ルドベキアとは

夏の暑さや強い日差しに負けず、元気に花を咲かせるルドベキア。病害虫に強くガーデニング初心者の方にも育てやすいペレニアル(宿根草・多年草)です。

ルドベキア アーバンサファリとは

ルドベキアアーバンサファリフォレストグリーン
@kakinuma.flower様の投稿

ルドベキア アーバンサファリは洗練されたアースカラーと造形美が印象的で、たくさんの枝から連続開花するルドベキアです。耐暑性に優れているだけでなく、最低温度はー15℃と耐寒性もある多年草で、冬越しをするとさらに大きな株に生長します。草丈が40~50cmと高いので、花壇や寄せ植えのフォーカルポイントになります。花もちがよく次々と咲くので、切り花やドライフラワーにもおすすめです。

ここでは、そんなルドベキア アーバンサファリを上手に育てる育て方をご紹介します。

栽培カレンダー

ルドベキアアーバンサファリ栽培カレンダー

※関東地方以西低地基準になります。地域やその年の気候、生育状態により、開花期やお手入れの適期などは変わります。栽培カレンダーは目安としてください。

ルドベキア アーバンサファリの育て方

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わたしがご案内!
準備するもの
土の選び方

草花用培養土

水はけのよい土を選びます。病気や害虫を避けるため、新しい土のご使用をおすすめします。

肥料のあげ方

肥料

生育期は、緩効性の置き肥を1ヵ月に1回程度、液肥(1,000~2,000倍)を1~2週間に1回程度あげてください。。

鉢の選び方

30cm前後の鉢がおすすめです。鉢底網を敷いてください。(地植えの場合は不要です。)

ガーデニングあると便利な道具

その他道具

スコップ、水やり道具、ガーデングローブ(軍手)、ハサミなどがあると便利です。

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咲かせてね!
ルドベキア アーバンサファリの管理方法

植えつけ

買ってきた花苗(11㎝トールポット苗)は、真夏と真冬を除いて周年植えつけ可能です。初めは二回り大きな20㎝~25㎝位の鉢に植えつけ、根が張ってきたら30㎝前後の鉢に植え替えましょう。春と秋の植えつけ適期以外は根を傷めないように十分注意してください。

根が張ってくると、地上部が大きくなり、鉢底穴から根が見えたり水が乾きやすくなる症状がみられます。

とても生育旺盛なので、植え替えに自信がない場合は、買ってきた花苗(11cmポット苗)を初めから30cm前後のサイズの鉢に植えても育てることができます。土の表面が乾いたら、たっぷり水をあげるようにして、水のあげ過ぎに注意して育ててください。

植えつけ時に元肥を十分に施し、害虫防除のためにオルトラン粒剤等の殺虫剤を撒いておきましょう。より綺麗な花姿を目指す場合は、植えつけ時に「摘心(ピンチ)」をした方が良いのですが、「摘心(ピンチ)」をしなくてもたくさん分枝して多くの花を咲かせます。

日当たり・置き場所

ルドベキア アーバンサファリは、水はけのよい1日中日光がよくあたる場所、もしくは午前中に日光がよくあたり午後には木陰のような日陰になる場所で育ててください。

水のあげ方

鉢植えの場合

鉢の土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をあげてください。

地植えの場合

根が張れば、水やりはほとんど不要です。

肥料のやり方

鉢植えの場合

生育期は、緩効性の置き肥を1ヵ月に1回程度、液肥(1,000~2,000倍)を1~2週間に1回程度あげてください。

地植えの場合

肥料はほとんど不要です。

病害虫の予防と対策

植えつけ時に害虫防除のためにオルトラン粒剤等の殺虫剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。

病気

病気の心配はほとんどありません。

害虫

風通しが悪いと、カイガラムシが発生することがあります。カイガラムシは5~7月に発生することが多く植物から栄養を横取りして、弱らせてしまいます。葉の表面がテカテカしていたり、ベトベトしていたらカイガラムシが発生している可能性が考えられます。注意して葉を観察してみてください。

切り戻し

7~8月に、咲き終わったお花を茎の1/2程度で切り取ってください。すると次の花が咲きやすくなります。

こちらはスーパー台風による暴風で、根元から倒伏してしまったルドベキア アーバンサファリです。茎が折れた根元際で切り戻しをしました。すると2週間後には、再度まっすぐな茎をのばして花を咲かせました。

ルドベキアアーバンサファリの切り戻し
7月中旬 暴風で倒伏
ルドベキアアーバンサファリの切り戻し
7月中旬 切り戻し後
ルドベキアアーバンサファリの切り戻し
8月上旬 切り戻し後2週間

季節や栽培環境にもよりますが、とても強健な植物なので、参考にしてみてください。

夏越し

ルドベキア アーバンサファリは、高温多湿の真夏を得意とします。真夏でも生長し続けるので、肥料は休まずあげ続けてください。

冬越し

ルドベキアアーバンサファリの冬越し

ルドベキア アーバンサファリは、寒さで葉色が変化したり、葉数が減ったり、残った葉もロゼット状(葉を地面に放射状にぺったりつけている状態)になったりして地上部が小さくなって冬越しするペレニアル(宿根草・多年草)です。

地上部が枯れたように見えても根は生きています。枯れ葉を取り除いて、春に新芽が芽吹くのを楽しみにしていてください。

植え替え

鉢植えの場合

鉢植えで育てている場合は、春や秋に植え替えをしましょう。

地植えの場合

地植えで育てている場合は、植え替え不要です。

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ここがポイント!
たくさん咲かせるには日光がよくあたる場所で育ててください

管理情報

開花期:初夏~秋

耐性

耐性:耐寒性多年草

最低温度:約ー15℃

水やり:ふつう

置き場所:日なた、半日陰

草丈

草丈:40~50cm

株幅

株幅:60~80cm

肥料:ふつう

鉢植え/プランター

用途:プランター/鉢植え、花壇

ポリネーターフレンドリー

ポリネーター

フレンドリー

耐暑性アイコン

アイコンの説明はこちら

よくあるお問い合わせ

Q
ルドベキア アーバンサファリ キャニオンレッドを濃い赤色にするにはどうしたらいいでしょうか。
A

花色の発色をよくする方法の1つとして、鉄分配合の肥料を使うことがおすすめです。ホームセンターなどで「鉄」配合の肥料をお買い求めいただき、追肥としてご使用いただきますとより濃い赤色に変化すると思います。