- 基本情報
- 育て方
デロスペルマとは
デロスペルマは、細長い花びらを放射状に咲かせるお花で、耐寒性マツバギク(松葉菊)という名でも知られています。這い性で開花期間が長く多肉質の葉を持つ丈夫な植物ですが、多湿を苦手とするので乾かし気味に育てます。
デロスペルマ ルミナスレンジャーとは
デロスペルマ ルミナスレンジャーは、最低温度ー25℃まで耐えることができ、ほぼ日本中どこでも花壇で冬越し可能な宿根草です。冬越しした翌年はさらに充実した株となり多くの花を咲かせます。コンパクトな草姿に、光沢ある花が株を覆いつくすように咲きます。花色は、元気になる「イエロー」「ピンク」「ホワイト」の展開があります。ここではそんなデロスペルマ ルミナスレンジャーを上手に育てる育て方をご紹介します。
デロスペルマ ルミナスレンジャーの育て方


草花用培養土
排水性のよい土を選びます。病気や害虫を避けるため、新しい土のご使用をおすすめします。

肥料
生育期である4~5月と9~10月は、緩効性の置き肥を1回程度、液肥(1,000~2,000倍)を1~2週間に1回程度あげてください。

鉢
30cm前後の鉢がおすすめです。鉢底網を敷いてください。(地植えの場合は不要です。)

その他道具
スコップ、水やり道具、ガーデングローブ(軍手)、ハサミなどがあると便利です。

日当たり・置き場所
デロスペルマ ルミナスレンジャーは、水はけのよい1日中日光がよくあたる場所、もしくは午前に日光がよくあたり午後は木陰のような日陰になる場所に置いて(植えて)ください。
水のあげ方
鉢植えの場合
一般的なデロスペルマ(マツバギク)は過湿を苦手としますが、デロスペルマ ルミナスレンジャーはある程度の高温多湿にも耐えられます。鉢の土の表面が完全に乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をあげてください。
地植えの場合
水やりはほとんど必要ありませんが、真夏に日照りが続いて土がカリカリになった場合は水をあげてください。
根が張るまでは、水のあげ過ぎに注意して育ててください。
肥料のやり方
生育期である4~5月と9~10月は、緩効性の置き肥を1回程度、液肥(1,000~2,000倍)を1~2週間に1回程度あげてください。
病害虫の予防と対策
植えつけ時にオルトラン等の粒剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。
病気
過湿に注意すれば、ほとんど病気の心配はいりません。
害虫
アブラムシの繁殖期である4~6月と9~10月にアブラムシが発生することがあります。アブラムシがたくさんついてしまった部分は切り落とし、アブラムシに効く薬剤を散布してください。
切り戻し
茎が伸び過ぎた部分を切り取る程度で、切り戻しは不要です。あまりに株が混みあってきたときには、株が蒸れないように重なった枝や不要な枝をすいてください。
植え替え
鉢植えの場合は、数年に1回春か秋に、新しい用土に植え替えをすると花つきが良くなります。
栽培カレンダー

※関東地方以西基準になります。


開花期:春~秋

耐性:耐寒性/多年草

最低温度:約ー25℃

耐寒性ゾーン:5a~

水やり:ふつう

置き場所:日なた、半日陰

草丈:10~20cm

株幅:20~30cm

肥料:ふつう

用途:プランター/鉢植え、花壇、ハンギング
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よくあるご質問
デロスペルマは耐寒性多年草です。多年草の株の寿命は生育環境や管理の状況で大きく異なりますので、寿命を明確にお答えするのは難しいのですが、猛暑や長雨などの影響が少なければ長くお楽しみいただけます。
購入できるお店
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