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- 育て方
ノリウツギとは
ノリウツギとは、尖がった三角帽子の樹形が特徴の新枝咲きのアジサイです。新枝咲きのアジサイは、花の開花後から年を越えて3月までに剪定をすれば、また初夏に花が開花します。剪定場所に神経質になる必要がなく、時期さえ守れば剪定の失敗がないというのが、初心者の方が最初に育てるアジサイとしておすすめされる一番の理由です。円錐状の花房の形であることが理由で、開花期は一般的なアジサイよりも遅めの夏~秋になります。お花の少ない夏の時期を花で彩ってくれるありがたい低木(シュラブ)です。花の色は土壌のpHに左右されることはなく、秋はアンティークカラーに変色するまでお楽しみください。
ノリウツギ リトルホイップは、コンパクトな株を覆いつくすように大きな円錐状の花穂をつける姿が圧巻です!夏に咲く白い花は、秋になると徐々に淡いピンク色を帯び、ロマンティックな雰囲気を醸し出すのもこの品種の大きな魅力です。
茎が丈夫なためボリュームのある花穂をつけても倒れることがありません。わい性(コンパクト)なので狭いスペースや鉢植えでも楽しめます。晩冬から早春にかけて剪定を行いますが、剪定をしなくても翌年花を咲かせます。花の色は土質に影響されません。ここではそんなノリウツギ リトルホイップを上手に育てる育て方をご紹介します。
ノリウツギの育て方


培養土
アジサイ用の培養土でも草花用の培養土でも問題なく育ちます。特に土質は選びません。

肥料
早春に樹木専用の緩効性肥料をあげましょう。それ以外は特に必要としません。

その他道具
スコップ、水やり道具、ガーデングローブ(軍手)、ハサミなどがあると便利です。

1日中日光のよくあたる場所、もしくは、午前中に日光がよくあたり午後は木陰のような日陰になる場所に置いて(植えて)ください。北海道から鹿児島まで冬囲いをする必要なく戸外で育てることができます。
地植えの場合
根が張れば特に水をあげる必要はありませんが、植え付けてから2年程度は土が乾いていたら水やりをするようにしてください。植え付けてから2年以上経っている場合は、夏に土が乾いているようであれば適宜水をあげてください。
鉢植えの場合
春、秋は1日1回。夏は水枯れしないように1日2回程度、最低でも1日1回はあげてください。真夏は特に水切れに注意します。
鉢の土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりとあげてください。
植えつけ時に元肥を施し、早春に樹木専用の緩効性肥料をあげましょう。それ以外はあまり必要としません。
ノリウツギは、病害虫に強い植物です。
害虫
風通しが悪いとアブラムシが発生する可能性があります。植え込み時にオルトラン等の粒剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。
冬から早春の間に剪定してください
ノリウツギは新枝咲のアジサイなので、花の開花が終わる冬~早春の間に枝を切り戻す剪定をすれば、また翌年初夏に花が開花します。新枝咲きのアジサイはだいたいの剪定時期さえ守れば、剪定位置を気にしなくても毎年開花します。また、PROVEN WINNERS(PW)のノリウツギ リトルホイップは剪定をしなくても翌年開花する剪定不要のノリウツギです。


※関東地方以西基準になります。


開花期:夏~秋

タイプ:落葉性

最低温度※:約ー40℃

耐寒性ゾーン※:3a~

水やり:土の表面が乾いたらたっぷりあげてください

置き場所:1日中日光のよくあたる場所、もしくは午前中に日光がよくあたり午後は木陰のような日陰になる場所

肥料:植えつけ時に元肥を施し、春と秋の生育期前に緩効性の置き肥をあげる以外はあまり必要としません

剪定:冬~早春に枝を切り戻します

樹高:0.75~0.9m

植栽距離:1.2~1.5m

主な用途:プランター/鉢植え、地植え

土壌:水はけのよい土に最も適しています 花の色は土質に影響されません
- 最低温度:目安としてください。管理方法や場所、株の状態によって表記より高い温度でも枯死する場合があります。
- 耐寒性ゾーン(Hardiness Zone):寒さを段階別に分け(日本の場合は20ゾーン:3a~)、植物ごとにどの地域まで冬越し可能なのか知るための指標です。
- この植物の冬越し可能エリアを確認


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樹皮をはぐと粘りがあり、その粘液を和紙を漉くときの糊料としたことが「ノリ」ウツギの名前の由来です。
(トリビアは、基本情報のページに掲載されています。)