- 基本情報
- 育て方
サルスベリとは
猿もその木から滑ってしまうぐらい樹皮が滑らかなことから名づけられたサルスベリ。夏の花の少ない時期にお庭をいろどってくれるありがたい庭木で、シンボルツリーや誕生・引越・結婚の記念樹として人気です。
サルスベリブラックパールは、花色と艶のある黒葉色のコントラストが大変魅力的なサルスベリです。日当たりのよい場所で栽培すると花付きが良く、葉色もきれいに出ます。耐寒性が非常に強く、約ー15℃まで耐えることができ、うどんこ病に耐性があります。サルスベリブラックパール ホワイトとサルスベリブラックパール レッドの樹形は直立型、サルスベリブラックパール ルージュの樹形は球型、サルスベリブラックパール ライトピンクの樹形は直立開張型、サルスベリブラックパール ルビーの樹形は花瓶型です。ここではそんなサルスベリ ブラックパールを上手に育てる育て方をご紹介します。
サルスベリの育て方


培養土
特に土質は選びません。

肥料
早春に緩効性肥料をあげるほか、真夏に液肥を施してください。それ以外は特に必要としません。

その他道具
スコップ、水やり道具、ガーデングローブ(軍手)、ハサミなどがあると便利です。

1日中日光のよくあたる場所に置いて(植えて)ください。
地植えの場合
根が張れば特に水をあげる必要はありませんが、植え付けてから1年程度は土が乾いていたら水やりをするようにしてください。植え付けてから1年以上経っている場合は、夏に土が乾いているようであれば適宜水をあげてください。
鉢植えの場合
春、秋は1日1回。夏は水枯れしないように1日2回程度、最低でも1日1回はあげてください。真夏は特に水切れに注意します。
鉢の土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりとあげてください。
植えつけ時に元肥を施し、早春から春の生育期が終わるまで緩効性肥料をあげてください。それ以外はあまり必要としません。
サルスベリ ブラックパールは、うどんこ病に強く改良されました。
害虫
サルスベリフクロカイガラムシが発生する可能性があります。植え込み時にオルトラン等の粒剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。
咲き終わった花は切り戻すと再び開花します。枝が混みあってきたら風通しを良くするために細い枝をすいてください。
冬の落葉期に、伸びた枝を切り戻し樹形を整えます。強剪定をすると、翌年大きな房で開花します。弱剪定をすると、細かい枝が多く出て小さな房がたくさん開花します。


※関東地方以西基準になります。


開花期:初夏~秋

タイプ:落葉性

最低温度※:約-15℃

耐寒性ゾーン※:7a~

水やり:土の表面が乾いたらたっぷりあげてください

置き場所:1日中日光のよく当たる場所

肥料:植えつけ時に元肥を施し、早春から春の生育期が終わるまで緩効性肥料をあげてください それ以外はあまり必要としません

剪定:冬~早春の間に切り戻しをしてください

樹高:150~200cm

植栽距離:150~200cm

主な用途:プランター/鉢植え、地植え
- 最低温度:目安としてください。管理方法や場所、株の状態によって表記より高い温度でも枯死する場合があります。
- 耐寒性ゾーン(Hardiness Zone):寒さを段階別に分け(日本の場合は20ゾーン:3a~)、植物ごとにどの地域まで冬越し可能なのか知るための指標です。
- この植物の冬越し可能エリアを確認