PW(ピーダブリュー)のサイトに2020年から登場したサービス「耐寒性ゾーンマップ」は、ご存知でしょうか。「耐寒性ゾーンマップ」なんて聞いたこともない方もたくさんいるかと思います。ここでは、耐寒性ゾーンマップの基本や耐寒性ゾーンマップがどんなことに活用できるのかを詳しく解説します。ぜひ植物選びの際に参考にしてください。

耐寒性ゾーンマップとは

耐寒性ゾーン

耐寒性ゾーンマップとは、植物ごとにどの地域まで屋外で冬越し可能なのか知るための指標です。簡単に言うと、自分の住んでいる地域で、どんな植物が冬越し可能なのか調べることができる地図です。

耐寒性ゾーンマップは過去10年間の最低気温の平均と標高のデータから作成され、日本中のエリアが3a~12bのゾーンに分けられています。ゾーンの数字が小さいほど最低気温が低く、数字が大きくなると暖かい地域ということになります。

自分の住んでいるエリアがどのゾーンに入るのか地図上で確認することで、屋外で冬越しできる植物が分かるようになっているのです。

耐寒性ゾーンマップを活用するメリット

自分の住んでいる場所の耐寒性ゾーンが分かります
指定する場所の冬越し可能な植物が検索できます
PW(ピーダブリュー)の商品ページから耐寒性ゾーンを調べることができます

耐寒性ゾーンマップの便利な使い方

耐寒性ゾーン

PWの耐寒性ゾーンマップはGoogle Mapと連動しているので、自分の住んでいる場所(エリア)がどのゾーンに含まれるのかすぐに分かるのがとても便利! スマートフォンやパソコンの位置情報を使うとワンクリックでどの植物が冬越し可能かすぐに分かるので、ぜひ調べてみてください。

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この植物を育ててみたいけれど、冬越しできるのか分からない…
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PW花子
そんな時こそ!耐寒性ゾーンマップを活用してください。
耐寒性ゾーンマップ

まず、自分の住んでいる場所がどのゾーンに含まれるのか確認。次に、その耐寒性ゾーンで冬越し可能なPWの植物が検索できる仕組みです。

耐寒性ゾーンマップ

また、反対に、植物から耐寒性ゾーンを調べることもできます。 例えば、耐寒性ゾーンが10aの場合、商品ページの「管理情報」のある灰色のバー「この植物の冬越し可能エリアを確認 +」をクリックすると、冬越しが可能なエリアのみ耐寒性ゾーンマップに色付けされています。

  • 今まで植物の冬越しで失敗した経験がある方
  • 秋に宿根草や一年草を植えたい方
  • シュラブ(低木)を植えたい方

そんな方には、耐寒性ゾーンマップ必見です!どんな植物が屋外で冬越しできるのかわかれば、ガーデニング計画を立てる際におおいに役立ちます。

耐寒性ゾーンマップを使う際の注意点

耐寒性ゾーンマップの目的は、あくまで屋外で冬越しできるかどうかを調べることです。そのため、耐寒性ゾーンを設定して検索した際に表示される植物の種類も少なめになります。でも、これはそのエリアで他の植物が育てられないということではありません。検索できない他の植物は冬越しができないだけで、春から秋のガーデニングでは耐寒性は関係なく安心していろいろな植物をお楽しみいただけます

まとめ

このように、植物の冬越しには欠かせないとっても便利なPWの耐寒性ゾーンマップ。育てている植物が屋外で冬越しできるのか、あるいは宿根草やシュラブ(低木)を購入する際に冬越し可能なのか、悩んだときにぜひ使ってみてくださいね。