ロベリアとは
ロベリアは南アフリカ原産で、花色や種類も豊富。小さなお花をたくさん咲かせ昔からガーデナーに人気のあるお花です。幅の広い花びらが3枚と触覚のような細い花びらが2枚、風で揺れるとまるで蝶が舞うような華やかさがあります。高温が苦手で夏越しが難しいとされています。
ロベリア スカイフォールとは
ロベリア スカイフォールは、1.5~2.0cmの花が咲きます。優しい水色の花色とエアリー感漂う草姿で、夏のお庭を爽やかに演出するロベリア スカイフォール。一般的に夏越しが難しいとされるロべリアですが、ロベリア スカイフォールは耐暑性がアップし、春~秋までお花を連続的に楽しみやすくなりました。
ここでは、そんなロベリア スカイフォールを上手に育てる育て方をご紹介します。
栽培カレンダー
※関東地方以西低地基準になります。地域やその年の気候、生育状態により、開花期やお手入れの適期などは変わります。栽培カレンダーは目安としてください。高温時は花が休みます。
ロベリア スカイフォールの育て方
植えつけ
植えつけ時に元肥を十分に施し、害虫防除のために殺虫剤を撒いておきましょう。買ってきた花苗(9~10.5cmポット苗)は、初めはふた回り大きな15㎝~20㎝位の鉢に植えつけ、根が張ってきたら30㎝前後の鉢に植え替えましょう。
ロベリア スカイフォールは湿ったままの土を苦手とします。水はけのよい土で育ててください。土壌のpHは、一般的な市販の草花用培養土と同じpH5.8~6.2で育てるのがおすすめです。
日当たり・置き場所
ロベリア スカイフォールは、1日中日光がよくあたる場所もしくは午前中に日光がよくあたり午後は木陰のような日陰になる場所で育ててください。
夏は涼しい場所で育てると株が傷みにくいです。
水のあげ方
ロベリア スカイフォールは湿ったままの土を苦手とします。
土の表面が乾いたことを確認してから、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりとあげてください。
肥料のやり方
植えつけ時に元肥を十分に施し、緩効性の置き肥を1ヵ月に1回程度、液肥(1,000~2,000倍)を1~2週間に1回程度あげてください。生育が控えめになる夏の間は、肥料も控えめにしてください。
病害虫の予防と対策
植えつけ時に害虫防除のために殺虫剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。
病気
病気の心配はほとんどありません。
害虫
葉に無数の白い小さな斑点やかすり状の斑点が見られたらハダニの仕業です。ハダニは水に弱い性質があるので、霧吹きで葉の裏に水をかけると効果的です。
切り戻し
秋に再び花を楽しむために、梅雨入り前に切り戻しをして風通しをよくしてください。
花がら摘み
セルフクリーニングで、花がら摘みが不要なロベリアです。
夏越し
高温多湿な環境は苦手とするため、7~8月は直射日光を避けた半日陰で育てることをおすすめします。 耐暑性レベルは、★★☆☆☆です。
夏の高温時は、お花が休むことがあります。お花が休んでいる間は、肥料もお休みしましょう。
冬越し
ロベリア スカイフォールが耐えることができる最低温度は、目安としてー5℃です。寒さのダメージを少なくするために地上部をコンパクトに切り戻して、冬越ししてみましょう。強い霜が直接あたるのを避けて、なるべく霜のあたらない軒下などに移動してください。
水やり:ふつう
置き場所:日なた、半日陰
肥料:ふつう
用途:プランター/鉢植え、花壇、ハンギング
草丈:15~30cm
株幅:30~60cm
★★☆☆☆
よくあるご質問
- 切り戻しは必ずした方がいいですか。
蒸れを防いで夏越ししやすくするためにも、梅雨入り前の切り戻しをおすすめします。切り戻しについて、さらに詳しい情報はこちら
- ロベリアに毒があるって本当ですか。
ロベリアの花言葉の中には「悪意」というものもあるように、根には有毒成分である「アルカロイド」を含んでいます。お手入れの際には手袋を使用し、直接触れないように注意してください。
ロベリアのトリビアの答え
トリビアは、基本情報のページに掲載されています。