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この度、ジャパンフラワーセレクションにおいて、フロックス オープニングアクト ピンクアドットならびにブッドレア パグスター アメジストがフラワー・オブ・ザ・イヤー2023を受賞する快挙を成し遂げました。
フラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)受賞
審査講評
淡ピンク色の花弁と中心に濃いピンクの星形のアイの組み合わせが季節を問わず、また誰にでも好まれる印象の宿根フロックス。鮮やかで美しいグリーンの葉との組み合わせが一層さわやか。観察期間中、花の柔らかな印象とは違った強健さを確認できた。耐暑性が強く、生育旺盛で分枝性にすぐれ、満開後に切り戻せば秋まで返り咲く連続開花性に富んでいた。切り戻し後の草姿が格別に美しく、花の大きさも小さくならず、花上がりがよく花数も減らない。フロックスの大敵であるうどんこ病に強いことも特筆に値する。
フラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)受賞
審査講評
樹高、株幅ともに 約 60cm とコンパクトな樹形の新しいタイプのブッドレアで、花壇だけでなく、コンテナで楽しむこともできる。アメジスト色の花穂はふっくらとボリューム感があり、数も多く存在感たっぷり。特徴ある花穂がランダムに咲くコケティッシュな姿は、花がらをあまり目立たせないほど。従来のブッドレアのように蝶が芳香・蜜に蝶が引き寄せられる姿も見られた。新枝咲きで何度も繰り返し花を長く楽しめるが、株のまとまりをくずさないのは大きな利点だろう。耐寒性、耐暑性にすぐれ、日本全国で栽培可能。ステムが強く、枝折れしにくい。
ガーデニング部門は今回始めて3品種が同時にフラワー・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。 特にガーデニング部門は非常にレベルが高く、各社のベスト・オブ・ベストの品種が出品されるため、評価期間初期からずっと全体的に高いまま評価期間を終了することがあるようです。 その中でもとりわけパフォーマンスが優れ、消費者への園芸的価値が高く、歴史に残すべき品種が今回複数あったとのことで、審査員の方々の判断で今年3品種の同時受賞となったそうです。
フロックス オープニングアクト ピンクアドットならびにブッドレア パグスター アメジストを含む歴代のPWの受賞品種は以下を参照ください。