- 基本情報
- 育て方
アメリカあじさい アナベルコンパクトは、アメリカあじさいの中で最もコンパクトなハイドランジアです。豊富な白色の花、とてもコンパクトな樹形、丈夫な茎をしたこの品種はまさに革命です。花色は成長するにつれて、薄緑色や薄桃色のコンビネーションカラーとなります。花は霜が降りる頃まで咲き続けます。ここではそんなアメリカあじさい アナベルコンパクトを上手に育てる育て方をご紹介します。


培養土
アジサイ用の培養土でも草花用の培養土でも問題なく育ちます。

肥料
緩効性肥料がおすすめです。

その他道具
スコップ、水やり道具、ガーデングローブ(軍手)、ハサミなどがあると便利です。

1日中日光のよくあたる場所、もしくは、午前中に日光がよくあたり午後は木陰のような日陰になる場所に置いて(植えて)ください。北海道から鹿児島まで冬囲いをする必要なく戸外で育てることができます。
地植えの場合
根が張れば特に水をあげる必要はありません。夏は、土が乾いているようであれば適宜水をあげてください。
鉢植えの場合
春、秋は1日1回。夏は水枯れしないように1日2回程度、最低でも1日1回はあげてください。真夏は特に水切れに注意します。
鉢の土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりとあげてください。
植えつけ時に元肥を施し、春と秋の生育期前に緩効性の置き肥をあげる以外はあまり必要としません。
アメリカあじさいは、病害虫に強い植物です。
害虫
植え込み時にオルトラン等の粒剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。
病気
葉がたくさん茂り蒸れると、うどんこ病に感染することがあります。葉が白く粉がついているような状態になったらうどんこ病の可能性があります。うどん粉病にかかった葉はすぐに取り去りましょう。また、枝をすきこんで剪定をし風通しをよくしてください。
花が終わったら枝を切ってください
花の色が褪せてきた頃に3~5節下で切り戻すと45日後くらいには次のつぼみが上がってきて、霜が降りるまで繰り返し花を咲かせます。
冬から早春の間に剪定してください
アメリカあじさい(アナベル)は新枝咲のアジサイなので、花の開花が終わる冬~早春の間に枝を切り戻す剪定をすれば、また翌年初夏に花が開花します。新枝咲きのアジサイはだいたいの剪定時期さえ守れば、剪定位置を気にしなくても毎年開花します。


※関東地方以西基準になります。花が終わったら、切り戻しをすることで繰り返し花を咲かせます。


開花期:初夏~晩秋

タイプ:落葉性

最低温度※:約ー40℃

耐寒性ゾーン※:3a~

水やり:土の表面が乾いたらたっぷりあげてください

置き場所:1日中日光のよくあたる場所、もしくは午前中に日光がよくあたり午後は木陰のような日陰になる場所

肥料:植えつけ時に元肥を施し、春と秋の生育期前に緩効性の置き肥をあげる以外はあまり必要としません

剪定:花が終わってからと冬~早春に枝を切り戻します

樹高:0.3~0.8m

植栽距離:0.4~0.7m

主な用途:プランター/鉢植え、地植え

土壌:水はけのよい土に最も適しています 花の色は土質に影響されません
- 最低温度:目安としてください。管理方法や場所、株の状態によって表記より高い温度でも枯死する場合があります。
- 耐寒性ゾーン(Hardiness Zone):寒さを段階別に分け(日本の場合は20ゾーン:3a~)、植物ごとにどの地域まで冬越し可能なのか知るための指標です。
- この植物の冬越し可能エリアを確認

アナベルとは、古代ローマ時代「愛すべき女性」を意味するアマベルに由来してつけられた名前です。それほどまでに、純粋で可愛らしく昔から愛され続けているお花です。
(トリビアは、基本情報のページに掲載されています。)