ボリュームある花を長く楽しむために欠かせない!切り戻しと摘芯って?

花をこんもりボリュームある姿に育てる秘訣や、花が少なくなってきたときに行うことで再びたくさんの花を楽しめるテクニックをご紹介します。

花を長く楽しむためにやっておきたいこと

ボリュームたっぷりに花を咲かせて、それを長く楽しむために覚えておきたいテクニックが「摘芯」と「切り戻し」。両方とも茎を切る点では似ているようですが、その目的や行う時期がちょっと異なります。それぞれどんな時にやっておくとよいのでしょうか?

摘芯とは?

花いっぱいのボリュームある株に育てるためにやっておきたいのが、摘芯。これは、まだ苗が小さいうちから行います。方法はとても簡単。茎の先端近く、脇芽が出る位置の上を切り取るだけ。こうすると、脇芽が伸びてきます。摘芯を行わないと1本の茎のままですが、摘芯を行うと茎が2本になります。さらに摘芯を重ねると4本、8本と増えていくイメージです。
摘芯を行わないとひょろひょろと茎が1本伸びるだけの植物も、苗が小さいうちに摘芯を重ねることで、ボリュームある株姿に育ちます。

最初に元気な脇芽があるのを確認しておくと安心

脇芽の上で茎をカット。小さい苗は先端の葉をつまみ取るような感じです。

摘芯終了

約2週間後。
脇芽が伸びてボリュームアップ!

切り戻しとは?

そろそろ終わり?という花を再びたくさん咲かせるために覚えておきたい作業が、切り戻し。ひょろひょろと伸びてしまったペチュニアも、ばっさり切り戻して新しい脇芽を伸ばせば再びたくさんの花を楽しめます。

切り戻しは株をリフレッシュさせるテクニック。花が残っているとついもったいないと思ってしまいますが、株元の風通しも良くなり、1カ月もすれば再び花いっぱいの姿に戻るので大丈夫。新しい葉や花をたくさんつけるためにぜひやってみてください。

枝が混みあって枯れた花も目立ってきたスーパーチュニア

もっと大きく育てたいので軽く切り戻しを行います(6月12日)

株元にも日があたるようになり、約2週間後には新しい芽が増えて再び開花(6月25日)

切り戻したスーパーベル

約1カ月後には再び満開に

育ちすぎて形が崩れてきたスーパーベル。株元が蒸れて枯葉も目立ってきたので思い切ってばっさりと切り戻します。

ばっさり切り戻すときも、必ず元気な葉を多めに残すようにしましょう。やがて新芽が育ってきます。再び開花するのには少し時間がかかりますが、植物が蒸れて傷みやすい梅雨前などに行うと効果的です。

剪定って?

切り戻しや摘芯のほかに行われるのが「剪定」。これは、木の姿を整えたり、込み入った枝を間引いて風通しを良くしたりすること。生垣や庭木は剪定を行って美しい樹形を保ちますよね。低木のアジサイや宿根草などでも、形を整えつつ翌年の花芽がつくように剪定を行います。適期は樹種によって異なるので注意しましょう。

まとめ

切り戻しと摘芯、上手に使い分けてボリュームたっぷりの花を楽しんでくださいね!