バーべリス(メギ)とは
バーべリスは、メギ科メギ属の落葉低木でメギ(目木)とも呼ばれています。赤色や黄色のカラフルな葉色を楽しめ、生け垣や庭木として人気があります。落葉樹でありながら、常緑樹と同じ環境下でも育てることができます。
バーべリス サンジョイ ネオとは
わずか80cmの高さに生長するこのバーべリス(メギ)は、コンパクトな樹形にまとまるので生垣にも適しています。植えつけ後1年は水やりを必要としますが、根が張れば植えっぱなしで大丈夫な大変ローメンテナンスなシュラブ(低木)です。害虫や病気に悩まされる心配もない丈夫な品種で、ガーデニング初心者の方にもおすすめです。
葉の付け根付近にトゲがあるので、お手入れの際にはガーデングローブを着用するようにしてください。
ここではそんなバーべリス サンジョイネオを上手に育てる育て方をご紹介します。
栽培カレンダー
※関東地方以西低地基準になります。地域やその年の気候、生育状態により、開花期やお手入れの適期などは変わります。栽培カレンダーは目安としてください。
バーべリス(メギ)の育て方
日当たり・置き場所
鮮やかな葉色を楽しむには、1日中日光がよくあたる場所で育ててください。1日6時間以上日光があたる場所が理想です。日光が足りないと葉の色が緑色になることがありますが、日光に当てるとすぐに色が戻ります。耐寒性にも耐暑性にも優れており、日本全国で戸外で育てることができます。
水はけのよい土壌であればどんな土壌でも育ちます。
植えつけ
買ってきた苗(15㎝PWポット苗やベビー苗)は、真夏と真冬を除いて周年植えつけ可能です。春と秋の植えつけ適期以外は根を傷めないように十分注意してください。
鉢植えの場合
初めはふた回り大きな鉢に植えつけ、根が張ってきたら30㎝前後の鉢に植え替えましょう。
地植えの場合
以下を参考にして植えつけをしてみてください。
水のあげ方
植えつけからしばらくは、土が乾いているようであれば水をあげてください。雨が降らない日が続いて、土が乾いているようであれば植えつけから1年程度は水をあげてください。
地植えの場合
根が張れば特に水をあげる必要はありません。
鉢植えの場合
鉢植えでも、根が張れば特に水をあげる必要はない乾燥に強い植物です。
肥料のやり方
バーべリス サンジョイ ネオは、特に肥料は必要ありません。花が咲き終わった後に、樹形を整える目的で剪定をした場合は、緩効性肥料をあげてください。
病害虫の予防と対策
バーべリス サンジョイ ネオは、害虫や病気に悩まされる心配もない丈夫な品種で、ガーデニング初心者の方にもおすすめです。
剪定
自然にまとまった樹形に育つので基本的には剪定は必要ありません。樹形を整える必要がある場合は、翌年花が咲かなくなる可能性がありますが、落葉した休眠期に剪定してください。花が咲き終わった後(早春)に剪定してもよいです。
強く剪定すると、回復に時間がかかります。太い茎は切らずに、形を整える程度の剪定がおすすめです。葉の根元にトゲがあるのでお手入れの際はガーデングローブをつけるようにしてください。
また、剪定した後は、緩効性肥料をあげるようにしましょう。
冬越し
バーべリス サンジョイ ネオが耐えることができる最低温度は目安として約ー25℃と耐寒性に優れており、日本全国屋外で冬越し可能です。冬は地上部を枯らす落葉樹ですが、春には新芽が生えてきます。
植え替え
鉢植えの場合
バーべリス サンジョイ ネオは、鉢植えで育てている場合は2年に一度植え替えすることをおすすめします。休眠期にふた回りほど大きな鉢や地植えに植え替えるようにしてください。
植え替えは、葉を落とした後の休眠期に行います。関東以西の暖地では、落葉して休眠期に入る11月下旬から翌年の3月頃までが植え替え時期です。寒冷地では、寒さで株が傷まないように、11月下旬から翌年の立春(2月上旬)までに植え替えをするといいでしょう。
鉢増しすることが難しい場合は、以下の植え替え方法を参考にして来年も同じ鉢サイズでお楽しみください。
地植えの場合
地植えの場合は、植え替えの必要はありません。
よくあるご質問
- バーべリス(メギ)を鉢植えやプランターで育てることはできますか。
はい、できます。水はけのよい培養土を使って育ててください。