分類:アジサイ科アジサイ属
学名:Hydrangea hybrid
栽培環境や植物の状態によっては、実際の花や葉色が異なる場合があります。
開花期:晩春~夏
タイプ:落葉性
タイプ:旧枝咲き
剪定期:原則不要
置き場所:日なた、半日陰
★★★★☆
土壌:アジサイ用または草花用の培養土がおすすめです
ラグランジアとは
側芽(枝につく芽)に花がつくラグランジアは、剪定位置を細かく気にしなくても、次の年にはたくさんの花芽をつけ、株いっぱいの花を楽しむことができる新ジャンルのアジサイです。それどころか、剪定をしなくてもそのナチュラルな草姿を楽しむことができ、常識を覆す画期的なアジサイとして注目を集めました。
枝の先端にのみ花がつくこれまでのアジサイに比べて、たくさんの花をつけます。
左:ラグランジア 右:一般品種
葉の大きさが従来のアジサイに比べて1/4と小さいため、葉からの水分蒸散量が半分以下!そのぶん水やりの回数が少なくて済むので、日々の水管理がぐっと楽に♪
※株の生育状況や生育ステージなど様々な要因で葉の大きさは大小差が出ます。
品種情報
ラグランジア クリスタルヴェール2
側芽から手まり咲きの花を咲かせるラグランジア クリスタルヴェール2。初代クリスタルヴェールが改良され、根が強くなり枝数・株のボリュームがアップしました。
クリスタルヴェールとの大きな違いは、生産農家さんにとって仕立てやすくなった点です。上に立ち上がってしまう枝が少なくなり、自然に枝垂れ美しい樹形を保ちやすくなっています。枝が横に枝垂れることで、結果たくさんの花を枝いっぱいに咲かせます。
土壌のpHによっては、ブルー、パープル、ピンクが混ざりあい美しいグラデーションを魅せてくれます。虹色に染まる花毬があふれるように咲き満ちります。
ラグランジア シャンデリー二
豪奢な手まり咲きの花をまるでシャンデリアが連なるように咲かせるラグランジア シャンデリー二。2023年ラグランジアの【第3弾】としてドラマティカルに登場しました。
手まり咲きの花が側芽から咲き、枝いっぱいに咲き誇ります。
咲き始めは爽やかなライムグリーンの花を魅せてくれます。
咲き進むにつれてペールトーンに花色が変わっていきます。
最後には輝き放つ純白な花を連ねます。まるでシャンデリアのような豪奢な花姿を楽しむことができます。
ラグランジア クリスタルヴェール
側芽から手まり咲きの花を咲かせるラグランジア クリスタルヴェール。1つ1つの花房もボリュームがある上に、たくさんの花を枝いっぱいに咲かせます!また、土壌のpHによって花色を変化させ、壮大なクリスタルの虹色ヴェールを魅せてくれます。(2023年春に生産および出荷終了しました。)
手まり咲きの花が側芽から咲き、枝いっぱいに咲き誇ります。
光に反射したクリスタルの虹色ヴェールを楽しむことができます。
土壌のpHによっては、ブルー、パープル、ピンクが混ざり合い、なんとも言えない美しいグラデーションを魅せます。
ラグランジア クリスタルヴェールは、紅葉した葉も美しく四季の移ろいを感じることができるのも魅力です。
ラグランジア ブライダルシャワー
純白の花びらが株全体を覆うようにハラハラと舞い、見る人の足を止めてしまうほどの澄んだ雰囲気は、まさにラグランジア ブライダルシャワーの名前そのもの!
花と葉の⼤きさも絶妙なバランス。株全体に花と葉がまんべんなく散りばめられる様⼦は、まさに「ブライダルシャワー」の名前通り
動画で観るラグランジア ブライダルシャワー
一年の変化の様子を動画にしてまとめてくださいました。是非参考にしてみてください。
花色の変化を楽しめます
ラグランジア ブライダルシャワーは、咲き進むにつれてライムグリーンからホワイト、淡いピンクへと花色が変化します。土壌のpHによっては花色がソフトブルーになる場合もあります。
咲き始めは爽やかなライムグリーンでカスミソウのような可憐さもあります。
ガクが大きくなるにつれてホワイトに変化します。
最後は上品なピンクへと変わります。
購入1年目の株が小さい時期は、ハンギングや小鉢で楽しめます
一年目の株が小さい時期は、ハンギングでも楽しめます。
一年目の株が小さい時期は、小鉢でお楽しみください。購入時の花苗よりも二回り(直径6cm)ほど大きなサイズの鉢への植え替えをおすすめしています。
購入2年目以降は、年々株が充実し豪華な株を楽しめます
晩夏までに伸びた枝を剪定すると、ドーム状の株姿を楽しめます。
剪定をしなければ、ナチュラルにしだれた姿も楽しめます。
購入2年目以降の大きく生長した株は、地植えにしても楽しめます。こちらは、植えつけして3年株です。
左:購入2年目、右:購入1年目
購入1年目と2年目では、株の大きさもこんなに差があります。
他のアジサイと一緒に
開花期が同じことから、青やピンクの色があるアジサイとの植え込みやアレンジを楽しまれている方が多くいらっしゃいます。
関連記事
グリーン情報vol.482 11月号にて特集を組んでいただきました。
LOVEGREENにて特集記事を組んでいただきました。
2023年 蓼科バラクラフラワーショーにて、新品種のラグランジア クリスタルヴェール2を含むラグランジアの展示をしていただきました。
みんなの投稿
みなさんが育てたラグランジア ブライダルシャワーの写真をご紹介!みなさんの投稿をお待ちしております!
ラグランジアのトリビア
ここでちょこっとブレイクタイム!ラグランジアに関するトリビアを3択クイズでご紹介します。
答えは、育て方のページに掲載されています。