アルテルナンテラとは

アルテルナンテラは、葉の色が美しくカラーリーフプランツとして花壇や寄せ植えなどに活躍します。常緑のカラーリーフではありますが、耐寒性が弱く寒さで枯れるため、日本では一年草扱いになります。アルテルナンテラは、色も形も大きさも多種多様で、こんもり咲くものや這うように咲くものと草形も多くの種類があります。

アルテルナンテラ リトルロマンスとは

アルテルナンテラリトルロマンス
@mipo_0305様の投稿

アルテルナンテラ リトルロマンスは、季節による葉色の変化が楽しめるアルテルナンテラです。一年を通じてマットでスタイリッシュなリーフカラーですが、その色は「春は深緑色」「夏は鮮やかな新芽の緑と紫色」「秋は深紫色」と季節を感じる美しい色合いの変化でガーデナーを魅了します。また、葉の裏側は赤紫色で、風が吹くと葉の表側と裏側のコントラストも楽しむことができます。

ここではそんなアルテルナンテラ リトルロマンスを上手に育てる育て方をご紹介します。

栽培カレンダー

アルテルナンテラ栽培カレンダー

※関東地方以西低地基準になります。地域やその年の気候、生育状態により、開花期やお手入れの適期などは変わります。栽培カレンダーは目安としてください。

アルテルナンテラの育て方

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準備するもの
土の選び方

草花用培養土

水はけのよい土を選びます。病気や害虫を避けるため、新しい土のご使用をおすすめします。

肥料のあげ方

肥料

春から秋の生育期に、緩効性の置き肥を2ヵ月に1回程度、液肥を2週間に1回程度あげてください。

鉢の選び方

30cm前後の鉢がおすすめです。鉢底網を敷いてください。(地植えの場合は不要です。)

ガーデニングあると便利な道具

その他道具

スコップ、水やり道具、ガーデングローブ(軍手)、ハサミなどがあると便利です。

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アルテルナンテラ リトルロマンスの管理方法

植えつけ

植えつけ時に元肥を十分に施し、害虫防除のためにオルトラン粒剤等の殺虫剤を撒いておきましょう。買ってきた花苗(9~10.5㎝ポット苗)は初めは二回り大きな15㎝~20㎝位の鉢に植えつけ、根が張ってきたら30㎝前後の鉢に植え替えましょう。

根が張ってくると、地上部が大きくなり、鉢底穴から根が見えたり水が乾きやすくなる症状がみられます。

とても生育旺盛なので、植え替えに自信がない場合は、買ってきた花苗(9~10.5cmポット苗)を初めから30cm前後のサイズの鉢に植えても育てることができます。土の表面が乾いたら、たっぷり水をあげるようにして、水のあげ過ぎに注意して育ててください。

日当たり・置き場所

アルテルナンテラ リトルロマンスは、1日中日光がよく当たる場所、もしくは午前中に日光がよくあたり午後は木陰のような日陰になる場所で育ててください。

水のあげ方

鉢の土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をあげてください。アルテルナンテラ リトルロマンスは強い乾燥を苦手とするので、真夏は水切れしないように注意してください。

肥料のやり方

春から秋の生育期には、緩効性の置き肥を2ヵ月に1回程度、液肥(1,000~2,000倍)を2週間に1回程度あげてください。

病害虫の予防と対策

植えつけ時に害虫防除のためにオルトラン粒剤等の殺虫剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。

病気

特に心配ありません。

害虫

日陰ではナメクジが発生する可能性があります。その場合には、ナメクジ駆除剤の利用をおすすめします。

切り戻し

アルテルナンテラ リトルロマンスは、何もしなくてもボリュームある草姿にまとまりますが、大きく育ち過ぎた場合は、春から秋の生育期に切り戻しや間引きをしてください。

冬越し

アルテルナンテラ リトルロマンスが耐えることができる最低温度は約0℃です。軒下などの霜が降りにくい場所に移動させるか不織布で覆うなど冬越し対策をしてください。鉢あげして屋内で冬越しすると安心です。

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ここがポイント!
季節による色の変化を楽しんでください

管理情報

耐性

耐性:非耐寒性多年草

最低温度:約0℃

置き場所:日なた、半日陰

水やり:ふつう

肥料:ふつう

草丈

草丈:約30cm

株幅

株幅:約60~80cm

鉢植え/プランター

用途:プランター/鉢植え、花壇、ハンギング

耐暑性アイコン

アイコンの説明はこちら

よくあるご質問

Q
アルテルナンテラは、インドアプランツとしても育てることができますか。
A

日が当たる屋内であれば、インドアプランツとしてもお楽しみいただけます。

Q
根元が木質化しているのですが根頭がんしゅ病でしょうか。
アルテルナンテラリトルロマンス
A

根頭がんしゅ病は少し柔らかいこぶ状のものができるのですが、こちらは健康な色合いですね。生育に問題がなければ、木質化して偶然こぶ状になっただけのものだと思われます。