ポーチュラカとは

ポーチュラカは、多肉質の葉と茎をもった耐暑性・耐乾性に優れた強い植物です。春から秋まで長く咲き、公園の花壇によく合います。スベリヒユ科のポーチュラカは、日光が足りない曇りや雨の日や、夕暮れ時には花が開じる性質があります。天気のよい朝に花が開きだす姿に、ポーチュラカ(スベリヒユ)のエネルギーを感じることができます。

ポーチュラカ オスカーレッドとは

ポーチュラカオスカーレッド花壇植え

ポーチュラカ オスカーレッドは、光沢のある緋色(ひいろ)の花。花の大きさは約5cmと一般的なポーチュラカよりも大きめで、半立ち性なのでボリュームも出しやすく寄せ植えに使っていただくこともできます。耐暑性、耐乾性に優れた大変強い品種です。

艶のあるハート型の花弁が可愛らしく、晴れた日には、太陽の光を浴びてキラキラと輝いて見えます。新緑色の多肉質の葉とのコントラストも楽しめます。ここでは、そんなポーチュラカ オスカーレッドを上手に育てる育て方をご紹介します。

栽培カレンダー

ポーチュラカオスカーレッド栽培カレンダー

※関東地方以西低地基準になります。地域やその年の気候、生育状態により、開花期やお手入れの適期などは変わります。栽培カレンダーは目安としてください。

育て方動画

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ともHOME
犬とガーデニングが好きなYouTuberのともHOMEです。PWと共同でポーチュラカ オスカーレッドの動画を作成しました。是非育て方の参考にしてみてください。

ポーチュラカ オスカーレッドの育て方

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わたしがご案内!
準備するもの
土の選び方

草花用培養土

水はけのよい土を選びます。病気や害虫を避けるため、新しい土のご使用をおすすめします。

肥料のあげ方

肥料

植えつけ時に元肥を施し、緩効性の置き肥を1ヵ月に1回程度、液肥(1,000~2,000倍)を1~2週間に1回程度あげてください。

鉢の選び方

鉢底網を敷いてください。(地植えの場合は不要です。)

ガーデニングあると便利な道具

その他道具

スコップ、水やり道具、ガーデングローブ(軍手)、ハサミなどがあると便利です。

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咲かせてね!
ポーチュラカ オスカーレッドの管理方法

植えつけ

植えつけ時に元肥を十分に施し、害虫防除のためにオルトラン粒剤等の殺虫剤を撒いておきましょう。買ってきた花苗(9~10.5㎝ポット苗)は初めは二回り大きな15㎝~20㎝位の鉢に植えつけ、根が張ってきたら30㎝前後の鉢に植え替えましょう。

根が張ってくると、地上部が大きくなり、鉢底穴から根が見えたり水が乾きやすくなる症状がみられます。

日当たり・置き場所

ポーチュラカ オスカーレッドは、水はけのよい1日中日光がよくあたる場所で育ててください。真夏の直射日光や強い西日を浴びても大丈夫です。1日6時間以上日光があたる場所で育ててください。

水のあげ方

鉢植えの場合

過湿に注意して乾かし気味に育て、鉢の土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をあげてください。

地植えの場合

根が張れば、水やりはほとんど不要です。

肥料のやり方

植えつけ時に元肥を施し、緩効性の置き肥を1ヵ月に1回程度、液肥(1,000~2,000倍)を1~2週間に1回程度あげてください。

病害虫の予防と対策

植えつけ時に害虫防除のためにオルトラン粒剤等の殺虫剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。病害虫の心配はほとんどありません。

切り戻し・花がら摘み

ポーチュラカ オスカーレッドは、切り戻しに強く改良されています。夏までは、大きく育ち過ぎたらお好みの大きさに切り戻して構いません。秋になったら、伸びすぎた枝のみ切り取るようにしてください。

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ここがポイント!
日光がよくあたる場所で育ててください

管理情報

開花期:春~秋

耐性

耐性:非耐寒性多年草

最低温度:約5℃

水やり:すくなめ

置き場所:日なた

草丈

草丈:10~20cm

株幅

株幅:30~40cm

肥料:ふつう

鉢植え/プランター

用途:プランター/鉢植え、花壇、ハンギング

ポリネーターフレンドリー
耐暑性アイコン

アイコンの説明はこちら

よくあるご質問

Q
ポーチュラカ オスカーレッドを冬越しするには、どうしたらよいですか。
A

ポーチュラカ オスカーレッドは耐暑性に優れているのですが、目安として5℃までの耐寒性しか備えておりません。お住まいの地域によって冬越しの準備が必要になります。詳しくは、ガーデニングの冬越しのコツを参考にして冬支度をしてみてください。