PROVEN WINNERS(PW)の花には、ルドベキアやジギタリス、ヒューケラドルチェなど翌年も育つ宿根草がたくさんあります。翌年もたくさんの花を楽しむために、宿根草の冬の間の冬越し方法を知っておきましょう。また、冬の間にお花が咲く多年草のお手入れ方法も紹介します。

宿根草の冬のお手入れ(耐寒性が強い場合)

耐寒性の強い宿根草は、そのまま屋外で冬越をします。

マルチング

マルチングとは、植物の株元の地表面を覆うことです。枯れた葉や茎を取り除き、株元を腐葉土やバークチップなどのマルチング材で覆って、植物を寒さから守りましょう。腐葉土は春にそのまま土にすき込んで有機肥料として使用できます。
株の形が崩れてきたラベンダーなどは、ヒョロヒョロと伸びてしまった古い枝を剪定して形を整えると、株元から生える新しい葉が良く育ち形がきれいなしっかりとした株になります。
ただ、古い葉や茎は、新しい芽を寒さから守る役目も果たします。そのため、気にならなければそのまま残しておいてかまいません。

水やりの仕方

寒くなってくると土も乾きにくくなるため、水やりも控えめにしましょう。注意したい時期は、葉が完全に落ちた後です。鉢植えの場合は地表に何もないとつい水やりを忘れがちですが、地面の中で植物は生きています。土が完全に乾いていたら朝のうちにたっぷりと水をあげるるようにしましょう。

肥料のやり方

休眠に備えて肥料は徐々に減らしましょう。春の新芽が出る頃に再び肥料をあげ始めます。

日当たり・置き場所

日の良く当たる場所でも日陰でもかまいませんが、凍るような寒い場所に置くのは避けましょう。
耐寒性の弱い植物は、日の当たる暖かいベランダに置いたり、鉢を二重にして保温したり、寒さ対策を忘れずにしてあげてください。

宿根草の冬のお手入れ(耐寒性が弱い場合)

耐寒性の弱い宿根草は、室内で冬越をします。

地植えの植物

耐寒性の弱い植物は、寒くなる前に掘り上げて根鉢が収まる大きさの鉢に植え替え、室内などで管理します。根を切ることになるため、地上部も剪定してバランスを取りましょう。
この時期は葉が茂っていても成長期ではないため、水やりは控えめにしてください。肥料はあげなくてもかまいません。

鉢植えの植物

鉢ごと室内に取り込みます。取り込む際は、鉢裏にナメクジなどの害虫がついていないかよく確認して、鉢もきれいに洗ってから取り込みましょう。
耐寒気温が5℃程度までであれば、玄関など暖房のない場所に置いても大丈夫です。生育に10℃以上必要な観葉植物や暖かい地域原産の植物は、昼間は日の当たる窓辺、夜はあまり寒くならない部屋の中で冬越しさせます。

多年草の冬のお手入れ

例えば、スーパーアリッサム フロスティーナイトは、置き場所が屋外、屋内に関わらず、冬にも花が咲く多年草です。冬にも花が咲く多年草は、最低温度や強い霜が直接あたるのを避ければ、冬越し可能です。

水やりの仕方

葉も茂っているので、土が乾いたらたっぷりと水をあげてください。水やりの時間帯は朝のうちにするようにしましょう。夕方になってから水やりをすると、そのまま土の中の水分が凍ってしまい、植物にダメージを与えてしまいます。

肥料のやり方

花が咲くということは、たくさんの栄養分が必要ということです。冬に花が咲く多年草は、冬でも置き肥のほかに、1~2週間に1回程度液体肥料もあげ続けましょう。

日当たり・置き場所

冬は太陽が低い位置にあるため、置き場所によっては長時間日陰になる場合も多くなります。花がたくさん咲くように、屋外・屋内どちらも、できるだけ日当たりの良い場所に置いてあげましょう。

また、お住まいの地域によっては、その植物が耐えることができる最低温度を下回る可能性があります。耐寒性ゾーンマップを活用して、屋外で冬越し可能か屋内に入れるべきか確認してください。また、屋外の場合は、強い霜が直接あたるのを避けた場所に置くようにしてください。

まとめ

翌年もお花を楽しむために、冬越しにチャレンジしてみてはいかがですか。上手に冬越しすると、さらに大きくなった株からたくさんの花が咲き誇るお花が多くあります。寒い冬の時期から、春が来るのが待ち遠しくなりますね。