイ レッツダンスシリーズやアジサイ サマーメドレーシリーズです。剪定しなくても樹形がまとまるため、枯れた枝を切り取る以外は剪定しないことをおすすめします。最初の花が咲いた後、栽培環境によっては初夏から秋にかけて繰り返し花をつけ、長い期間楽しめるのアジサイ(紫陽花)です。


新旧両枝咲きのヤマアジサイ

新枝にも旧枝にも花を咲かせるのヤマアジサイも出てきました。ただし、新枝にも花をつけますが、剪定しなくてもコンパクトな樹形にまとめるため、枯れた枝を切り取る以外は剪定しないことをおすすめします。