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ジギタリスとは
バラと同じ時期にお花を楽しめることからバラの添え花としても人気のジギタリス。お花の形はまるでベルのようで、空に向かってそびえる花茎は、存在感抜群です。ジギタリスは本来は宿根草なのですが、耐暑性に弱く夏に枯死することが多い植物です。
スーパージギタリスとは

fraw_frow様の投稿
スーパージギタリスは、種がつかず開花期が長い宿根草のハイブリッド ジギタリスです。種がつかない分豪華な花を枝いっぱいに咲かせます。一般的なジギタリスは春が開花期ですが、スーパージギタリスは耐暑性に優れており晩春から秋まで長く咲きます。また、冬越しすれば毎年花を咲かせる宿根草です。ここでは、そんなスーパージギタリスを上手に育てる育て方をご紹介します。
スーパージギタリスの育て方


草花用培養土
排水性のよい土を選びます。病気や害虫を避けるため、新しい土のご使用をおすすめします。

肥料
生育期である春と秋は、緩効性の置き肥を1ヵ月に1回程度、液肥を1~2週間に1回程度あげてください。

鉢
30cm前後の鉢がおすすめです。鉢底網を敷いてください。(地植えの場合は不要です。)

その他道具
スコップ、水やり道具、ガーデングローブ(軍手)、ハサミなどがあると便利です。

日当たり・置き場所
スーパージギタリスは、水はけのよい1日中日光がよくあたる場所、もしくは午前中に日光がよくあたり午後は木陰のような日陰になる場所に置いて(植えて)ください。
水のあげ方
鉢植えの場合
土の表面が乾いたら、たっぷり水をあげてください。目安として春、秋は1日1回。夏は水枯れしないように1日2回程度、最低でも1日1回はあげてください。真夏は特に水切れに注意します。鉢の土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をあげてください。
地植えの場合
根が張れば、水やりはほとんど不要です。
肥料のやり方
生育期である4月下旬~6月下旬ならびに9月初旬~10月初旬頃は、緩効性の置き肥を1ヵ月に1回程度、液肥を1~2週間に1回程度あげてください。
病害虫の予防と対策
植えつけ時にオルトラン等の粒剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。病害虫の心配はほとんどありません。
切り戻し・花がら摘み
初夏の開花後、咲き終わった花の花茎を株元から切り戻します。花茎を株元から切り取ると、その下の節から細い側枝が伸びて二番花が咲きます。
夏越し
一般的なジギタリスは耐暑性が弱いため、日本だと夏を越すのが難しいと言われていますが、スーパージギタリスは耐暑性があるため、特別な夏越し準備をしないでも育つジギタリスです。直射日光を避けた場所で夏越しさせるとより安心です。
冬越し
スーパージギタリスは目安としてー5℃までの最低温度に耐えることができますが、お住まいの地域によって冬越しの準備が必要になります。晩秋の株がまだ元気なうちに葉を少し残すように切り戻してから 軒下やベランダなど、日中は日があたり、 霜の当たらない場所で管理してください。関東以西であれば恐らくこれで冬越しできますが、 もし可能であれば、気温の下がる夜だけでも室内(玄関など)に入れていただくとより安全です。

冬越しに成功したスーパージギタリスは、一見枯れた葉に覆われています。根元を確認して、新芽が芽吹いていたら冬越し成功です。

新芽だけを残して、枯れた葉はすっきりと切り取ってください。
栽培カレンダー

※関東地方以西基準になります。


開花期:晩春~秋

耐性:半耐寒性/多年草

最低温度:約ー5℃

耐寒性ゾーン:8b~

水やり:ふつう

置き場所:日なた、半日陰

草丈:約100cm~

株幅:約45cm

肥料:ふつう

用途:プランター/鉢植え、花壇
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