- 基本情報
- 育て方
すべての側枝に花がつくラグランジア ブライダルシャワーは、花芽がつく位置を細かく気にせず剪定しても、次の年にはたくさんの花芽をつけ、株いっぱいの花を楽しむことができるローメンテナンスな新ジャンルのアジサイです。今までのアジサイの常識を覆し、無剪定でもそのナチュラルな草姿を楽しむことができます。ここではそんなラグランジア ブライダルシャワーを上手に育てる育て方をご紹介します。

はとても重要です。

草花用培養土
アジサイ用の土ではなく一般の園芸培養土がおすすめです。

肥料
草花用の緩効性肥料がおすすめです。7月初旬~8月中旬は肥料切れしないようにしてください。

その他道具
スコップ、水やり道具、ガーデングローブ(軍手)、ハサミなどがあると便利です。

1日中日光のよくあたる場所、もしくは、午前中に日光がよくあたり午後は木陰のような日陰になる場所に置いて(植えて)ください。
地植えの場合
根が張れば特に水をあげる必要はありません。夏は、土が乾いているようであれば適宜水をあげてください。
鉢植えの場合
春、秋は1日1回。夏は水枯れしないように1日2回程度、最低でも1日1回はあげてください。真夏は特に水切れに注意します。
鉢の土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりとあげてください。
早春から春の生育期が終わるまでと花が終わってから秋までの間は、液肥(1,000~2,000倍)または化成肥料を週に1~2回程度あげてください。草花用の緩効性肥料をあげてください。
7月初旬~8月中旬は注意して、肥料切れしないようにあげ続けるようにしてください。

肥料をあげると、葉の色が濃くなり、花が大きくなります。また、枝が太くなり栄養が充実し、結果翌年たくさん花を咲かせることになります。
害虫
植え込み時にオルトラン等の粒剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。
病気
葉に灰色から褐色の斑点が出てきたら、斑点病(セルコスポラ)の可能性があります。梅雨時期の多湿環境で発生しやすい病気で、雨や散水時の水滴を介して起こります。感染した部位を取り除いて対処ください。
花が終わったら花を切り落とします

花が終わったら、花のすぐ下で切り落とします。栄養状態の良い株は、すぐ下から次の花が咲くことがあります。ただし、2回目の花は1回目の花よりも小さい花が咲きます。
ナチュラルな樹形を楽しみたい場合は剪定不要です
自然な樹形もお楽しみいただけるラグランジアブライダルシャワーですが、丸く整えたい場合は剪定が必要です。剪定をする場合は、9月中旬ごろまでに行ってください。

丸く整えたい場合は、9月上旬ごろに仕立てたい形に枝を切ります。

自然な樹形を楽しみたい場合は、剪定しなくても、そのままの自然な樹形をお楽しみいただけます。
上に伸びた枝は晩夏に対処してください
すべての側芽(枝につく芽)に花がつくラグランジアブライダルシャワーですが、上向きの枝は先端だけに花が付きやすい傾向があります。そのまま放置すると少し不格好になってしまうので、綺麗に咲かせるためには以下のどちらかの対策をとってください。

9月上旬ごろまでに上向きの枝を剪定します。そうすることで先端だけに花がつくことがなくなります。

上に伸びてくる枝を市販の洋ラン線などを使い横方向に誘引します。
横に誘引された枝は全ての芽から花が咲きやすくなり、翌年たくさんの花を咲かせます。

購入して1年目

※関東地方以西基準になります。
※1.購入して1年目は、温室で開花調整されていますので、購入するタイミングによって開花期は異なります。
※2.詳しくは、剪定(お手入れ)を参照ください。
購入して2年目以降

※関東地方以西基準になります。
※3.開花期は愛知県の露地環境を想定しています。北海道などの寒冷地の場合は開花期が1ヶ月程度遅くなります。


開花期:晩春~夏

タイプ:落葉性

最低温度※:約ー20℃

耐寒性ゾーン※:6a~

水やり:土の表面が乾いたらたっぷりあげてください

置き場所:1日中日光のよくあたる場所、もしくは午前中に日光がよくあたり午後は木陰のような日陰になる場所

肥料:早春から春の生育期が終わるまで、また花が終わってから秋まで、草花用の緩効性肥料をあげてください

剪定:丸く整えたい場合は、晩夏に伸びた枝を剪定します。剪定後は花芽分化させるために肥料は控えます。自然な樹形に育てたい場合は剪定不要です。

樹高:約100cm

植栽距離:約120cm

主な用途:プランター/鉢植え、花壇、ハンギング

土壌:あじさい専用の土ではなく、市販の草花用の培養土がおすすめです
- 最低温度:目安としてください。管理方法や場所、株の状態によって表記より高い温度でも枯死する場合があります。
- 耐寒性ゾーン(Hardiness Zone):寒さを段階別に分け(日本の場合は20ゾーン:3a~)、植物ごとにどの地域まで冬越し可能なのか知るための指標です。
- この植物の冬越し可能エリアを確認


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生育旺盛なペチュニア「スーパーチュニアビスタ」も生んだ世界的有名な育種家 坂嵜潮(さかざき うしお)さんが、生みの親です。
(トリビアは、基本情報のページに掲載されています。)