カリロファスとは
カリロファスは、アメリカのテキサス原産の植物で、厳しい暑さと乾燥の中で自生していました。それがいよいよ園芸品種として改良され、2024年日本初上陸!記録的な暑さが毎年更新されるようなこの日本で、今後夏の定番となるであろう注目の品種になります。
ここでは、そんなカリロファスの上手な育て方をご紹介します。
栽培カレンダー
※関東地方以西低地基準になります。地域やその年の気候、生育状態により、開花期やお手入れの適期などは変わります。栽培カレンダーは目安としてください。
カリロファスの育て方
草花用培養土
水はけのよい土を選びます。病気や害虫を避けるため、新しい土のご使用をおすすめします。
肥料
あまり肥料を必要としません。
鉢
鉢底網を敷いてください。(地植えの場合は不要です。)
その他道具
スコップ、水やり道具、ガーデングローブ(軍手)、ハサミなどがあると便利です。
植えつけ
植えつけ時に元肥を十分に施し、害虫防除のために殺虫剤を撒いておきましょう。買ってきた花苗(9~10.5㎝ポット苗)は初めは二回り大きな15㎝~20㎝位の鉢に植えつけ、根が張ってきたら30㎝前後の鉢や花壇に植え替えましょう。
日当たり・置き場所
カリロファスは、水はけのよい1日中日光がよくあたる場所で育ててください。真夏の直射日光や強い西日を浴びても大丈夫です。1日6時間以上日光があたる場所で育ててください。
水のあげ方
カリロファスは、少し土が乾いているぐらいの方が最高のパソ―マンスを発揮します。少し元気がないなと感じたら、まずは水をあげ過ぎていないか確認しましょう。あまり過保護になりすぎないように育ててください。
鉢植えの場合
過湿に注意して乾かし気味に育て、鉢の土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をあげてください。
地植えの場合
根が張れば、水やりはほとんど不要です。真夏に日照りが続き、土が乾いている様子であれば水をあげましょう。
肥料のやり方
鉢植えの場合
植えつけ時に元肥を施しましょう。カリロファスを観察し、葉の色が薄くなってきた場合は、液肥(1,000~2,000倍)をあげてください。
地植えの場合
植えつけ時に元肥を施すだけで十分です。
病害虫の予防と対策
植えつけ時に害虫防除のために殺虫剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。病害虫の心配はほとんどありません。
花がら摘み
カリロファスは、花がら摘みをしなくても勝手に落ちるローメンテナンスな植物です。ただし、落ちた花がらが葉の上に残ってると病気の原因になるので取り除くようにしてください。
切り戻し
茎が伸び過ぎて形が崩れてきた場合は、形を整えたり茎を間引く切り戻しをしてください。夏までは、大きく育ち過ぎたら1/3程度の大きさまでなら切り戻しても大丈夫です。それ以上小さく切り戻すことは避けましょう。秋になったら、伸びすぎた枝のみ切り取るようにしてください。
置き場所:日なた
水やり:すくなめ
肥料:すくなめ
主な用途:鉢植え/プランター、花壇、ハンギング
草丈:10~20cm
草幅:30~50cm
ポリネーター
フレンドリー
★★★★★