分類:キキョウ科ホタルブクロ属
学名:Campanula hybrid
栽培環境や植物の状態によっては、実際の花や葉色が異なる場合があります。
水やり:ふつう
置き場所:日なた、半日陰
草丈:10~20cm
株幅:20~30cm
肥料:ふつう
用途:プランター/鉢植え、花壇、ハンギング
★★★☆☆
※開花期:高温時は花が休みます。
品種情報
カンパニュラ マジェスティックブルーは暑さに強く、生育旺盛なハイブリッドホタルブクロです。ベル形のホタルブクロの中では非常に珍しい濃い青色の花が咲きます。一般的なホタルブクロが苦手な日なたでも育ち、草丈がコンパクトで地下茎が横に這いながら年々株が広がっていきます。
丈夫なベルフラワーです
一般的なホタルブクロは、雨がそのベル状の花筒の中に溜まると花が傷みますが、カンパニュラ マジェスティックブルーは雨に耐えることができる丈夫な花弁を持ちます。約3cmの重みあるベル状の花を咲かせます。
一般的なホタルブクロが苦手な日なたでも育ちます
ホタルブクロが苦手とする日なたでも、お花を楽しむことができます。
夏は涼しい場所で育ててください
一般的なホタルブクロより耐暑性が優れていますが、それでも高温多湿の時期は、強い直射日光を避け、風通しのよい涼しい場所で育ててください。
咲き終わった花を摘んでください
咲き終わった花をこまめみ摘むと次の花が咲きやすくなります。
ガーデンパフォーマンス特別賞
ニュースタイル特別賞 同時受賞
審査講評(一部抜擢)
分枝性にすぐれ、株元近くからしっかりと茂るので、花数が減る時期でもグラウンドカバーとして活用できるだろう。 株張りはよいが、高温障害による葉の傷みが多少見られた。新たなカンパニュラとして、利用方法の可能性に期待したい。
夏越しできます
日なたが苦手で夏越しが難しいとされるホタルブクロですが、カンパニュラ マジェスティックブルーは耐暑性が優れており、涼しい場所であれば夏越しできるようになりました。北海道などの夏でも涼しい地域であれば、満開を長く楽しむこともできます。
育種家は坂嵜潮さんです
カンパニュラ マジェスティックブルーの生みの親は、世界的に有名な日本人の育種家の坂嵜 潮さんです。坂嵜 潮さんは、これまでにスーパーチュニア ビスタやカリブラコア(というジャンル自体)などの世界の園芸ファンに広く楽しまれる園芸品種を開発しています。
2018年に発表したアジサイ「ラグランジア ブライダルシャワー」は、英国王立園芸協会主催のチェルシー・フラワー・ショー2018の新品種部門で金賞を獲得し、「アジサイの新しいカテゴリーを創った」とまで絶賛されました。
そんな坂嵜 潮さんが新たに開発した品種が、このカンパニュラ マジェスティックブルーになります。