ハイビスカス サマリフィックとは
このたび最低温度ー30℃という驚異的な耐寒性を備えたハイブリッドハイビスカスが誕生!寒さを苦手とし日本では冬越し困難とされてきたハイビスカスが、何年も育てられるものへと生まれ変わりました。

真夏に豪華なお花が咲くお庭って素敵!耐暑性は抜群!高温多湿の真夏の日本でも、きれいな満開を魅せてくれます。
ここでは、そんなハイビスカス サマリフィックを上手に育てる育て方をご紹介します。
栽培カレンダー

※関東地方以西低地基準になります。地域やその年の気候、生育状態により、開花期やお手入れの適期などは変わります。栽培カレンダーは目安としてください。
※ご購入後の苗は真夏と真冬を除き早めに植えつけてください。
ハイビスカス サマリフィックの育て方



植えつけ
害虫防除のために殺虫剤を撒いておきましょう。水はけのよい土が最適ですが、やせた土地でも育ちます。
買ってきた苗(11㎝トールポット苗)は、真夏と真冬を除いて周年植えつけ可能です。生育旺盛なため、鉢植えでなく地植えや花壇に植えるようにしましょう。
日当たり・置き場所
ハイビスカス サマリフィックは、1日中日光がよくあたる場所や午前中に日光がよくあたり午後は木陰のような日陰になる場所で育ててください。
水のあげ方
土が乾いたらたっぷりと水やりをするようにしてください。開花期は、特に水を切らさないように注意しましょう。
肥料のやり方
植えつけ時に元肥を施し、春の生育期は月に一回程度緩効性の置き肥をあげてください。夏は、薄め(1,000~2,000倍程度)に希釈した液体肥料を週に1回程度あげると、花つきが良くなります。
病害虫の予防と対策
植えつけ時に害虫防除のために殺虫剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。
病気
葉などに灰色から黒褐色の斑点が発生し大きくなるような症状が見えたら炭疽病を疑いましょう。春や秋の長雨の時期に発生しやすいです。病徴の見られた部位を取り除き処分した後、治療効果のある薬剤を散布して対策しましょう。
害虫
葉っぱが食われていたり、黒や緑色の粒状の糞が落ちていたら、イモムシがいる可能性があります。春から秋にかけて数回発生するので、効果が持続するタイプの殺虫剤をあらかじめまいておくと効果的です。
葉がクルクルと丸まっているような場合は、ハマキムシ(葉巻き虫)の仕業である可能性が高いです。ハマキムシとはガの幼虫で、丸めた葉の中に隠れて、葉やつぼみを食べます。クルクルと丸まった葉ごと取り除き、ハマキムシに効果がある殺虫剤をまいておきましょう。
夏越し
ハイビスカス サマリフィックの耐暑性レベルは、★★★★★です。西日対策や切り戻しといった特別なお手入れをしなくても、水やりや肥料やりだけできれいに夏越し可能な夏最強のPWです。
冬越し
ハイビスカス サマリフィックが耐えることができる最低温度は、目安としてー30℃です。特に冬越し準備を必要とせず、日本全国で屋外で冬越し可能です。
冬に気温が下がってくると葉色が変わり、落葉して地上部が小さくなったり無くなってしまうこともありますが、地下部は生きていて、春暖かくなったらまた芽吹きます。








水やり:ふつう

置き場所:日なた、半日陰

草丈:120~140cm

株幅:140~150cm

肥料:ふつう

用途:花壇

ポリネーター
フレンドリー

★★★★★