分類:サトイモ科カラジウム属
学名:Caladium hortulanum
栽培環境や植物の状態によっては、実際の花や葉色・模様が異なる場合があります。
ファンシーリーフ
ストラップリーフ
誤って口にすると中毒症状を起こす可能性がありますので、お手入れの際には十分注意してください。
水やり:ふつう
肥料:すくなめ
草丈:35~50cm
株幅:25~35cm
用途:プランター/鉢植え、花壇、ハンギング
★★★★☆
ガーデンカラジウム ハートトゥハート
ガーデンカラジウム ハートトゥハートは、1枚の葉の長さも10~15cmと大きめで、ハート型の葉をたくさん茂らすカラジウムです。日本の高温多湿の気候を得意とし、直射日光があたる場所はもちろん日陰から半日陰の場所でも育てることができます。色がなかなか出せない真夏のシェードガーデンをカラフルに仕上げることも可能です。
ガーデンカラジウムの葉っぱは大きなハート型です。お庭やお部屋にたくさんのハートを飾ってみてください。
品種情報
ファンシーリーフ
ファンシーリーフのカラジウムは、葉の中央に茎(葉柄)が付いており幅のあるハート型をした葉を持ちます。ストラップリーフよりも生育スピードが早く、日陰で育てるのに最適ですが日なたでも育ちます。
ファンシーリーフは、寒さに敏感なため屋内で冬越しする場合でも、夜の気温が15℃を下回らないように育ててください。秋に球根を掘りあげて春に植えるのがおすすめです。
ラズベリームーン
薄い緑色から黄色をベース色とし、緑やラズベリーピンクから赤色のブロッチが葉の大部分を覆うのが特徴です。
ボトルロケット
中心部はピンクで、葉脈は鮮やかな赤色、緑の縁取りとの間には白い斑点があります。夏の直射日光にも強い品種です。
ダウントゥダスク
これまでのカラジウムのイメージを一新した葉脈がホワイトで、ベース色がオレンジのカラジウムです。
スノードリフト
真っ白な葉に深い緑の葉脈を持ちます。葉の形や葉脈が際立つ美しいリーフです。
ティックルミーピンク
濁りがないピンク色をしており、中央のピンクと縁どりの濃グリーンの間には、白い斑点があります。夏の直射日光にも強い品種です。
スプラッシュオブワイン
白や薄いピンクのベース色にグリーンの葉脈とクランベリーレッドの斑点が入っています。光の強い場所では、色や模様がくっきり表れます。
ローズグロウ
フラミンゴピンクにホワイトの葉脈。成熟するにつれて、葉脈がくっきり出てくるカラジウムです。光の強い場所では、ベースのフラミンゴピンクの色が濃くなることもあります。
審査講評
直射日光下でも旺盛に生育し、葉焼けや色あせしにくい。日に当てれば赤色と緑色のコントラストがより際立ち、花壇や寄せ植えのフォーカルポイントにも活用できる。花壇植えも可能なことからガーデンパフォーマンス特別賞、ニューバリュー特別賞同時受賞。早めに植えて、秋花壇の前には掘り上げて球根を保存するのがよいだろう。
スノーフルーリー
濃いグリーンのベースカラーに、白い葉脈や斑入りのコントラストが美しいファンシーリーフのカラジウムです。
ストラップリーフ
ストラップリーフのカラジウムは、葉の端の近くに茎(葉柄)が付いており矢印のような細長いハート形をした葉を持ちます。真夏の直射日光にも負けずよく育ちますが、日陰でも育てられます。ストラップリーフはファンシーリーフよりもやや耐寒性があるので、冬に屋内で観葉植物として冬越し計画をしている方におすすめです。
スカーレットフレイム
鮮やかな赤ベース色にピンクと白の斑が入っており、鮮やかな緑の縁取りで美しく仕上げられています。夏の直射日光にも強い品種です。
カリビアンコーラル
葉の縁どりは深緑で、コーラルピンクのベース色に白い斑点があり、トロピカルな印象を持つカラーリーフです。光の強い場所では、ベースのコーラルピンクの色が濃くなることもあります。
ホワイトワンダー
濃い緑色の縁どりをするエレガントな雰囲気が魅力です。先の尖った美しい槍型の葉のカラジウムです。夏の直射日光にも強い品種です。
エクスプロージョン
葉の縁どりはオリーブグリーンで、幻想的なホワイトベースにブロンズピンクの静脈を持つカラーリーフです。成熟するにつれ葉の色が変化し、さまざまな表情を見せてくれるのも魅力です。
お庭でもお楽しみください
ガーデンカラジウム ハートトゥハートは、直射日光の下でも日陰でも場所を選びません。シェードガーデン(日陰のお庭)を彩るのにもってこいの植物です。単調な色になりがちな日陰のお庭をカラフルなハートトゥハートで印象づけてみてください。ただし、日陰で育てた場合は日光があたる場所で育てる場合より葉色の美しさが劣るので、できるだけ日光があたる場所で育ててください。
切り花(葉)としてお楽しみください
ガーデンカラジウムはどれも温かい色合いで、冬らしいアレンジメントにも大活躍します。
ガーデンカラジウムは、切り葉としてお部屋に飾っても、観葉植物として長い間お楽しみいただけます。カラーリーフならではのスタイリッシュ感もあり、ボリュームあるブーケができあがります。
寄せ植えではフォーカルポイントに
草丈は、35~50cmと高い性質を活かして、花壇や寄せ植えではフォーカルポイントとしてお楽しみください。
カラジウムの寄せ植え例
おすすめの組み合わせ
ガーデンカラジウムと一緒に植えるのに最高に相性がいい植物は、ガーデンヒポエステス ピッピやキボウシ(ホスタ)です。
どれも、半日陰や日陰で生長し水はけのよい湿った土壌を好みます。いずれも生育旺盛で、お互いに栄養を分け合って生長します。
葉の形に統一感があり、寄せて植えるとキルトで紡いだようなガーデンに仕上がります。
やわらかなパステルトーンが落ち着いたカラーパレットを構成します。
ガーデンカラジウムは、耐寒性が弱いため屋外に植えた場合は一年草扱いになります。多年草のお庭のすき間にガーデンカラジウムを植えて、毎年表情が違うお庭を楽しむのもガーデンテクニックの1つです。
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