プルモナリアとは

プルモナリアはヨーロッパ原産のムラサキ科の植物で、別名:ヒメムラサキ(姫紫)やハイムラサキ(這い紫)と呼ばれる常緑多年草です。春には、ピンク色やブルー色の花が咲き、品種によっては魔法のように花色変化を楽しめます。

耐寒性があり、育てやすいことから初心者にも人気で、「春の彩り+葉の美しさ」を両立したガーデンプランツとして重宝されています。

プルモナリア ピンクアブルーとは

プルモナリア ピンクアブルーは、春の終わりにピンク色の花が咲き、すこしずつ青に変化していきます。その花姿はまるで春の魔法のよう。

プルモナリアピンクアブルー

さらに、深緑の葉にはきらめく銀の斑点が散りばめられ、花が終わってからもその美しさは色あせることはありません。

ここでは、そんなプルモナリア ピンクアブルーを上手に育てる育て方をご紹介します。

栽培カレンダー

ただ今準備中

※関東地方以西低地基準になります。地域やその年の気候、生育状態により、開花期やお手入れの適期などは変わります。栽培カレンダーは目安としてください。
※ご購入後の苗は真夏と真冬を除き早めに植えつけてください。

プルモナリア ピンクアブルーの育て方

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準備するもの
ガーデニングあると便利な道具肥料控えめ
ガーデニングあると便利な道具
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プルモナリア ピンクアブルーの管理方法

Leaf 植えつけ

買ってきた花苗(11㎝トールポット苗)は、真夏と真冬を除いて周年植えつけ可能です。初めはふた回り大きな20㎝~25㎝位の鉢に植えつけ、根が張ってきたら30㎝前後の鉢に植え替えましょう。春と秋の植えつけ適期以外は根を傷めないように十分注意してください。

Leaf 日当たり・置き場所

プルモナリア ピンクアブルーは、午前中に日光がよくあたり午後は木陰のような日陰になる場所や明るい日陰で育ててください。

夏の直射日光は葉焼けの原因になるため避けましょう。落葉樹の下など、春は日が当たり、夏は木陰になる場所が最適です。

Leaf 水のあげ方

土が乾いたらたっぷりと水やりをするようにしてください。有機質で少し湿っているぐらいの土壌でよく育ちます。乾燥しやすい季節には水やりを怠らないように注意しましょう。

Leaf 肥料のやり方

植えつけ時に元肥を施し、春の生育期は月に一回程度緩効性の置き肥をあげてください。夏は、薄め(1,000~2,000倍程度)に希釈した液体肥料を週に1回程度あげると、花つきが良くなります。

Leaf 病害虫の予防と対策

植えつけ時に害虫防除のために殺虫剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。

病気

葉にうどんこを振りかけたような粉状の円斑が生じたらうどんこ病の可能性があります。予防薬剤を定期的に散布して、日当たり良く風通しの良い場所で育てるようにしましょう。

害虫

もし、植木鉢の周りや葉の上などにテカテカと光るスジのようなものがあれば、それはナメクジが這った跡です。誘引殺虫タイプのナメクジ駆除剤をあらかじめまいておびき寄せて退治しましょう。鉢は地面に直接置かないように、枯葉は溜まらないように定期的に取り除くようにして、予防をしましょう。

Leaf 花がら摘み・切り戻し

花が咲き終わったら、花茎ごと地際で切り取りましょう。

Leaf 夏越し

プルモナリア ピンクアブルーの耐暑性レベルは、★★★☆☆です。夏は西日対策や過湿に注意して、涼しい場所で夏越しするようにしましょう。

Leaf 冬越し

プルモナリア ピンクアブルーが耐えることができる最低温度は、目安としてー40℃です。特に冬越し準備を必要とせず、日本全国で屋外で冬越し可能です。

冬に気温が下がってくると葉色が変わり、落葉して地上部が小さくなったり無くなってしまうこともありますが、地下部は生きていて、春暖かくなったらまた芽吹きます。

プルモナリアピンクアブルー
9月下旬(愛知県) 植えつけ
プルモナリアピンクアブルー
1月上旬
プルモナリアピンクアブルー
3月中旬
プルモナリアピンクアブルー
4月中旬
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春の花色変化の魔法を楽しみにしていてください

管理情報

開花期:春

耐性

耐性:耐寒性多年草

最低温度:ー40℃

水やり:ふつう

置き場所:半日陰、日陰

草丈

草丈:40~45cm

株幅

株幅:約60cm

肥料:ふつう

鉢植え/プランター

用途:花壇、プランター/鉢植え

ポリネーターフレンドリー

ポリネーター

フレンドリー

耐暑性アイコン

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