ニューギニアインパチェンスとは

ニューギニアインパチェンスは、花や株が大きく生育旺盛な熱帯原産のインパチェンスです。夏のお庭の主役にふさわしく暑さに強く、また半日陰でも育つことが魅力です。

ニューギニアインパチェンス トロピカルとは

ニューギニアインパチェンス トロピカルは、世界中で長年愛されている定番のニューギニアインパチェンスです。春から晩秋まで次々と花を咲かせます。鮮やかな花色と多くの花柄を取り揃えております。ここでは、そんなニューギニアインパチェンス トロピカルを上手に育てる育て方をご紹介します。

栽培カレンダー

ニューギニアインパチェンストロピカル栽培カレンダー

※関東地方以西低地基準になります。地域やその年の気候、生育状態により、開花期やお手入れの適期などは変わります。栽培カレンダーは目安としてください。高温期は花が休むことがあります。

ニューギニアインパチェンス トロピカルの育て方

avatar
準備するもの
ガーデニングあると便利な道具
ガーデニングあると便利な道具
avatar
ニューギニア インパチェンス トロピカルの管理方法

植えつけ

ニューギニア インパチェンス トロピカルは、4~5月に植えつけします。根鉢を崩さないようにして植え替えしてください。

植えつけ時に元肥を十分に施し、害虫防除のために殺虫剤を撒いておきましょう。買ってきた花苗(9~10.5cmポット苗)は、初めはふた回り大きな15㎝~20㎝位の鉢に植えつけ、根が張ってきたら30㎝前後の鉢に植え替えましょう。

根が張ってくると、地上部が大きくなり、鉢底穴から根が見えたり水が乾きやすくなる症状がみられます。

日当たり・置き場所

ニューギニア インパチェンス トロピカルは、午前中に日光がよくあたり午後は木陰のような日陰になる場所で育ててください。

明るい場所を好みますが、強い直射日光は葉焼けの原因になります。建物の脇や庭木の下など、直射日光を避けた明るい場所に置いて育ててください。またやや湿り気のある土壌を好みます。

水のあげ方

乾きに注意し、頻度高めにたっぷりあげてください。土の表面が乾いたら、たっぷり水をあげてください。目安として春、秋は1日1回。夏は水枯れしないように1日2回程度、最低でも1日1回はあげてください。真夏は特に水切れに注意します。鉢の土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりとあげてください。

水切れしないように注意してください

肥料のやり方

緩効性の置き肥を1ヵ月に1回程度、液肥(1,000~2,000倍)を1~2週間に1回程度あげてください。

花をたくさん咲かせるには緩効性肥料を切らさないようにしてください

病害虫の予防と対策

植えつけ時に害虫防除のために殺虫剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。ナメクジには、ナメクジ駆除剤の利用をおすすめします。

病気

風通しが悪いと灰色かび病にかかることがあります。花がらを取り除いて清潔な状態を保つようにしてください。

害虫

アザミウマ(スリップス)が発生すると、葉に白斑点ができたり花の色が抜ける症状が見られます。

切り戻し

長くきれいな状態を保つために、花がひと通り咲き終わる7月頃に株の1/2程度に大胆に切り戻しをして夏越しの準備をしてください。再びわき芽が伸びて花を咲かせてくれます。また、涼しくなり始める8月下旬頃にも切り戻しをすると、晩秋まで長くお花を楽しめます。

花がら摘み

花が咲き終わったら、花がらを取り除くようにしてください。

冬越し

ニューギニアインパチェンス トロピカルが耐えることができる最低温度は、目安として約5℃です。屋内に取り入れるなど十分な防寒対策をして冬越しチャレンジしてください。冬でも乾燥すると枯れてしまうことがあるため、常に土が湿っている状態を保つようにしてください。

avatar
水を切らさないようにしてくださいね

管理情報

開花期:春~晩秋

耐性

耐性:非耐寒性多年草

最低温度:約5℃

水やり:たくさん

置き場所※:半日陰、日陰

草丈

草丈:約30cm

株幅

株幅:約30cm

肥料:たくさん

鉢植え/プランター

用途:プランター/鉢植え、花壇、ハンギング

耐暑性アイコン

※明るい場所を好みますが、強い直射日光は葉焼けの原因になります。建物の脇や庭木の下など、直射日光を避けた明るい場所に置いて育ててください。

アイコンの説明はこちら

よくあるご質問

Q
ニューギニアインパチェンス トロピカルを夏越しするには、どうしたらよいですか。
A

何もしなくても夏も花を咲かせますが、花がひと通り咲き終わる7月頃に株の1/2程度に大胆に切り戻しをして夏越しに備えることをおすすめします。また、建物の脇や庭木の下など、直射日光を避けた明るい場所で育てて葉焼けを防いでください。