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姫ライラックとは
ライラックは、世界的に香水の原料としても人気で、心を落ち着かせたり新陳代謝を高める効能があると言われています。葉がハート形に広がって見えたりその愛らしい花色も人気の理由ですが、耐暑性がなく樹高は2~4mと大きく育つことから、日本では土地が広く涼しい地域でないとなかなか育てることができない花木でした。そんなライラックの弱点を克服したのが、姫ライラックです。姫ライラックとは、樹高が高くならないコンパクトなライラックで、、耐暑性が強く暖地でも育てやすいことが魅力です。
姫ライラック セントアンドセンシビリティーピンクは、とても香りのよいわい性(コンパクト)ライラックです。樹高が高くならないコンパクトサイズでこんもりと横に広がり、小さな庭でも育てやすいのが魅力。つぼみは濃いピンク色、花は淡いライラックピンク色。つぼみと花のピンクの濃淡が美しく株全体を彩り、優雅な芳香が庭を包みます。ここではそんな姫ライラック セントアンドセンシビリティーピンクを上手に育てる育て方をご紹介します。
姫ライラックの育て方


培養土
特に土質は選びませんが、水はけのよい土壌を好みます。

肥料
植えつけ時に元肥を施し、花の生育期が終わるまで緩効性の置き肥をあげてください。それ以外はあまり必要としません。

その他道具
スコップ、水やり道具、ガーデングローブ(軍手)、ハサミなどがあると便利です。

1日中日光がよくあたる場所に置いて(植えて)ください。強い西日を苦手とするので、西日が強い場所は避けてください。北海道から鹿児島まで冬囲いをする必要なく戸外で育てることができます。
地植えの場合
夏に土が乾いているようであれば適宜水をあげてください。それ以外はほとんどあげる必要はありません。
鉢植えの場合
鉢の土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりとあげてください。
植えつけ時に元肥を施し、花の生育期が終わるまで緩効性の置き肥をあげてください。
また、開花全盛期は成長を促すためにあげる肥料(N:窒素やK:カリを多く含むもの)はお休みして大丈夫です。代わりに開花を促すためにあげる肥料(P:リン酸を多く含むもの)であればあげてください。
病気
ほとんど病気はありません。
害虫
風通しが悪いとアブラムシが発生する可能性があります。植えつけ時にオルトラン等の粒剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。
剪定をしなくても自然に樹形を整えますが、剪定する場合は、晩秋から早春の間に枝を切り戻してください。


※関東地方以西基準になります。
※植え替えおすすめ時期を示していますが、基本的に高温、乾燥を避ければほかの時期でも植え替え可能です。


開花期※:春

タイプ:落葉性

最低温度※:約-40℃

耐寒性ゾーン※:3a~

水やり:土の表面が乾いたらたっぷりあげてください

置き場所:1日中日光がよくあたる場所

肥料:春の生育期が終わるまであげてください

剪定期※:剪定する場合は、晩秋~早春に枝を切り戻します

樹高:0.6~0.9m

植栽距離:1.0~1.2m

主な用途:プランター/鉢植え、地植え

土壌:水はけのよい土壌を好みます
- 開花期:2021春のラベルには晩春~秋と記載しておりますが、実験の結果ペンダほど返り咲き性が優れないことを確認しました。2021秋ラベルより開花期を春に訂正します。
- 最低温度:目安としてください。管理方法や場所、株の状態によって表記より高い温度でも枯死する場合があります。
- 耐寒性ゾーン(Hardiness Zone):寒さを段階別に分け(日本の場合は20ゾーン:3a~)、植物ごとにどの地域まで冬越し可能なのか知るための指標です。
- 剪定期:2021春のラベルには「春の花後に」と記載しておりますが、実験の結果ペンダほど返り咲き性が優れないことを確認したため、2021秋ラベルより剪定期を晩秋~早春に訂正します。
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「ラッキーライラック」とは、普通は4枚の花びらである所5枚の花びらをもつライラックのことを呼びます。その花を誰にも言わずに飲み込むと、愛する人と永遠に結ばれると言い伝えがあります。
(トリビアは、基本情報のページに掲載されています。)