きれいな花が咲いているのを見ると、眺めているだけでも自然に笑顔になります。花が咲く時に使われる「咲」は、もともと「笑」が語源。花が咲くことで人が癒されて笑顔になるのは、昔からごくごく自然なことなのです。
ここでは、ガーデニング初心者の方でも花いっぱい(=笑顔いっぱい)の空間を作ることができる、そんなお花(花苗)の選び方をご紹介します。
お花(花苗)の選び方
花を育てるには種をまくという方法もありますが、最も簡単なのは花の苗を買ってくることです。家で実際に育てる場所が、日当たりが良いか半日陰なのかを考え、その季節にガーデニングショップやネットショップなどで販売されている苗から好きなものを選びます。せっかく植えるのですから、できれば長い間たくさんの花を楽しみたいですよね。そのためには実は苗選びがとても重要になってきます。
状態の良い花苗を選ぶポイント
店頭で売られている苗にも、状態が良い苗とあまり状態が良くない苗があります。
実際に手にとって選ぶことができるのであれば、その後の生長にも影響するので、できるだけ状態が良い苗を選びましょう。
では、どういった苗が良い状態の花苗なのか、お店でお花(花苗)を選ぶチェックポイントをご紹介します。
- 黄色くなった葉などがなく全体に葉の色つやがよい
黄色に変色したような葉がある場合は、病気の可能性があります。全体に葉の色が良く、つやがある方が健康な良い苗です。
- 枝がヒョロヒョロと間延びしていない
大きな苗だから良い苗というわけではありません。枝がヒョロヒョロと間延びしているものよりも、葉がコンパクトに茂っている方がこれからの生長が楽しみな良い苗です。
- 蕾がたくさんついている
花がたくさん咲いていても蕾が少ない苗は、家に持って帰ってから楽しめる期間が短いこともあります。蕾が多い方が長く花を楽しめるので、花の数よりも蕾の数が多い方が良い花苗です。
- 根がカチカチでなく、グラグラしない
ポットを手に取ってみて、あまりにもカチカチに堅いようであれば、根詰まりしている可能性があります。逆にグラグラする場合は、根がしっかり張っていない可能性があります。ほどよい堅さのポットが根の状態が良い苗です。
- 葉が虫に食われていない
ポットを手にとってみて、葉の裏に害虫がついていないか、葉に斑点などが見当たらないかを確認します。虫がいない苗が良い苗です。
育てやすい花苗を選ぶポイント
特にガーデニング初心者の方の場合、状態の良い花苗さえ買えば必ずあふれるように咲かせることができるというわけではありません。
例えばペチュニア。せっかく育てていても梅雨時に枯れてしまったり、ヒョロヒョロと伸びて花が少ししか咲かなかったりということ、ありませんか。実は、同じ花でも(同じペチュニアでも)、品種によって特徴が様々あります。誰でも簡単にたくさんの花を楽しむためには、育てやすい品種を選ぶことが大切なんです。
例えばペチュニアという「種」を、さらに細かく分類した単位が「品種」になります。お店に行くと、同じペチュニアでも、違うラベルのたくさんの「品種」のペチュニアが売っています。
どういった品種が育てやすい品種なのか、育てやすい品種を選ぶポイントをご紹介します。
- 水やりと肥料やりだけで、良く育つ
摘心をしなくても自然に枝分かれし、切り戻しをしなくてもボリュームいっぱいに育つ、そんな特に難しいお手入れをしなくても良く育つ花苗が、ガーデニング初心者の方をはじめとする誰にとっても育てやすい花苗です。
- 花が咲く期間が長い
同じお手入れをしても、花苗を購入して1~2ヵ月ですぐに終わってしまう花より、長く咲いて頼めるお花の方が、パフォーマンスが良い育てやすい花苗になります。
- 病害虫に強い
病害虫に強く改良された品種は、丈夫で誰もが育てやすい花苗です。
花の苗についている「ラベル」には、その植物の品種名のほか、置き場所や耐寒性など上手に育てるために欠かせない情報が書かれています。ラベルの裏まで読んで必ずチェックするようにしましょう。
ガーデニング初心者さんでも失敗せずにあふれるように咲く花を楽しむには、「よく咲く」「開花期が長い」「耐暑性が強い」などと書かれている品種がおすすめです。
まとめ
PW(ピーダブリュー)は、一人でも多くの方に笑顔あふれる毎日を過ごしていただくため、育てやすい花苗を厳選して皆さんへお届けしています。
PWのお花は、ガーデニング初心者さんでも育てやすいものがたくさんあります。特に「スーパーチュニア」「スーパートレニア」など、名前に「スーパー」がつくPWのお花は、その名に引けを取らないぐらい花付きが良く長く楽しめるものばかりです。白地に「PW」と描かれたマークが目印です!お手入れ簡単で長く咲く花を選んで、是非ガーデニングを楽しんでくださいね。