ロシアンセージとは

ラベンダーに似た花をたくさん咲かせるロシアンセージは、シソ科ペロブスキア属の多年草です。ラベンダーの開花期が春から初夏なのに対して、ロシアンセージは花が少なくなる夏に花を楽しめる夏花壇に欠かせないありがたいお花です。

ミントに似た柔らかな香りを放ち、ハーブとして利用されることもあり、虫よけ効果や癒し効果があるとも言われています。

ロシアンセージ デニムレースとは

ロシアンセージ_デニムレース

ロシアンセージ デニムレースは、淡いラベンダーブルーの花とシルバーリーフの魅力的なコントラストを奏でます。暑さ・乾燥に強く、根づけばほぼ植えっぱなしで大丈夫な丈夫な多年草です。自然にコンパクトな草姿にまとまるので、お手入れも簡単!柔らかい香りにも癒されます。

ここでは、そんなロシアンセージ デニムレースを上手に育てる育て方をご紹介します。

栽培カレンダー

ロシアンセージ栽培カレンダー

※関東地方以西低地基準になります。地域やその年の気候、生育状態により、開花期やお手入れの適期などは変わります。栽培カレンダーは目安としてください。

ロシアンセージの育て方

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準備するもの
ガーデニングあると便利な道具シュラブ編
ガーデニングあると便利な道具
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ロシアンセージの管理方法

植えつけ

買ってきた花苗(11㎝トールポット苗)は、真夏と真冬を除いて周年植えつけ可能です。初めはふた回り大きな20㎝~25㎝位の鉢に植えつけ、根が張ってきたら30㎝前後の鉢に植え替えましょう。春と秋の植えつけ適期以外は根を傷めないように十分注意してください。

根が張ってくると、地上部が大きくなり、鉢底穴から根が見えたり水が乾きやすくなる症状がみられます。

とても生育旺盛なので、植え替えに自信がない場合は、買ってきた花苗(9~10.5cmポット苗)を初めから30cm前後のサイズの鉢に植えても育てることができます。土の表面が乾いたら、たっぷり水をあげるようにして、水のあげ過ぎに注意して育ててください。

植えつけ時に元肥を十分に施し、害虫防除のために殺虫剤を撒いておきましょう。より綺麗な花姿を目指す場合は、植えつけ時に「摘心(ピンチ)」をした方が良いのですが、「摘心(ピンチ)」をしなくてもたくさん分枝して多くの花を咲かせます。

日当たり・置き場所

ロシアンセージ デニムレースは、水はけのよい1日中日光がよくあたる場所で育ててください。1日6時間以上日光があたる場所で育ててください。夏の直射日光や西日にも耐えることができる丈夫な植物です。

水のあげ方

梅雨の時期など多湿な状態が続くと根腐れをする場合があります。乾かし気味に育てましょう。

鉢植えの場合

鉢の土の表面が乾いたことを確認したら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をあげてください。

地植えの場合

根が張れば、水やりは不要です。

肥料のやり方

鉢植えの場合

3~5月や9~10月の生育期は、緩効性の置き肥を1ヵ月に1回程度あげてください。

地植えの場合

地植えであれば肥料は不要です。

病害虫の予防と対策

植えつけ時に害虫防除のために殺虫剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。病害虫の心配はほとんどありません

切り戻し

自然にコンパクトな株にまとまるので切り戻しは不要です。花が咲き終わったら、花がら摘みを兼ねて、元気な葉を残して1/2程度まで切り戻すと、きれいな見た目を保ちます。

植え替え

鉢植えの場合

ロシアンセージは、多湿を苦手とします。大きな株になると蒸れやすくなるので、2年に1回株分けしてリフレッシュしてください。

地植えの場合

地植えの場合は、植え替え不要です。

夏越し

ロシアンセージの耐暑性レベルは、★★★★☆です。暑さには十分強いのですが、切り戻しをした方がきれいに夏越しできます。夏前に切り戻しをして、蒸れを防いで夏を迎えましょう。

冬越し

ロシアンセージが耐えることができる最低温度は、目安として約ー30℃です。日本全国ほとんどの地域で屋外で冬越し可能です。

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乾かし気味に育ててください

管理情報

開花期:夏~秋

耐性

耐性:耐寒性多年草

最低温度:約ー30℃

水やり:すくなめ

置き場所:日なた

草丈

草丈:70~80cm

株幅

株幅:85~95cm

肥料:ふつう

鉢植え/プランター

用途:プランター/鉢植え、花壇

耐暑性アイコン

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