たくさんの花を長い間咲かせてくれるPROVEN WINNERS(PW)の植物たち。でも、ただ放っておけばたくさん咲くというわけではありません。花を咲かせるには肥料(ご飯)が必要です。そこで、今回は花をたくさん咲かせるための肥料(ご飯)のやり方をご紹介します。

植物が元気に育つために必要なのは、太陽の光と土、水、そして肥料(ご飯)です。たくさんの花を咲かせるためには、肥料(ご飯)もその分多くあげることが大切です。肥料(ご飯)が少ないと、同じ品種でも育ちが悪く少ししか花が咲かないこともあります。肥料以外にも置き場所や土の量などたくさんの花を咲かせるための要素はいろいろありますが、ここでは肥料のやり方をしっかり押さえておきましょう。

肥料(ご飯)の種類

肥料の原材料

肥料の原材料は、有機肥料と化成肥料の2種類があります。

有機肥料
牛ふんや油カスなど動植物本来の有機物を原材料とした肥料のことで、種類ごとに成分が大きく異なることが特徴です。

化成肥料
化学的に合成された無機肥料で、複数の成分を含んでいるものが多いことが特徴です。

地植えの宿根草や庭木に向いているのは堆肥などの有機肥料で、花が咲く時期には化成肥料も追加であげます。一方、一年草や宿根草でも鉢植えの花に向いているのは、成長に必要なさまざま成分が配合された化成肥料です。

肥料の形状

肥料の形状は、固形肥料と液体肥料の2種類があります。効果を長く維持したいときは固形肥料を使いますが、限られた土の量でたくさんの花を咲かるためにはすぐに吸収できる液体肥料を使います。

固形肥料
固体の肥料で、持続性に優れています。

液体肥料
液体の肥料で、速効性に優れています。

肥料の効き方

肥料の効き方は、速効性肥料と緩効性肥料と遅効性肥料の3パターンあります。

速効性肥料
植物にすぐに吸収される肥料で、速効性はあるものの効果は長続きしません。

緩効性肥料
少しずつ緩やかに吸収される肥料で、効果が一定期間持続します。

遅効性肥料
一度土の微生物に分解された後、徐々に吸収される肥料で、効果はゆっくりで一定期間持続します。

肥料の選び方

N-P-K=5-10-5や6-10-5など、肥料の袋や容器に書かれているのをよく見かけますよね。これは、どんな成分がどのような比率で含まれているか示したもので、肥料選びの参考になります。このN、P、Kは植物に必要不可欠な肥料の三要素です。

肥料の三要素

肥料の三栄要素の働きを知って、目的に応じて肥料を選ぶことができたら、肥料マスターです。

N(窒素)
植物が最も必要とする栄養素で、葉や茎を育てて株を大きく茂らせます

P(リン酸)
花や実をたくさん付けるのを促進します

K(カリ)
根をしっかり張って丈夫にし、病害虫や環境ストレスに対する抵抗力をつけます

「花をたくさん咲かせたい!」というときは、P(リン酸)を多く含む草花用の肥料を使いましょう。
もちろん、それには花が咲く前に株がしっかり育っていることが大前提です。株をしっかり育てるにはN(窒素)やK(カリ)を多く含む草花用の肥料を使いましょう。

肥料の中量要素

肥料の三要素のほかにも、続いて重要とされる中量要素とその働きをご紹介します。

マグネシウム
光合成をするための葉緑素を作り、リン酸の働きを助けます

硫黄
新陳代謝を高め、根が生長するのを助けます

カルシウム
根が生長するのを助け、病害虫に対する抵抗力をつけます

肥料のやり方

肥料のやり方には、植えつけ時に土に混ぜる方法(元肥)と、後から追加してあげる方法(追肥)の2通りあります。植えつけ時の土に肥料を混ぜたのに、だんだん花が小さくなったり少なくなったりした経験はありませんか。お花の元気がなくなってきたら元肥だけでは栄養が足りていない証拠です。追肥もあげるようにしましょう。

元肥(もとひ・もとごえ)

元肥は、種まきや植物を植えつけ時に予め土に混ぜておく肥料で、初期段階の植物の生長を促すことを目的とします。効果が長く続く緩効性の肥料を使います。

追肥(ついひ・おいごえ)

追肥は、植物の生長段階で与える肥料で、生長中に不足した栄養を補充することを目的とします。用途に応じて、速効性や緩効性の高い肥料を使分けます。

肥料には、月1回程度株元の土に置くタイプや、ワンシーズン(3ヵ月ほど)に1回追加するタイプ、水で希釈して利用するタイプ、そのまま原液のままあげるタイプなどさまざまな種類が出ているので、肥料に表示されている内容に沿って追肥を行いましょう。

但し、葉や花が茶色に変色したり苗が弱っている時に、肥料をあげ続けないようにしてください。少し肥料をあげることを控えて、しばらく様子を見て葉が元気になってきてから、肥料をあげるのを再開するようにしてください。

PWのお花を長くたくさん咲かせるポイント!

PWの花を長い間たくさん咲かせるには、元肥を通常のものより多めに入れ、さらにその後も追肥を定期的にあげ続け、肥料を切らさないことがポイントです。

肥料の効果

肥料が切れてしまったスーパーチュニアビスタは、花が少なくなってしまいます。次の花がなかなか咲いてくれないので、開花期もすぐに終わってしまいます。

肥料をたっぷりあげているスーパーチュニアビスタは、花もたくさん咲き、長く咲いてくれます。上手に肥料をやることで、春から秋までお花を楽しむことができます。

肥料よくあるご質問

Q
肥料が足りないサインは何ですか。
A

肥料が不足すると、花数が少なくなってきたり、下の葉の色が薄くなったり黄色に変色したりします。肥料が足りていないサインを見つけたら、肥料を施す量を守りながら、薄めの肥料をたっぷりあげるようにしてください。PROVEN WINNERS(PW)の植物は、みんな生育旺盛で肥料を多く必要とするものが多いです。肥料切れしないように注意してください。ただ、植物によっては、肥料のあげ過ぎによって弱っている場合もあります。育てる植物が肥料が好きかどうか事前に調べておくと安心です。

まとめ

良い土と日当たりに加えて、肥料をたっぷりあげると、花をたくさん咲かせることができます。ぜひ肥料のやり方をマスターして、たくさんの花を咲かせることにチャレンジしてみてくださいね。