センニチコウ(千日紅)とは
センニチコウ(千日紅)はパナマ、グアテマラ原産のヒユ科の植物です。春から晩秋まで長く花が咲き続けることから千日咲くと表現されセンニチコウ(千日紅)と呼ばれるようになりました。まっすぐ伸びる茎の先端に丸い花を咲かせます。日当たりが良ければよく育つガーデニング初心者の方にも育てやすい手間いらずな植物です。
ゴンフレナ ラブラブラブとは
ゴンフレナ ラブラブラブは、一般的なゴンフレナ(千日紅・センニチコウ)に比べて、分枝性と連続開花性に優れ、春から晩秋までマゼンタピンク色の花が咲き続けます。高温多湿・乾燥・強光線に強く、草丈が50〜70cmと高性なので、寄せ植えや花壇のアクセントにおすすめです。
もともと花が乾燥しており、ドライフラワーに最適です。色褪せも少なく、乾燥によるサイズダウンもなく、長く楽しめます。優しい桃色の花の先端がオレンジかかったユニークなゴンフレナ(千日紅・センニチコウ)。ここでは、そんなゴンフレナラブラブラブを上手に育てる育て方をご紹介します。
栽培カレンダー
※関東地方以西低地基準になります。地域やその年の気候、生育状態により、開花期やお手入れの適期などは変わります。栽培カレンダーは目安としてください。
育て方動画
ゴンフレナ ラブラブラブの育て方
植えつけ
植えつけ時に元肥を十分に施し、害虫防除のために殺虫剤を撒いておきましょう。買ってきた花苗(9~10.5㎝ポット苗)は初めはふた回り大きな15㎝~20㎝位の鉢に植えつけ、根が張ってきたら30㎝前後の鉢に植え替えましょう。
とても生育旺盛なので、植え替えに自信がない場合は、買ってきた花苗(9~10.5cmポット苗)を初めから30cm前後のサイズの鉢に植えても育てることができます。土の表面が乾いたら、たっぷり水をあげるようにして、水のあげ過ぎに注意して育ててください。
また、より綺麗な花姿を目指す場合は、植えつけ時に「摘心(ピンチ)」をした方が良いのですが、「摘心(ピンチ)」をしなくてもたくさん分枝して多くの花を咲かせます。
日当たり・置き場所
ゴンフレナ ラブラブラブは、水はけのよい1日中日光がよくあたる場所で育ててください。1日6時間以上の日光があたる場所が最適です。
水のあげ方
鉢植えの場合
ゴンフレナ ラブラブラブは過湿を苦手とします。鉢の土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷりとあげてください。
地植えの場合
水やりはほぼ不要です。特に地面が乾燥している状態の場合のみあげるようにしてください。
肥料のやり方
緩効性の置き肥を1ヵ月に1回程度、液肥(500~1,000倍)を1~2週間に1回程度あげてください。
病害虫の予防と対策
植えつけ時に害虫防除のために殺虫剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。
病気
問題になる病気はほとんどありません。
害虫
梅雨の時期にはナメクジが発生しやすいです。ナメクジにはナメクジ駆除剤を散布してください。
梅雨明けから真夏の季節には乾燥し、ハダニが発生する可能性があります。葉に無数の白い小さな斑点やかすり状の斑点が見られたらハダニの仕業です。ハダニは水に弱い性質があるので、霧吹きで葉の裏に水をかけると効果的です。
切り戻し
切り戻しをしなくてもたくさん分枝しますが、形がくずれてきたら切り戻しをすると株がさらに充実します!
切り戻しをする際には、1/2程度の高さ(株元20~30cm程度)で切り戻しをします。すると再びたくさんの花芽が下から芽吹ききれいに花が咲きます。
夏越し
ゴンフレナ ラブラブラブの耐暑性レベルは、★★★★★です。西日対策や切り戻しといった特別なお手入れをしなくても、水やりと肥料やりだけできれいに夏越し可能な夏最強のPWです。
ゴンフレナ ラブラブラブは、夏も生長し続けます。真夏も肥料をお休みしないようにしましょう。
冬越し
ゴンフレナ ラブラブラブが耐えることができる最低温度は、目安として0℃です。寒さが増すと、一気に白色に変色し、ドライフラワーになります。
水やり:すくなめ
置き場所:日なた
肥料:ふつう
用途:プランター/鉢植え、花壇
草丈:50~70cm
株幅:50~70cm
ポリネーター
フレンドリー
★★★★★
よくあるご質問
- 切り戻しは必ずした方がいいですか。
切り戻ししなくてもたくさん分枝するので、晩秋までお花をお楽しみいただけます。ただし、草姿が乱れてしまった場合は、切り戻しをした方がキレイな草姿を長くお楽しみいただけます。
切り戻しについて、さらに詳しい情報はこちら
ゴンフレナのトリビアの答え
トリビアは、基本情報のページに掲載されています。