ペチュニアとは

夏の花壇の定番ともいわれるペチュニアは、ガーデニング初心者にとって最も育てやすいお花の1つです。

あふれ咲きペチュニアとは

あふれ咲きペチュニアブルーベリージャム

大きい花から小さい花、明るい色からシックな色、様々な模様のたくさんの種類のペチュニアがありますが、PW×CAINZコラボのあふれ咲きペチュニア ラズベリージャムとブルーベリージャムは、スーパーチュニアに劣らない丈夫さ!暑さや雨や病気に強く改良された育てやすさにこだわったペチュニアです。夏の暑さにも負けることなく開花し、春から秋まで花が株を覆うように咲き続けます。

ここでは、そんなあふれ咲きペチュニアを上手に育てる育て方をご紹介します。

栽培カレンダー

ペチュニアスーパーチュニア栽培カレンダー

※関東地方以西低地基準になります。地域やその年の気候、生育状態により、開花期やお手入れの適期などは変わります。栽培カレンダーは目安としてください。

あふれ咲きペチュニアの育て方

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わたしがご案内!
準備するもの

はとても重要です。

土の選び方

草花用培養土

水はけのよい土を選びます。
病気や害虫を避けるため、新しい土のご使用をおすすめします。

肥料のあげ方

肥料

元肥のほかに、液肥を週1回程度、置き肥(緩効性)を月1回あげてください。

鉢の選び方

30cm前後の鉢がおすすめです。鉢底網を敷いてください。(地植えの場合は不要です。)

ガーデニングあると便利な道具

その他道具

スコップ、水やり道具、ガーデングローブ(軍手)、ハサミなどがあると便利です。

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咲かせてね!
あふれ咲きペチュニアの管理方法

植えつけ

植えつけ時に元肥を十分に施し、害虫防除のためにオルトラン粒剤等の殺虫剤を撒いておきましょう。買ってきた花苗(9~10.5㎝ポット苗)は初めは二回り大きな15㎝~20㎝位の鉢に植えつけ、根が張ってきたら30㎝前後の鉢に植え替えましょう。

根が張ってくると、地上部が大きくなり、鉢底穴から根が見えたり水が乾きやすくなる症状がみられます。

とても生育旺盛なので、植え替えに自信がない場合は、買ってきた花苗(9~10.5cmポット苗)を初めから30cm前後のサイズの鉢に植えても育てることができます。土の表面が乾いたら、たっぷり水をあげるようにして、水のあげ過ぎに注意して育ててください。

また、より綺麗な花姿を目指す場合は、植えつけ時に「摘心(ピンチ)」をした方が良いのですが、「摘心(ピンチ)」をしなくてもたくさん分枝して多くの花を咲かせます。

日当たり・置き場所

1日中日光がよくあたる場所で育ててください。1日6時間以上の日光があたる場所が最適です。

水のあげ方

土の表面が乾いたら、たっぷり水をあげてください。目安として春、秋は1日1回。夏は水枯れしないように1日2回程度、最低でも1日1回はあげてください。真夏は特に水切れに注意します。

鉢の土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりとあげてください。

肥料のやり方

植えつけ時に元肥を十分に施した後、開花期は、緩効性の置き肥を1ヵ月に1回程度、液体肥料(500~1,000倍に希釈したもの)を1〜2週間に1~2回程度あげてください。

肥料切れに注意してください

あふれ咲きペチュニアは、肥料を定期的にあげることで最高の状態を保つことができます。葉の色が薄緑や黄色に変色してきたら、肥料が足りていない可能性があります。

病害虫の予防と対策

植えつけ時に害虫防除のためにオルトラン粒剤等の殺虫剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。

病気

春と秋に葉に白い粉のようなものがついていたら、うどんこ病の可能性があります。風通しの良い場所に移して株が蒸れないようにしてください。

害虫

株は充実しているのに花だけが咲かない場合は、花をナメクジが食べている可能性があります。ナメクジには、ナメクジ駆除剤の利用をおすすめします。

切り戻し

あふれ咲きペチュニアは、ガーデニング初心者の方にとっては難しい「切り戻し」というお手入れをしなくてもきれいに生長するように改良されています。

しかしながら、より長くきれいな状態を保つには、草姿が乱れてきたら、切り戻しをするのがおすすめです。梅雨入り前と8月頃の2回、元気な葉をたくさん残して茎の1/3程度まで切り戻しをすると、晩秋まで長くお花を楽しめます。

あふれ咲きペチュニアの切り戻し

自然にきれいな樹形を保ちますが、梅雨入り前に切り戻しをします。

あふれ咲きペチュニアの切り戻し

鉢の縁に沿って、ドーム状に切り戻しをしました。

あふれ咲きペチュニア

3週間で再びたくさんの花が咲きました。

あふれ咲きペチュニアの切り戻し

切り戻したお花はお部屋で飾って楽しんでくださいね

秋になり涼しくなると、大胆な切り戻しをすると花が咲かない可能性があります。秋以降は伸びすぎた枝を切り取る程度にしてください。

花がら摘み

花がらは目立たないように改良されているので、「花がら摘み」をしなくてもきれいな花姿を楽しむことができます。

さらにきれいに育てたい場合は、花がらを花茎で切り取ると、よりきれいな株姿でお花を楽しむことができます。

冬越し

あふれ咲きペチュニアの切り戻し

冬越しにチャレンジする場合は、冬に花が終わったら元気な葉を多く残して切り戻しをし、霜の下りない軒下などに移動してください。

あふれ咲きペチュニアが耐えることができる最低温度は、目安として0℃です。根が凍ってしまうと枯死してしまうので、なるべく霜のあたらない場所に置きます。

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ここがポイント!
たくさんの花を咲かせるためには、肥料を切らさないようにしてくださいね。

管理情報

開花期:春~秋

耐性

耐性:非耐寒性多年草

最低温度※:約0℃

水やり:ふつう

置き場所:日なた

肥料:たくさん

用途:プランター/鉢植え、花壇、ハンギング

草丈

草丈:20~30cm

株幅

株幅:50~60cm

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よくあるご質問

冬越しについて

Q
あふれ咲きペチュニアは、非耐寒性多年草と記載がありますが、一年草ですか。
A

基本的に一年草です。お住まいの地域や栽培環境によっては冬越しも可能なため非耐寒性多年草と記載しておりますが、翌年も同じように咲く保証はございません。

Q
冬越しに挑戦したいのですが、どうしたらよいですか。
A

お住まいの地域によって冬越しの準備が必要になります。ガーデニングの冬越しのコツを参考にして、冬支度をしてみてください。

切り戻しについて

Q
切り戻しは必ずした方がいいですか。
A

切り戻ししなくてもたくさん分枝するので、秋までお花をお楽しみいただけます。ただし、草姿が乱れてしまった場合や、梅雨が始まる前にも関わらず株元が蒸れてしまっている場合は、切り戻しをした方がキレイな草姿を長くお楽しみいただけます。
切り戻しについて、さらに詳しい情報はこちら

Q
たくさんの花を咲かせるには、いつ切り戻しをしたらいいですか。
A

株が傷んでいなければ、梅雨入り前と8月頃の2回程度切り戻しをすると、晩秋まで長くお花を楽しめます。秋に切り戻しをする場合は、伸びて不格好になった部分だけ枝を切り取る程度にしてください。
切り戻しについて、さらに詳しい情報はこちら

発生している症状について

Q
葉に白い粉のようなものがついていますが、大丈夫ですか。
A

うどんこ病の可能性がございます。風通しの良い場所に移していただき、薬剤を散布してください。
害虫対策についてさらに詳しい情報はこちら

ペチュニアのトリビアの答え

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正解は「2」
「タバコ属として紹介されたため南米でタバコを意味する「Petun」ペチュンが由来している」でした

トリビアは、基本情報のページに掲載されています。