ステラ(バコパ)とは
ステラ(別名:バコパ)は、花が少ない冬から楽しめ、たくさんの小さな花を枝垂れて咲かせる花姿が可愛らしいお花です。一般的に、冬は耐寒性があるのですが、夏の高温多湿を苦手とするため、夏に花が終わる一年草として取り扱われていました。
ステラ スノーストームとは

ステラ スノーストームは、耐暑性が改良され夏のお花とも寄せ植えができるステラです。
最低温度は目安としてー5℃と耐寒性もあり、上手に夏越しができれば多年草として楽しむことができます。ここでは、そんなステラ スノーストームを上手に育てる育て方をご紹介します。
栽培カレンダー

※関東地方以西低地基準になります。地域やその年の気候、生育状態により、開花期やお手入れの適期などは変わります。栽培カレンダーは目安としてください。真夏と真冬は開花が控えめになりますが、周年お花をお楽しみいただけます。
育て方動画

ステラ スノーストームの育て方




ステラの植えつけ
植えつけ時に元肥を十分に施し、害虫防除のために殺虫剤を撒いておきましょう。買ってきた花苗(9~10.5㎝ポット苗)は初めはふた回り大きな15㎝~20㎝位の鉢に植えつけ、根が張ってきたら30㎝前後の鉢に植え替えましょう。
ステラの日当たり・置き場所
鉢植えの場合
秋・冬・春は1日中日光がよくあたる場所、夏は午前中に日光がよくあたり午後は木陰のような日陰になる場所に置いてください。冬は、軒下など寒風や強い霜が直接あたるのを避けた場所で育てると、株が傷みにくいです。また、一年を通してあまり雨には当たらない場所で育てると安心です。
地植えの場合
真夏の直射日光を苦手とするので、夏は午前中に日光がよくあたり午後は木陰のような日陰になる場所を選んでください。さらに、風通しが良く雨が当たりにくい場所であれば、夏越しもできます。
ステラの水のあげ方
鉢植えの場合
鉢の土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりとあげてください。
地植えの場合
ほとんど水やりは必要ありません。夏に地面が乾いていたら、涼しい時間帯に水をあげるようにしましょう。
ステラの肥料のやり方
開花全盛期の3月~6月と9月~12月は、緩効性の置き肥を1ヵ月に1回程度、液肥(1,000~2,000倍)を1~2週間に1回程度あげてください。
ステラの病害虫の予防と対策
植えつけ時に害虫防除のために殺虫剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。
病気
特にありません。
害虫
アブラムシの主な繁殖期は4~6月と9~10月です。この時期にアブラムシが発生することがあります。アブラムシは、単為生殖で、雌が1匹いれば増え続けることができる害虫です。アブラムシを見かけたら、たくさんついてしまった部分は切り落とし、残ったアブラムシが再繁殖する前にアブラムシに効果があ薬剤を散布してください。
ステラの切り戻し
梅雨入り前には、風通しをよくするために形を整え枝をすく切り戻しをしてください。
冬の開花全盛期が訪れる前の9月には、形を整える程度の切り戻しをしてください。新芽が吹き、がっしりとした株で再び花が楽しめます。
切り戻しをする際には、すべての枝に元気な葉が残るように切り戻しをしてください。
ステラの夏越し

夏は、風通しの良い涼しい場所で夏越しをしてください。夏越しに成功したステラはよりたくさんのお花をほぼ周年楽しむことができます。
ステラの冬越し
耐えることができる最低温度は、目安としてー5℃です。霜の降りない軒下などで育てると安心です。


水やり:ふつう

置き場所:日なた、半日陰

草丈:10~25cm

株幅:30~60cm

肥料:ふつう

用途:プランター/鉢植え、花壇、ハンギング

ポリネーター
フレンドリー

★★☆☆☆
よくあるご質問
- 切り戻しは必ずした方がいいですか。
蒸れたりしていなければ、切り戻しをしなくても大丈夫です。蒸れるのを防いだり、がっしりした株に生長させるためには、切り戻しをすることをおすすめします。
切り戻しについて、さらに詳しい情報はこちら
ステラのトリビアの答え

トリビアは、基本情報のページに掲載されています。