2021年春、植物の国際ブランド「PW」は今年もおすすめの新品種や新色がたくさん出揃いました!さっそく春のガーデニングに取り入れてみませんか。花苗の技術は日々驚くほど進化を続けています。新しいお花でお庭を飾ると、新しい気持ちになれるほか、その花苗の品質に驚くこと間違いなしです。
2021年花苗新品種
ゴンフレナ ラブラブラブ
分類:ヒユ科ゴンフレナ属 学名:Gomphrena pulchella一般的には千日紅として呼ばれている淡い桃色のゴンフレナがPWブランドに仲間入りしました。連続開花性に優れており、春から晩秋まで長くお花をお楽しみいただけます。50~70cmと草丈が高いので、花壇の背面におすすめです。風に揺れる姿はとっても風情があります。
ラブラブラブとは、大切な人に英語で手紙を書く際の締め言葉として利用されます。その意味は「心を込めて」。私たちも心を込めてラブラブラブを皆さまにお届けします。
love love love, Proven Winners.
エボルブルス ブルーラグーン
分類:ヒルガオ科エボルブルス属 学名:Evolvulus hybridアメリカンブルーの名前で知られている発色がよい青色の花エボルブルスが登場します。名前は、エボルブルス ブルーラグーンです。
・分枝せずにひょろひょろ伸びる
・先端にしか花が咲かない
・春は生育が悪く寄せ植えるとほかの植物に侵食される
といった一般的なエボルブルスが抱える問題を解決しました!
また、もともと夏の花なので、暑さには抜群の耐暑性を誇ります。
地植えをすると、その名前の通りブルーラグーンのように咲き広がりますよ。
スーパーチュニア ラヴィドュビィ
分類:ナス科ペチュニア属 学名:Petunia hybridスーパーチュニアに、フリル生地の淡いピンク模様のラヴィドゥヴィが仲間入りします。アメリカでは以前より人気の品種だったのですが、何度も厳しいテストを重ね…ようやく高温多湿の日本の気候にも耐えるように改良されました。写真は、スーパーベル アイストュインクル と アンゲロニアエンジェルフェイス ブルとの寄せ植えです。こうして淡い色同士を組み合わせることで癒される寄せ植えに仕上がりますよ。
品種名「lovie dovie」は、とっても甘い関係を意味する言葉で、直訳すると「愛おしきスーパーチュニア」とでも表現すべきでしょうか。
しかし、そんな甘い名前と裏腹に、絞り染め技法を彷彿させるラビィドゥヴィのフリル生地と模様は、日本人にとってはどことなくなじみ深く…懐かしく感じます。
スーパーベル ダブルミルクレープ
分類:ナス科カリブラコア属 学名:Calibrachoa hybrid大人気のスーパーベル ダブルシリーズ に2021年春上品なミルクレープ色が登場します。
お花の中心は、まるで溶けたバターがしみ込んでいるような色合いで、ダブルの花弁が可愛いらしいカリブラコアです。その名も、ダブルミルクレープ♪
もちろん見た目が可愛いだけでなく、スーパーベルならではの病気や暑さに強い性質も兼ね備えています。開花期は春~秋まで長くお花を楽しめますよ。一見すると、白バラのような見た目でホワイトガーデンにも馴染みます。
スーパーベル ホーリーフレア
分類:ナス科カリブラコア属 学名:Calibrachoa hybridカリブラコアに、黄地に赤色のクレヨンで描いたような模様のスーパーベル ホーリーフレアが誕生します。ホーリーモーリーの後継品種で、ホーリーモーリーより発色がはっきりし、性質も強くなりました。
2021年、斬新な模様のホーリーシリーズは、3種類。
・ホーリーカウ(白地に紫模様)
・ホーリースモーク(白地に紫模様)
・ホーリーフレア(黄地に赤模様)
黄色のお花はナメクジがつきやすい傾向があります。もし株は充実しているのに花が咲かなかったり、葉っぱに透明な粘液が見えた場合は、ナメクジ駆除剤を利用してみてくださいね。
スーパーアリッサム パープルプリンセス
分類:アブラナ科ニワナズナ属 学名:Lobularia hybridスーパーアリッサム スノープリンセスが紫色になって新登場!その名もスーパーアリッサム パープルプリンセスです。2020年で販売中止となったパープルナイトに代わり、生育旺盛にパワーアップしての登場です。
性質はスーパーアリッサム スノープリンセスと同じで、耐暑性がありほぼ一年花を楽しむことができます。
開花全盛期前の6月~9月の間、満開後株が乱れてきたら切り戻しをしてください。新芽が吹き、がっしりした株で再び花を楽しむことができますよ。一面紫色に広がるので、地植えにもおすすめです。
ユーフォルビア ダイアモンドスノー
分類:トウダイグサ科ニシキソウ属 学名:Chamaesyce hybrid一見すると、ユーフォルビア ダイアモンドスターと変わりないように見えますが、ユーフォルビア ダイアモンドスターがさらに生育旺盛になったのがこのユーフォルビア ダイアモンドスノーです。真っ白な雪のように高密度に咲き誇るため、ダイアモンドスノーという名がついています。
開花期は春から晩秋まで、花壇を真っ白に演出してくれます。
マーガレット ホワイトモカ
分類:キク科アルギランセマム属 学名:Argyranthemum Frutescensマーガレットに八重咲きのホワイトモカが仲間入り介します。
ダブルの花弁で、一般的なマーガレットよりもしっかりした重みがあります。白色で主張が少ない分、色々なお花と組み合わせて寄せ植え をしてもお楽しみいただけます。
スーパーサルビア ロックンロール ブルーティアーズ
分類:シソ科サルビア属 学名:Salvia hybrid1株で、草丈は70~100cm、株幅は70~100cmと驚きの生育力を見せてくれるスーパーサルビア ロックンロール シリーズに、ラベンダーと水色の中間色のブルーティアーズが誕生します。一般的なサルビアは枝が折れやすいのですが、スーパーサルビアは枝が強く、折れたとしても回復力に優れます。
品種名「ブルーティアーズ」は、JUDY AND MARYの2ndシングルのタイトルでもあります。繊細な青紫色を、甘く切ない恋の象徴「ブルーティアーズ(青い涙)」として表現しています。
ステラ スノーストーム
分類:オオバコ科ステラ属 学名:Stera Cordataステラは、一般的に2月や3月に出回る早春のお花ですが、梅雨に入る頃には傷んでしまうことが多いので、今まで購入をためらっていた方も多いのではないでしょうか。PWブランドのステラ スノーストームは、暑さに強く改良されたことが大きな特徴で、暑さに強いため早春から晩秋まで長い期間花を楽しめるようになりました。(※真夏は花が休むことがあります。)
ステラ スノーストームは、グレイシアブルー(淡いラベンダー色)とスノーグローブ(白色)の2色の展開があります。
ポーチュラカ オスカーレッド
分類:スぺリヒユ科ポーチュラカ属 学名:Portulaca umbraticolaベロアのように光沢感のある花色が特長のポーチュラカ オスカーレッド。真夏の太陽の光を浴びて、キラキラと光沢ある花びらを輝かせてくれます。ハート形の花弁も特徴的です。適度に立ち上がるので、一般的なポーチュラカが抱える「中央に花が咲かない」という心配もありません。
ガーデンカラジウム ハートトゥハート
分類:サトイモ科カラジウム属 学名:Caladium hortulanum日なた・日陰ともに楽しめるマルチ高性能!トロピカルな印象で観葉植物として人気が高いカラジウムですが、ガーデニング用としても大活躍するカラジウムがPWに仲間入りしました!ガーデンカラジウム ハートトゥハートは、1枚の葉の長さも5~8cmと大きめで、ハート型の葉をたくさん茂らします。
2021年アジサイ新品種
アジサイ レッツダンス ビッグイージー
分類:アジサイ科アジサイ属 学名:Hydragea macrophyllaアジサイ レッツダンスビッグイージーは、四季咲き性のアジサイで、新枝、古枝両方に花が咲くので株いっぱいに花が咲きます。目を引く大きな花は、緑かかったピンク色あら鮮やかなピンク色に変化しその後再び緑色になります。pH(土壌酸度)によりピンクからラベンダーブルーの色を楽しめます。樹高は60~90cmとコンパクトな樹形で、鉢植えや狭いスペースにもおすすめです。
ノリウツギ ジンフィンドール
分類:アジサイ科アジサイ属 学名:Hydrangea paniculataノリウツギ ジンフィンドールは、他のノリウツギよりも開花時期が早く、大きくてカラフルな花を長い期間楽しめます。花色は白から明るいピンク、その後、深い濃いピンク色へと変化します。茎が大変丈夫で、倒伏しにくく、切り花やドライフラワーにも適しています。
2021年春 動画で観るPWおすすめ新品種
新品種についてよくあるご質問
- パンジーやビオラはないのですか。
PWでもパンジーやビオラの開発も進めております。しかしながらPWブランドで販売するに値すパフォーマンスがなかなか出せず、商品化できていない状況です。PWからパンジーやビオラを販売する日がきたら、きっと皆さんも納得がいくような品質のものをご紹介することができると思いますので、楽しみに待っていてください。
2021年新品種一覧
まとめ
育てやすくて長く楽しめるPWのお花たち。2021年新品種は、どれも日本特有の長い梅雨や猛暑などの気候にも耐えれるか厳しいテストを乗り越えた品種ばかりです。一度育ててみれば、そのパフォーマンスを実感できるはずです。2月末頃から順次店頭に並び始めるのでぜひ育ててみてくださいね!