分類:アカバナ科カリロファス属
学名:Calylophus hybrid
栽培環境や植物の状態によっては、実際の花や葉色が異なる場合があります。
置き場所:日なた
水やり:すくなめ
肥料:すくなめ
主な用途:鉢植え/プランター、花壇、ハンギング
草丈:10~20cm
草幅:30~50cm
ポリネーター
フレンドリー
★★★★★
栽培ポイント
水はけのよい土に植えましょう。
カリロファスとは
「カリロファス?」初めてその名前を聞いて首をかしげる方もいるでしょう。それもそのはず!カリロファスは、今まで日本になかった新しい園芸品種なんです。
カリロファスは、アメリカのテキサス原産の植物で、厳しい暑さと乾燥の中で自生していました。それがいよいよ園芸品種として改良され、2024年日本初上陸!記録的な暑さが毎年更新されるようなこの日本で、今後夏の定番となるであろう注目の品種になります。耐暑性が極めて強く、日本の猛暑の中でも美しく花を咲かせます。
さらに耐えることができる最低温度は、目安としてー7℃。関東以西の暖地方であれば寒波さえ気をつければ屋外で問題なく冬越しもできます。根づけば植えっぱなしで大丈夫!カリロファスが、夏の園芸業界に大きな革新をもたらす日も近いかもしれません。
ベスト・フラワー(優秀賞)ニューバリュー特別賞 ガーデンパフォーマンス特別賞 同時受賞
審査講評
暑く乾燥の厳しい環境で自生していたアメリカ原産のカリロファスの園芸品種。軽やかさのある明るい黄色の花と細い葉は、人気の自然風な花壇に似合いそうな雰囲気。非常に耐暑性は高く、春から晩秋にかけて連続開花することが確認された。花が減った時期もあったが、秋に差し掛かり、また咲き始めた。一旦根が張れば、特別な手入れは不要なことも高評価だった。花がらがやや目立つという意見もあったが、咲き終わりは花がらが乾燥して萎むので手間はあまりかからない。露地花壇では草姿、草丈のバランスも良く、黄色のじゅうたんようになった様子が美しかった。夏の花壇の新しい素材としておすすめできる。ベスト・フラワー(優秀賞)とニューバリュー特別賞、ガーデンパフォーマンス特別賞 を同時受賞した。
やわらかなフォルムが印象的です
風にそよぐとフワフワ揺れるやわらかなフォルムは、見る人の心を癒します。
花径は約4cm!ガーデンや寄せ植えでも、主役級に目を引く花の大きさで、レモンイエロー色の花が際立ちます。
草丈は10~20cmと低く、横に這うように茂るので、寄せ植えの手前に植えてアクセントとして活用ください。
ローメンテナンスガーデンに!
セルフクリーニング(花が咲き終わったら自然に落ちる性質)で、根づけば植えっぱなしで大丈夫!お手入れ簡単で、ローメンテナンスガーデンに欠かせないお花の1つです。