オステオスペルマム キャンディフィールズとは
オステオスペルマム キャンディフィールズは、花色変化を楽しめる美味しそうなキャンディーカラーが弾けるオステオスペルマムです。分枝性に優れており、自然にコンパクトな草姿にまとまるので、ガーデニング初心者の方でも美しい株が簡単に作れます。
耐えることができる最低温度は、目安としてー5℃。関東以西の暖地であれば屋外で冬越しも可能です。花が咲き終わったら花茎の根元で切り取ると、次の花が咲きやすくなりますが、切り取らなくても次の花が咲きます。
ここでは、そんなオステオスペルマム キャンディフィールズを上手に育てる育て方をご紹介します。
栽培カレンダー
※関東地方以西低地基準になります。地域やその年の気候、生育状態により、開花期やお手入れの適期などは変わります。栽培カレンダーは目安としてください。
オステオスペルマム キャンディフィールズの育て方
草花用培養土
水はけのよい土を選びます。病気や害虫を避けるため、新しい土のご使用をおすすめします。
肥料
元肥のほかに、秋~春は液肥を週1回程度あげてください。
鉢
鉢底網を敷いてください。(地植えの場合は不要です。)
その他道具
スコップ、水やり道具、ガーデングローブ(軍手)、ハサミなどがあると便利です。
植えつけ
植えつけ時に元肥を十分に施し、害虫防除のために殺虫剤を撒いておきましょう。
買ってきた花苗(9~10.5㎝ポット苗)は初めは二回り大きな15㎝~20㎝位の鉢に植えつけ、根が張ってきたら30㎝前後の鉢に植え替えましょう。
日当たり・置き場所
オステオスペルマム キャンディフィールズは、1日中日光がよくあたる場所で育ててください。
鉢植えの場合
なるべく雨を避けた場所で育てると花が長持ちします。雨の日は軒下に移動させるなどしてください。
地植えの場合
軒下など、なるべく雨を避けた場所で育てましょう。
水のあげ方
土の表面が乾いたら、たっぷり水をあげてください。目安として春、秋は1日1回。夏は水枯れしないように1日2回程度、最低でも1日1回はあげてください。鉢の土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりとあげてください。
肥料のやり方
植えつけ時に元肥を十分に施した後、秋から春まで2週間に1回程度、液肥(1,000~2,000倍に希釈したもの)をあげるようにします。
病害虫の予防と対策
植えつけ時に害虫防除のために殺虫剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。
病気
風通しが悪いと灰色かび病にかかることがあります。花がらを取り除いて清潔な状態を保つようにしてください。
害虫
アブラムシの主な繁殖期は4~6月と9~10月です。この時期にアブラムシが発生することがあります。アブラムシは、単為生殖で、雌が1匹いれば増え続けることができる害虫です。アブラムシを見かけたら、たくさんついてしまった部分は切り落とし、残ったアブラムシが再繁殖する前にアブラムシに効果がある薬剤を散布してください。
花がら摘み
花が咲き終わったら、花茎を切り取りましょう。すると次の花があがりやすくなります。
切り戻し
冬や春に切り戻すと、春に花が咲かなくなることがあります。一斉開花を楽しみたい場合は初夏に花が咲き終わったら切り戻しをしましょう。また、株が乱れてきたら秋も切り戻しをするとよいです。秋に切り戻す場合は、寒くなる前にしましょう。
切り戻しに自信がない場合は、切り戻しをしなくても大丈夫です。花数は減りますが、切り戻しをしなくても次々と花が咲くように改良されています。
夏越し
オステオスペルマム キャンディフィールズの耐暑性レベルは、★★★☆☆です。夏は直射日光を避けた、木陰や明るい日陰の風通しの良い場所に移動して育てましょう。コンパクトに切り戻して蒸れを防いで、乾かし気味に育て夏越し対策をしましょう。
冬越し
オステオスペルマムが耐えることができる最低温度は、目安としてー5℃です。関東以西の暖地であれば、寒波を除いて屋外で冬越し可能です。寒波が来る日などは不織布などで覆うなど強い霜がおりないように防寒対策をしてください。
植え替え
鉢植えで育てているオステオスペルマムは、2年に1回、早春に根が回っている部分をほぐして新しい培養土にリフレッシュして植え替えをしてください。
地植えで育てている場合は、植え替え不要です。
置き場所:日なた
肥料:ふつう
水やり:ふつう
主な用途:鉢植え/プランター、花壇、ハンギング
草丈:20~30cm
草幅:20~30cm
★★★☆☆