分類:アジサイ科アジサイ属
学名:Hydrangea hybrid
誤って口にすると中毒症状を起こす可能性がありますので、お手入れの際には十分注意してください。
開花期:晩春~夏
タイプ:落葉性
タイプ:旧枝咲き
剪定期:原則不要
置き場所:日なた、半日陰
★★★★☆
土壌:アジサイ用または草花用の培養土がおすすめです
※高温時は強い直射日光を避け、風通しのよい場所で管理してください。
ラグランジア クリスタルヴェール2
側芽から手まり咲きの花を咲かせるラグランジア クリスタルヴェール2。1つ1つの花房もボリュームがある上に、たくさんの花を枝いっぱいに咲かせます!また、土壌のpHによって花色を変化させ、壮大なクリスタルの虹色ヴェールを魅せてくれます。初代クリスタルヴェールが改良され、根が強くなり枝数・株のボリュームがアップしました。
クリスタルヴェールとの大きな違いは、生産農家さんにとって仕立てやすくなった点です。上に立ち上がってしまう枝が少なくなり、自然に枝垂れ美しい樹形を保ちやすくなっています。枝が横に枝垂れることで、結果たくさんの花を枝いっぱいに咲かせます。
土壌のpHによっては、ブルー、パープル、ピンクが混ざりあい美しいグラデーションを魅せてくれます。虹色に染まる花毬があふれるように咲き満ちります。
ブルー系の花色に傾けるには
土壌 pH 5.0~5.5を目安にします
土の酸度を酸性に調整するには、鹿沼土や無調整ピートモスをバランス良く加えてください。調整済ピートモスは中性に調整されているので効果がありません。ピートモスを土壌に混ぜ込んで、水はけを確認しながら鹿沼土を加えて調整してください。
もしくは、青いアジサイ用の培養土を使って、土壌を酸性にしてください。雨水で育てるのも、効果が期待できるかもしれません。
アルミニウム含有量を増やします
500倍~1,000倍に薄めたミョウバン水を3週間に1回の頻度で2回~3回ほどあげると、アルミニウムを吸収したアジサイの花が青色に傾いていきます。
ミョウバン水の作り方
水500gを入れたペットボトルに1gの焼ミョウバンを入れたら、蓋をしてよく混ぜたらできあがりです。
ピンク系の花色に傾けるには
土壌 pH 6.0~6.5 を目安にします
赤玉土や腐葉土を混ぜて土を作り、そこに苦土石灰を混ぜて調整します。一般の土壌では1㎡あたり苦土石灰100gの施用でpHが 0.5上がります。但し、石灰を混ぜてから安定するには数か月かかりますので事前準備が必要になります。
pH土壌酸度計を利用して、もしくは、赤いアジサイ用の培養土を使って土壌をアルカリ性にしてください。
アルミニウム含有量を減らします
アルミニウムを含まない用土(ピートモス)で育てることで、青色変化を防ぐこともできます。
アジサイの花色変化は、実は土壌のpHだけでなく様々な要因が考えられます。狙いの花色を楽しむ際には、是非こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
ラグランジア クリスタルヴェール(2023年に販売中止)
側芽から手まり咲きの花を咲かせるラグランジア クリスタルヴェール。1つ1つの花房もボリュームがある上に、たくさんの花を枝いっぱいに咲かせます!また、土壌のpHによって花色を変化させ、壮大なクリスタルの虹色ヴェールを魅せてくれます。(2023年春に生産および出荷終了しました。)
手まり咲きの花が側芽から咲き、枝いっぱいに咲き誇ります。
光に反射したクリスタルの虹色ヴェールを楽しむことができます。
土壌のpHによっては、ブルー、パープル、ピンクが混ざり合い、なんとも言えない美しいグラデーションを魅せます。
ラグランジア クリスタルヴェールは、紅葉した葉も美しく四季の移ろいを感じることができるのも魅力です。
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ラグランジアのトリビア
ここでちょこっとブレイクタイム!ラグランジアに関するトリビアを3択クイズでご紹介します。
答えは、育て方のページに掲載されています。