- 基本情報
- 育て方
クロバナロウバイとは
クロバナロウバイは、ロウバイ科クロバナロウバイ属の落葉性低木で、直径4~7cmの花弁が厚い重厚感がある花を咲かせます。開花期は5~6月で、チョコレートのような甘い芳香性があるシックな花が人気の理由です。
クロバナロウバイ アフロディーテ

クロバナロウバイ アフロディーテは、午前中にフルーティな香りを放ち大きな花が咲くクロバナロウバイです。夏に咲く花は明るいワインレッド色で、最初の花が咲き終わった後も次々と花を咲かせ、長い間楽しめます。甘い香りだけでなく、美しい光沢のある葉も魅力です。古い枝に花が咲くので開花前の剪定は避け、花のシーズンが終わったら剪定しましょう。
葉が大きいため、鉢植えの場合は大きめのコンテナに植えるとよく育ちます。
ここではそんなクロバナロウバイ アフロディーテを上手に育てる育て方をご紹介します。
クロバナロウバイ アフロディーテの育て方


培養土
特に土質は選びませんが、排水性のよい土壌を好みます。

肥料
2月から3月と、開花後の7月に緩効性肥料をあげてください。

その他道具
スコップ、水やり道具、ガーデングローブ(軍手)、ハサミなどがあると便利です。

クロバナロウバイの日当たり・置き場所
クロバナロウバイは、1日中日光がよくあたる場所、もしくは午前中に日光がよくあたり午後は木陰のような日陰になる場所に置いて(植えて)ください。日陰になりがちな場所でも、朝に日光が当たる場所であれば花が咲きます。北海道から鹿児島まで冬囲いをする必要なく戸外で育てることができます。
クロバナロウバイの水のあげ方
クロバナロウバイは、根が張れば特に水をあげる必要はありません。夏は、土が乾いているようであれば適宜水をあげてください。
クロバナロウバイの肥料のやり方
植えつけ時に元肥を施し、年2回、2~3月と、開花後の7月に緩効性の置き肥をあげてください。2~3月の寒肥は、翌年の花を立派に咲かせるためのものです。最初の花が咲き終わった後6月の肥料は、新芽を生長させるためのものです。
クロバナロウバイの病害虫の予防と対策
クロバナロウバイは、病害虫ともに特に心配ありません。
クロバナロウバイの剪定
クロバナロウバイの剪定が必要な場合は、6月頃花が咲き終わったら翌年の花芽をつける前に剪定してください。
クロバナロウバイの栽培カレンダー

※関東地方以西基準になります。


開花期:晩春~初夏

タイプ:落葉性

最低温度:約ー28℃

耐寒性ゾーン:5b~

置き場所:日なた、半日陰

土壌:湿り気があり、排水性のよい土が適しています

樹高:150~240cm

樹幅:150~180cm

主な用途:鉢植え/プランター、地植え

剪定:花後
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