エボルブルス(アメリカンブルー)とは
エボルブルスは、中央アメリカ原産の発色がよい青色が印象的な花で、通称アメリカンブルーの名前で知られています。エボルブルスは春~秋と開花期が長いヒルガオ科の植物で、夏の花壇を爽やかに彩ります。夏の暑さには強いのですが、寒さに弱いため日本では一年草扱いとされています。
日光が足りない曇りや雨の日には花が開じる性質があります。
エボルブルス ブルーラグーンとは
エボルブルス ブルーラグーンは、一般的なエボルブルスと比べ、生育力が旺盛で分枝力に優れ、たくさんの花が楽しめます。地植えをすると、その名前の通りブルーラグーンのように地面を覆い尽くすように咲き誇り、爽やかなブルーガーデンを演出します。
ここでは、そんなエボルブルス ブルーラグーンを上手に育てる育て方をご紹介します。
栽培カレンダー
※関東地方以西低地基準になります。地域やその年の気候、生育状態により、開花期やお手入れの適期などは変わります。栽培カレンダーは目安としてください。
育て方動画
エボルブルス ブルーラグーンの育て方
植えつけ
植えつけ時に元肥を十分に施し、害虫防除のために殺虫剤を撒いておきましょう。買ってきた花苗(9~10.5㎝ポット苗)は初めはふた回り大きな15㎝~20㎝位の鉢に植えつけ、根が張ってきたら30㎝前後の鉢に植え替えましょう。
とても生育旺盛なので、植え替えに自信がない場合は、買ってきた花苗(9~10.5cmポット苗)を初めから30cm前後のサイズの鉢に植えても育てることができます。土の表面が乾いたら、たっぷり水をあげるようにして、水のあげ過ぎに注意して育ててください。
日当たり・置き場所
エボルブルス ブルーラグーンは、1日中日光がよくあたる場所で育ててください。
水のあげ方
鉢の土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりとあげてください。過湿を苦手とするので、乾かし気味に育ててください。
肥料のやり方
緩効性の置き肥を1ヵ月に1回程度、液肥(500~1,000倍)を1~2週間に1回程度あげてください。
病害虫の予防と対策
植えつけ時に害虫防除のために殺虫剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。
切り戻し
エボルブルス ブルーラグーンは、切り戻しをしなくてもたくさん分枝しますが、形がくずれてきたら切り戻しをすると株がさらに充実します!枝の先端に花が付きやすいので、伸びた枝を切り取り全体的に丸く切り戻すようにしてください。
夏越し
エボルブルス ブルーラグーンの耐暑性レベルは、★★★★★です。西日対策や切り戻しといった特別なお手入れをしなくても、水やりと肥料やりだけできれいに夏越し可能な夏最強のPWです。
夏でも生長し続けるので、夏も肥料を切らさないようにするとキレイに咲き続けます。開花全盛期は残暑の季節(目安として9月)になります。
冬越し
エボルブルス ブルーラグーンが耐えることができる最低温度は約0℃と、耐寒性に優れているわけではありません。瞬間的であれば約ー5℃まで耐えますが、数時間経過すると枯れてしまいます。冬越しにチャレンジする場合は、関東以西の暖地でも、軒下でビニール袋を被せて育てたり、屋内で管理するなど防寒対策を十分に施してください。
水やり:ふつう
置き場所:日なた
肥料:ふつう
用途:プランター/鉢植え、花壇、ハンギング
草丈:20~40cm
株幅:40~70cm
★★★★★
よくあるご質問
- 切り戻しは必ずした方がいいですか。
切り戻ししなくてもたくさん分枝するので、秋までお花をお楽しみいただけます。ただし、草姿が乱れてしまった場合や、梅雨が始まる前にも関わらず株元が蒸れてしまっている場合は、切り戻しをした方がキレイな草姿を長くお楽しみいただけます。
切り戻しについて、さらに詳しい情報はこちら
- エボルブルスブルーラグーンでグランドカバーを作ろうと思います。PWブランドで他にグランドカバーにおすすめの花苗を教えてください。
メカルドニア ゴールドダストやスーパートレニア カタリーナ、スーパーアリッサム スノープリンセスなどがグランドカバーにおすすめです。
グランドカバーにおすすめのPWの植物、さらに詳しい情報はこちら
アメリカンブルーのトリビアの答え
トリビアは、基本情報のページに掲載されています。