- 基本情報
- 育て方
ダイアンサス(ナデシコ)とは
濁りのない眩いピンク色のお花がポンポン咲くダイアンサス ピンクポンポン。連続開花性に優れ、春から秋までの長い間、ポップなカラーがお庭でリズムを奏でます♪
何重にも重なる細かいギザギザの花びらと細い新緑のリーフとのコントラストがとてもキレイで、日光を浴びるとさらに輝きを増します。小ぶりでありながら立体的なお花は、上から見ても横から見てもかわいらしいものです。
ここでは、そんなダイアンサス ピンクポンポンを上手に育てる育て方をご紹介します。
栽培カレンダー
※関東地方以西低地基準になります。地域やその年の気候、生育状態により、開花期やお手入れの適期などは変わります。栽培カレンダーは目安としてください。高温期は花が休むことがあります。
ダイアンサス ピンクポンポンの育て方
ダイアンサスの植えつけ
植えつけ時に元肥を十分に施し、害虫防除のために殺虫剤を撒いておきましょう。ダイアンサス フルーリアムール は、多湿を苦手とします。排水性の良い土に植えつけてください。
買ってきた花苗(9~10.5㎝ポット苗)は初めはふた回り大きな15㎝~20㎝位の鉢に植えつけ、根が張ってきたら30㎝前後の鉢に植え替えましょう。
ダイアンサスの日当たり・置き場所
ダイアンサス ピンクポンポンは、1日中日光がよくあたる場所、もしくは 午前中に日光がよくあたり午後は木陰のような日陰になる場所で育ててください。高温多湿の時期は風通しのよい涼しい場所で育ててください。
ダイアンサスの水のあげ方
ダイアンサス ピンクポンポンは、乾燥には比較的強いです。しかしながら、土の表面が乾いたら、たっぷり水をあげてください。目安として春、秋は1日1回。夏は水枯れしないように1日2回程度、最低でも1日1回はあげてください。鉢の土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりとあげてください。
ダイアンサスの肥料のやり方
植えつけ時に元肥を十分に施した後、開花期は、緩効性の置き肥を1ヵ月に1回程度、液肥(1,000~2,000倍)を1〜2週間に1~2回程度あげてください。
ダイアンサスの病害虫の予防と対策
植えつけ時に害虫防除のために殺虫剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。
病気
風通しが悪いと灰色かび病にかかることがあります。花がらを取り除いて清潔な状態を保つようにしてください。
害虫
アブラムシの主な繁殖期は4~6月と9~10月です。この時期にアブラムシが発生することがあります。アブラムシは、単為生殖で、雌が1匹いれば増え続けることができる害虫です。アブラムシを見かけたら、たくさんついてしまった部分は切り落とし、残ったアブラムシが再繁殖する前にアブラムシに効果がある薬剤を散布してください。
ダイアンサスの花がら摘み
ダイアンサス ピンクポンポンは、一茎に複数の花を咲かせます。花が咲き終わったら、その花の花茎を切り取ってください。すると、次の花があがりやすくなります。花数が多いので、満開が終わったタイミングで全体的に切り戻すとお手入れが随分と楽になりますよ。
ダイアンサスの切り戻し
長くきれいな状態を保つために、満開後株が乱れてきたら、約1/2の高さに切り戻しをしてください。新芽が吹き、がっしりした株で再び花が楽しめます。秋の開花が終わった後も、切り戻しをして冬越しに備えてください。
ダイアンサスの夏越し
春よりは花数は減りますが、40℃近い真夏の中でもお花を楽しめます。地熱が直接伝わるのを避けるために鉢の下にレンガなどを敷くなど、暑さ対策を取ってください。
ダイアンサスの冬越し
ダイアンサス ピンクポンポンが耐えることができる最低温度は、目安としてー10℃です。関東以西の暖地であれば、屋外で冬越し可能です。
ダイアンサスの植え替え
鉢植えで育てているダイアンサス ピンクポンポンは、毎年春か秋に、根が回っている部分をほぐして新しい培養土にリフレッシュして植え替えをしてください。地植えで育てている場合は、植え替え不要です。
水やり:ふつう
置き場所:日なた
草丈:15~30cm
株幅:20~40cm
肥料:ふつう
用途:プランター/鉢植え、花壇、ハンギング
ポリネーター
フレンドリー
★★★☆☆