- 基本情報
- 育て方
カレンデュラ(キンセンカ)とは
キンセンカやポットマリーゴールドの名前でも知られているカレンデュラは、一般的には冬から春にかけて、黄色やオレンジ色の花が咲くキク科のお花です。病害虫に強く育てやすいので、ガーデニング初心者の方にもおすすめです。また、次々と花が咲くので切り花としても人気があります。
カレンデュラ パワーデイジーとは

一年中お花が咲けばいいのに…そんな夢を叶えるのがハイブリッドカレンデュラのカレンデュラ パワーデイジーです。耐寒性と耐暑性ともに優れており、春夏秋冬途切れることなく花が咲き続けます。カレンデュラの大敵でもあるうどんこ病に強く、1株になんと100輪以上の花を同時に咲かせます。
カレンデュラ パワーデイジーはその優れた性質で、2016年にRHSチェルシーフラワーショーでの専門家による審査で「将来に渡り大きな影響をあげる品種」として、また2017年にRHSウィズレーガーデンにおいても「春から冬にかけての長期間の審査で優れたパフォーマンス」として世界に評価されました。ここでは、そんなカレンデュラ パワーデイジーを上手に育てる育て方をご紹介します。
カレンデュラ パワーデイジーの育て方


草花用培養土
排水性のよい土を選びます。病気や害虫を避けるため、新しい土のご使用をおすすめします。

肥料
植えつけ時に元肥を施し、4月~10月の生育期には液肥(1,000~2,000倍)を1ヵ月に1回程度あげてください。

鉢
30cm前後の鉢がおすすめです。鉢底網を敷いてください。(地植えの場合は不要です。)

その他道具
スコップ、水やり道具、ガーデングローブ(軍手)、ハサミなどがあると便利です。

カレンデュラ(キンセンカ)の植えつけ
カレンデュラ(キンセンカ)は、直根性の植物です。直根性の植物は、真っすぐ根が伸びる性質があり、その根を痛めると植物にダメージを与えてしまいます。ポット苗から抜いた苗は根を触らないようにして鉢に植えつけましょう。
カレンデュラ(キンセンカ)の日当たり・置き場所
水はけのよい1日中日光がよくあたる場所に置いて(植えて)ください。1日6時間以上日光があたる場所で育ててください。カレンデュラ パワーデイジーは、日当たりさえ気をつければ地植えであれば放っておいても長い間咲き続けるぐらいの大変育てやすいお花です。最低温度は目安としてー15℃と耐寒性があり、日本のほとんどの地域で屋外で冬越し可能です。
カレンデュラ(キンセンカ)の水のあげ方
鉢植えの場合
カレンデュラ パワーデイジーは乾燥に強い品種です。鉢の土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をあげてください。過湿を苦手とするので、根腐れを防ぐためにも排水性のよい土で育ててください。
地植えの場合
根が張れば、水やりはほとんど不要です。
カレンデュラ(キンセンカ)の肥料のやり方
鉢植えの場合
植えつけ時に元肥を施し、4月~10月の生育期には液肥(1,000~2,000倍)を1ヵ月に1回程度あげてください。
地植えの場合
植えつけ時に元肥を施せば、追い肥はほとんど不要です。
カレンデュラ(キンセンカ)の病害虫の予防と対策
植えつけ時にオルトラン等の粒剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。
病気
ほとんど心配いりません。カレンデュラ パワーデイジーは、カレンデュラの大敵でもあるうどんこ病に強く改良されています。
害虫
害虫の心配もほとんどありませんが、アブラムシの繁殖期である4~6月と9~10月にアブラムシが発生することがあります。アブラムシがたくさんついてしまった部分は切り落とし、アブラムシに効く薬剤を散布してください。
カレンデュラ(キンセンカ)の切り戻し・花がら摘み
特にお手入れは不要です。咲き終わった花を切り取ると、キレイな株姿を保てます。
カレンデュラ(キンセンカ)の栽培カレンダー

※関東地方以西基準になります。日本の猛暑では花が少なくなります。


開花期:春~冬

耐性:耐寒性/多年草

最低温度:約ー15℃

耐寒性ゾーン:7b~

水やり:ふつう

置き場所:日なた

草丈:約40cm

株幅:約40cm

肥料:ふつう

用途:プランター/鉢植え、花壇、ハンギング
- この植物の冬越し可能エリアを確認
カレンデュラ(キンセンカ)のよくあるご質問

写真は、切り戻しをし数年育てた株になります。早くこのボリュームを出したい場合は数株同時に植えることをおすすめしますが、じっくり育てたい方は1株でこのボリュームに育てることもできます。
カレンデュラ(キンセンカ)の購入できるお店
カレンデュラ パワーデイジーを販売しているお近くのお店をご案内いたします!